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yo-shi
yo-shi, 一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 238
経験:  中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
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著作権について気になりました。 私はヒーリングサロンを経営していますが、その中で生徒に渡すテキストとして市販の本で

質問者の質問

著作権について気になりました。
私はヒーリングサロンを経営していますが、その中で生徒に渡すテキストとして市販の本で、そのままでは難しくてとても読めないだろうというものを抜粋して分かりやすくした状態のものを作っていました。
文末に参考図書として本の名前と筆者の名前は入れていますが、これは著作権侵害になりますか?
また、これを生徒のみではなく読みたいと言う人に配る場合、また許容が変わることはありますか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  yo-shi 返答済み 5 年 前.
はじめまして。
結論としまして、そのままでは著作権侵害に当たるおそれがあります。
では、どうすればよいのかも含めて、お答えいたします。

市販の本は、通常、著作物として、著作者(ふつうは本の執筆者)がコピーや翻案(抜粋して編集し直すこと等)する権利を持ちます。
その他の人が同じことを行う場合、著作者に了解を得なければなりません。
(もちろん、了解を得さえすれば、できます)

ただ、執筆者に連絡ををとって許諾を得るというのは大変です。
そこで、「引用」の規定があります。
引用する場合の条件は、一般的には、
・自分の文章と、引用したい本の文章が、明瞭に区別されていること
・自分の文章がメイン、引用したい文章がサブという位置づけになっていること
・出典(執筆者名・タイトル)を、引用したい文章の近くに明示すること
が必要とされています。

つまり、自分の文章があることが大前提で、それを補強する素材として、他の本を利用することができることになっています。

従いまして、対策としては、ご自分でテキストを作られることがよいと思います。
他の本の文章をそのまま写すのではなく、「ご自分の言葉で」、テキストを書き、その中で、「この本にはこのように書かれています」と紹介するのです。
そういうテキストに変えれば、配布も大丈夫です。

でも、自分で書くと言っても、結局他の本を参考にしますね。
それはどうなのか、という疑問も出てきます。
著作権法で保護されるのは、「表現」です。
ここがややこしいのですが、市販の本に書かれている「内容」を使うのは自由なのですが、その「表現」を使ってしまうとアウトなのです。
例えば、料理のレシピ本を見て料理を作る場合、
・レシピどおりに料理を作ること→OK
・レシピをコピーすること→OUT!
・同じ料理を、自分の文章で、別の表現を使ってレシピを書き直すこと→OK
となります。

元の本と質問者様の文章比較して、質問者様の文章を見て、元の本の表現が分かるようなら(コピーと同じで)アウトですが、分からないくらいにオリジナルの文章で書き直されていれば、OKです。
(元の本の表現と言っても、誰が書いても同じ表現にならざるをえないようなものは、使ってもOKです。誰がどこで何をした、という事実の報道等)

具体例がなくてわかりにくく、申し訳ありませんが、質問者様がご自分の文章で書かれれば、たいていの場合は問題が解決します。
ご検討くださいませ。


※出典は明示されているようですが、できれば巻末ではなくて、引用部分のすぐ近くに入れてください。

※現在のように市販の本を編集して配布する場合でも、家庭内もしくはこれに準じる範囲で配布するのならば、「私的使用のための複製」として認められることもありますが、これは家族やごく少数の友人が想定されています。サロンの生徒さんやその他の人に配布する場合は含まれません。

以上、お答えいたします。
ご不明な点は、またお問い合わせくださいませ。

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主に校正を仕事としてきたため、書籍の著作権問題には特に精通しています。「著作権は怖いモノ」という意識が少しでも軽くなるお手伝いができれば、と思います。
yo-shiをはじめその他名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中
専門家:  yo-shi 返答済み 5 年 前.
プラス評価を頂きまして、ありがとうございました。またお困りのことがございましたら、ご相談くださいませ。

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