JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
patent777に今すぐ質問する
patent777
patent777, 弁理士資格を取得
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 470
経験:  特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
61167350
ここに 特許・商標・著作権 に関する質問を入力してください。
patent777がオンラインで質問受付中

はじめまして。商標について素人の為教えていただけますでしょうか。 今回私は、個人事業主として以下の商品を製作・販売

解決済みの質問:

はじめまして。商標について素人の為教えていただけますでしょうか。
今回私は、個人事業主として以下の商品を製作・販売するために商標の
取得を希望しています。

商標;10Ri
称呼;トーリ
販売品目;手帳(第16類)
     扇子(第20類)
     香り袋(第1類?)

上記商品を商標により販売権を保有したい場合、まずは登録の可否の調査
および、申請費用はどのくらいになるのでしょうか。
素人の為、的外れな質問もあるかもしれませんが教えていただけますでしょうか。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 4 年 前.

 知的財産権を専門とする弁理士です。

 まず、商標権を取得するための手続についてご説明します。

 出願する商標と同一又は類似の商標が存在するか否かについて先行調査をします。調査は主に特許庁が無料で提供するデータベースである電子図書館でおこないます。

 調査の結果、同一・類似の商標が存在しないことが判明したならば、法律で定められている所定の様式の願書及び必要書面を作成し、特許庁へ提出します(商標法(以下「商」とします)5条、6条)。

 出願は、一の商標と区分の異なる複数の商品・役務を一の願書ですることができます。     

 そのため、商標「10Ri」と指定商品「手帳」「扇子」「香り袋」を一出願することができます。

 そして、提出された願書は、特許庁の審査官により、所定の様式で書面が作成されているかといった方式審査を経た後、実体審査が行われます。

 実体審査は願書等が登録要件(商3条、4条等)を満たしているか否かについて行われます。

 要件をすべて満たす場合は登録査定がなされ(商16条)、その後、設定登録料を納付することで商標権の設定登録がされ、商標権が発生します(商18条)。

 一方、登録要件を満たしていない場合は、審査官による拒絶理由通知が出願人に発せられ(商15条~15条の3)、これに対して反論の意見書を提出したり、願書等を補正したりして、拒絶理由を回避できたら、登録査定がなされ、回避できなかった場合は拒絶査定がなされて、不服審判等を請求する場合を除き、商標権を取得することができません。

 このような手続に要する費用は以下の通りです。

 ①出願料として6、000円に一区分につき15、000円を加えた額(商76条2項)。これは出願時に納付します。本事案では6、000円+15、000円×3区分=51、000円となります。

 ②設定登録料として37、600円に区分数を乗じて得た額(商40条1項)。これは原則として登録査定から30日以内に納付します。本事案では37、600円×3区分=112、800円となります。

 ただし、多少割高となりますが、2回に分割して納付することもできます。1回目は登録査定から30日以内に21、900円に区分数を乗じて得た額を納付し、2回目は商標権の存続期間の満了前5年までに21、900円に区分数を乗じて得た額を納付します(商41条の2第1項)。商標権の存続期間は設定登録日から10年です(商19条1項)。

 なお、更新登録制度があり、更新登録の申請により更に10年間の存続期間が得られるので、更新を繰り返すことで半永久的に商標権を保持することができます。更新申請する場合も更新料がかかります。

 ③外国においても商標権を取得する場合には、国際登録出願をすることになるので別途、料金がかかることとなります。

 先行調査、出願手続き、審査官との対応をすべて質問者様ご自身で行われる場合には上記の合計金額のみが必要になります。

 専門家である弁理士に依頼する場合には、弁理士報酬や事務手続きに要する費用が更に加わります。

 日本弁理士会が平成21年にアンケート調査をした弁理士報酬額というものがありますが、それによりますと、1件当たり5~8万円(一商標、一区分)と回答したのが最も多かったようです。

 更に、意見書作成や補正などの審査官への対応が生じた場合は更に数万円は掛かると思われます。

質問者: 返答済み 4 年 前.

以前、出願書類を出した時
商標;10Ri
称呼;トーリ
販売品目;(第16類)


で出したら拒絶されたのですが、先ほど検索したら(第16類)では類似はなかったと思うのですが、何か書類の書き方や拒絶された理由などあるのでしょうか?

専門家:  patent777 返答済み 4 年 前.

