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satohk555
satohk555, 弁理士
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 20
経験:  2010年弁理士試験合格
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Microsoft officeの、power pointやwordなどの製品ソフトを使用して制作した書籍や、スライ

質問者の質問

Microsoft officeの、power pointやwordなどの製品ソフトを使用して制作した書籍や、スライドの映像を含むCDを販売、配布することは問題ですか?解説する内容はあくまで別の分野の内容であり、ソフトはそのための手段に過ぎません。Microsoftのホームページの注釈を見る限りは、スライドのサンプル集などソフト自体が中心になる内容でなければ問題ないと解釈できそうなのですが、実際どうなのでしょうか?教えてください。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  satohk555 返答済み 5 年 前.

はじめまして。特許事務所勤務の弁理士です。

 

ご質問のポイントは著作権ですね。原則として、貴殿が自ら創作した内容(コンテンツ)であって、マイクロソフト社やその他の他人が創作したもの又はその模倣でなければ、その内容としての解説書(著作物)については貴殿が著作権者になりますので、販売、配布は自由にできます。

 

実際に配布するモノはWORDやPPTのファイルを含めたCDになるのだと思いますが、この場合のWORDファイル、PPTファイル、CDは単にその解説書(著作物)を収容する入れ物に過ぎないので著作権上の問題はありません。

 

うっかりしやすいのはマイクロソフトが製品に添付しているクリップアートやサンプルアートです。お金を払って買った製品に付いてきたものなのだから自由に使えると誤解されやすいのですが、コンテンツ商用配布の場合には大きな落とし穴があります。これらはエンドユーザーが自分で使用することはできますが、商用配布は認められていないので、この点注意が必要です。マイクロソフト社ホームページに次のような注意書きがあります。お手元の(製品に同梱された)使用許諾契約書もご確認ください。

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使用許諾契約書に別途記載がない場合、サンプルアート (Microsoftオペレーティングシステム内の「サンプル」フォルダー内に通例入っているイメージを含む) は、個人的利用に限り使用できます。サンプルアート、またはサンプルイメージを使用してご自身で作成する素材は、いかなる商業目的にても販売、賃貸、配布することはできません。

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http://www.microsoft.com/ja-jp/mscorp/legal/permission/default.aspx#003

 

商用配布予定のコンテンツに写真やスライドなどを含めれる場合には、それらの写真やスライドは、自分で撮影した写真とか、自分で描画したスライドなどに限定することが無難です。ちなみに、WORDやPowerPointの描画機能(オートシェープ機能など)を使ってはじめから(他人が作成したスライドからの変更ではなくという意味です)自分で描画したスライドならセーフと考えられます。もちろん、他人が撮った写真や描画したスライドをその他人から許諾を得て配布することは問題ありません。

 

なお、書籍を執筆されるとなると他 人の著書からその一部を引用することもあろうかと思いますので、ごく簡単に触れておきます。著作権法では他人の著作物を引用することを認めていますが(著作権法第32条)、一定の要件があります。第32条では、①引用対象の著作物が公開されていること②公正な慣行に合致していること(例えば、出展を明示すること)③必要な範囲内で引用すること、が規定されています。また、判例によれば「引用」というためには、①引用部分が本文と明確に区別されること②主従関係(本文が主、引用部分が従)が明確であること、でなければならないと判事されています。

 

以上でお答えになっているでしょうか?不明な点等ございましたら遠慮なくご質問ください。

よろしくお願い申し上げます。

 

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質問者: 返答済み 5 年 前.

折り返しの質問、失礼します。


書籍に関しては大凡理解できましたが、powerpointのスライドショーを載せた動画などの場合も同様でしょうか?書籍とセットで解説用の動画を考えているのですが…

専門家:  satohk555 返答済み 5 年 前.

大丈夫と考えられます。以下その理由を説明します。

 

PowerPointのスライドショー機能は、スライドを自動的に順番に表示する機能であり、その表示のさせ方(スライド番号の選択、フルスクリーン表示、ナレーシ ョンをつける、アニメーションをつける、など)をユーザーがPPTの画面から選択できるので、そこに工夫の余地、すなわち著作物たりうるために必要な創作性を含む余地があります。よって、スライドショーが設定されたPPTファイルの「コンテンツ」は「スライド+スライドの表示方法」が組み合わされたものと考えられます。PPTのスラードショー設定機能・スライドシー表示機能そのものは入れ物の性質・属性に過ぎないと考えてもよいと思います。

 

従い、スライドおよびスライドの表示方法が貴殿の創作によるものであれば、当該PPTファイルの「コンテンツ」は貴殿の創作した著作物といえます。

 

以上でお答えになっていますでしょうか?

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