JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
shonansolicitorに今すぐ質問する
shonansolicitor
shonansolicitor, 行政書士
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 435
経験:  文化庁名簿提出著作権相談員。中央大学法学部卒。
62133260
ここに 特許・商標・著作権 に関する質問を入力してください。
shonansolicitorがオンラインで質問受付中

アメリカ人に日本で15年位前に出版された金融分野の書物の英訳を頼まれました。そのアメリカ人はこの書物に興味があり、こ

質問者の質問

アメリカ人に日本で15年位前に出版された 金融分野の書物の英訳を頼まれました。そのアメリカ人はこの書物に興味があり、これを基礎資料の一つとして研究し、いずれその分野の本をアメリカで出版することを計画しているようですが、私が提供する原著の翻訳そのものを他人に転売したり、出版したり、公開することはありません。ただし、彼の将来の本の中で多少の引用はするかもしれません。彼は翻訳の対価としていくらかの金銭的あるいは非金銭的な報酬(彼の金融知識の伝授等)をお礼に差し上げたいと言っています。彼とは私の翻訳そのものの著作権の譲渡については特に話をしていません。私としては単に翻訳サービスを提供するのか翻訳著作権も含めて提供するのかについては現段階ではどちらでも良いと思っています。さて質問ですが、(1)私としては原著の日本の出版社あるいは著者に承諾を求めることは考えていませんが、実際その必要はあるのでしょうか?この本には「本書の内容の全部または一部を無断で複写(コピー)することは法律で認められた場合以外は著作者および出版社の権利侵害になります」との記述以外のものはありません。(2)もし承諾の必要があった場合、無断で翻訳を提供したら何か法律の問題は生じますか?(3)また、承諾が必要であった場合でも、報酬をもらわない、あるいは非金銭的な報酬の場合は法律の問題は生じませんか?以上よろしくお願いいたします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  shonansolicitor 返答済み 5 年 前.

はじめまして。質問を投稿頂きまして有難うございます。早速ですが、下記の通り回答させて頂きます。

 

翻訳権は、著作権法第27条に規定されている著作財産権です。第27条では「著作者は、その著作物を翻訳し、編曲し、若しくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案する権利を専有する」と規定してます。これは反対解釈すれば、著作者の許諾なしにこれらの行為を行なうことは、著作権侵害であり、著作権法違反になります。無論、同法には罰則規定もあります。翻訳するには、著作者の承諾を得る必要があります。

質問者: 返答済み 5 年 前.
1)著作権法の罰則規定とは刑法上の罰則でしょうか?
(2)翻訳サービス会社が多数ありますが、日本の文献を外国語に訳す場合(あるいはその逆の場合も)、翻訳会社あるいは依頼者がその文献の出版社や著者に承諾を求める例はあまりないようです。翻訳会社の契約形態についてはこのリンクを御覧ください。私のと同じような質問が載せられています。http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4541079.html
(3)大学の先生が研究のために海外の書籍を学生に訳させるということはよくあり、時にはアルバイトのように実際お金を払っていることもあります(この場合には外国の著作権法の問題になるのでしょうが)。また企業内でも海外の書籍その他の文献をビジネスのために若手の社員が分担して和訳を作ったりすることもよくありますし、日本の外資では逆に日本のことがわからない外人社員のために日本の書籍その他の文献を外国語訳にすることもよくありますが、日本の出版社や著者に承諾を求めた という話を聞いたことはありません。(4)要するに翻訳による著作権の侵害といっても、その用途がひとつの要件になっているのではないでしょうか。日本で勉強している外国人の学生が自分の勉強のために日本の専門書を訳す、あるいは外国人学生のグループが1章ずつ分担して日本の専門書を外国語に訳すといった行為はどう考えても著作権法違反とはならないと思いますがいかがでしょうか?もしそうなら目的が私的な勉強なのかあるいは出版・公開がなくとも何らかの営利行為につながっていくのかによって区別があると思うのですがどうでしょうか?ここら辺のところを踏まえて再度ご説明いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
専門家:  shonansolicitor 返答済み 5 年 前.

法律問題は事例が異なれば、勿論結論が異なります。安価な費用で次々と当初の設例と異なる質問にお答えすることは致しませんが。以下のことを、いきがかり上ご教授申しあげます。

 

翻訳権の保護期間  我が国はかつては、著作物が最初に発行された年から10年以内に翻訳物が発行されなかった場合翻訳権が消滅し自由に翻訳することができる制度(翻訳権不行使による10年消滅制度といいます)を適用することを、ベルヌ条約上宣言していました。しかし、現行法制度制定当時(昭和46年)に同宣言を撤回したことから、現行著作権法施行前に発行された著作物についてのみ、翻訳権不行使による10年消滅制度が適用されるのみです。

 

なお、著作権法違反の罰則規定は、著作権法上に詳細に規定されております。

質問者: 返答済み 5 年 前.
再投稿:回答の質.

特許・商標・著作権 についての関連する質問