 書類の書き方が法律に違反している場合は、特許庁長官名による補正命令がなされ、これに応じなかったり、補正してもなお方式を満たしていない場合は出願が却下されます。

 出願が却下されず、拒絶理由通知が発せられた場合は、その拒絶理由通知に拒絶理由(商15条)が記載されていますので、その拒絶理由が原因で拒絶されているはずです。

 出願した商標が先行登録されている商標と類似する場合とは、商標と指定商品のいずれもが類似する場合であり、この場合は商4条1項11号で拒絶されます。

 商品の類似は区分(類)とは無関係であり、異なる区分の商品同士であっても類似する場合があり、一方、同一区分内の商品であっても非類似となる場合があります。すなわち、商品及び役務の区分は、商品又は役務の類似の範囲を定めるものではありません(商6条3項)。

 また、商品と役務の間でも類似となる場合があります(商2条6項)。そのため、別区分の商品や役務と類似すると判断されて拒絶されたのかもしれません。

 また、先行商標(未登録も含め)と非類似であっても、出所混同を生じるおそれがある場合や不正の目的がある場合も4条1項15号や19号で拒絶されます。

 さらには品質誤認を生じるおそれがある場合や自他商品等識別力のない商標(商3条)なども拒絶されます。

 自他商品等識別力は自己の出願した指定商品との関係で判断されますが(3条)、問題なさそうですので、他の商標との関係か、又は書類の記載不備で拒絶されたのではないかと推察します。

 いずれにしましても拒絶理由が通知されているはずですので、拒絶理由通知の記載を見れば拒絶された理由が判明するはずです。

質問者: 返答済み 4 年 前.

2008年くらいに出して、もう破棄してしまったのですが、問い合わせてわかるものなのでしょうか?


また、仮に10RI(トーリ)でとれなさそうな場合、例えば"10RI design products”のような形に持っていくべきか、それとも"10RIZMU"のような造語の方に持っていった方が安全でしょうか?

専門家:  patent777 返答済み 4 年 前.

 おそらく「極めて簡単でかつありふれた標章のみからなる商標」として商3条1項5号で拒絶された可能性が高そうです。商標「10Ri」は、数字2文字とアルファベット2文字の組み合わせであって、特段の観念も生じさせないようですので、本号に該当する可能性があります。

 なお、ご提案されたいずれの商標であっても自他商品等識別力は問題なさそうです。したがいまして、先行商標との関係で、類似商標が存在せず、出所混同を生じさせないのであれば登録されると思われます。

 造語であれば、先行商標が存在する可能性が低いので、より登録の可能性は高まると思われます。

 いずれにしましても、出願前には先行調査をする必要はあります。

質問者: 返答済み 4 年 前.

なるほど、先行調査とは最低いくらぐらいかかるものなのでしょうか?


正直お金にゆとりはなにのですが。

専門家:  patent777 返答済み 4 年 前.

 ご自分で特許庁の電子図書館を利用して調べる場合は、無料ですが、調査には経験を要しますので調査漏れの可能性は否定できません。

 やはり特許事務所に依頼するのが確実です。

 事務所によって費用は異なります。また、商標が文字のみで構成されるものか、図形等を含むものかによっても異なります。

 本事案のように文字のみからなる商標ですと、一件につき、おおよそ1万、2万というところではないでしょうか?

 通常は、調査費用を含めた出願手続き(出願から登録までの手続き)を依頼するケースが多いです。

 その場合の費用は、先日、ご説明した法定されている費用と弁理士報酬及び交通費やコピー代などの事務費を合計した金額となるはずです。

 なお、出願手続を依頼し、出願前に先行調査をした結果、類似商標が存在するなどのため、出願をしないこととなった場合でも、調査費用と事務費は支払うことになると思われます。

 ちょうど現在、日本弁理士会関東支部にて無料知的財産権相談会を開催しているところです。ご都合がよろしければ、ご相談してみるのもいいかもしれません。

以下に開催日と予約先を記載しておきます。

・2012年11月20日(火)

・2012年12月18日(火)

・2013年1月15日(火)

・2013年2月19日(火)

・2013年3月19日(火)

問い合わせ先

日本弁理士会 関東支部

千代田区霞が関3-4-2

TEL03-3519-2751

FAX03-3581ー7420

なお、日本弁理士会のホームページにアクセスしてみてもよいかもしれません。

専門家:  patent777 返答済み 4 年 前.

 先日、ご説明した出願料につき間違いがありましたので、訂正いたします。

 ①出願料として6、000円に一区分につき15、000円を加えた額(商76条2項)。これは出願時に納付します。本事案では6、000円+15、000円×3区分=51、000円となります。

とご説明しましたが、実際は、

 ①出願料として3、400円に一区分につき8、600円を加えた額。本事案では3、400円+8、600円×3区分=29、200円となります。

が正解です。

 誠に申し訳ありません。

patent777をはじめその他名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中

特許・商標・著作権 についての関連する質問