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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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著作権について質問です。 海外のニュースサイト(配信元)の記事を和訳して私達のサイト上で国内に配信するために、

解決済みの質問:

著作権について質問です。

海外のニュースサイト(配信元)の記事を和訳して私達のサイト上で国内に配信するために、配信元と調整をしています。
制限として、コンテンツの利用は私達のサイト上での利用に限る(B2B等で他のサイトへ提供するのは別途契約が必要になる)というのがあ ります。
翻訳の許可も有償で得ているのですが、この制限は翻訳したコンテンツに対しても有効なものでしょうか?
一般的に翻訳したコンテンツは翻訳者(つまり私達のサイト)が著作権を持つものだと認識していますが、原文に制限がかかっている場合の解釈がわかりません。

よろしくお願い致します。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 5 年 前.

著作物の翻訳との関係で申しますと、海外のニュース記事は原著作物(著作権法(以下「著」といいます)2条1項1号)となります。

 

その原著作物を翻訳して作製した著作物は二次的著作物(著2条1項11号)となります。

 

原著作物の著作者(配信元)はその原著作物である海外のニュース記事についての著作者人格権(著18条~20条)及び著作権(著21条~28条)を有していることとなります。

 

そのため原著作物を翻訳するには、原著作物の著作者から著作権の中の翻訳権(27)についての許諾が必要となります。

 

また、翻訳した二次的著作物の著作者人格権と著作権は翻訳者であるご質問者様が有することとなりますが、その二次的著作物を利用する場合には、原著作者から許諾を受ける必要があります。

 

著作権法11条には、「二次的著作物に対するこの法律による保護は、その原著作物の著作者の権利に影響を及ぼさない。」と規定されています。

 

さらに、著作権法28条には、「二次的著作物の原著作物の著作者は、当該二次的著作物の利用に関し、この款に規定する権利で当該二次的著作物の著作者が有するものと同一の種

類の権利を専有する。」と規定されています。

 

これらの条文の趣旨は、翻訳した二次的著作物の著作者人格権及び著作権は翻訳者にあるのですが、その二次的著作物を複製したり、公衆送信したりといった利用をする場合には、例え、二次的著作物の著作者といえども原著作物の著作者の許諾を得なければならないということです。

 

したがいまして、本事案のように翻訳したコンテンツの利用については、配信元の許諾を得ておく必要があります。

 

具体的には、海外ニュースサイトの記事(原著作物)の翻訳につき、翻訳権(著27条)の、翻訳した二次的著作物のサイト上での利用につき公衆送信権(23条、28条)の利用許諾を受ける必要があります。

 

なお、二次的著作物の著作権は翻訳者(ご質問者様)が有していますので、原著作者がその二次的著作物を利用する場合には、翻訳者の許諾が必要となります。

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