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AE
AE, 行政書士
カテゴリ: 相続・遺言
満足したユーザー: 748
経験:  民事法務専門
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伯母の遺言についてお尋ねします。 去年、伯母が亡くなり自筆遺言書を私が預かっていたので先日遺言の検認を済ませました

解決済みの質問:

伯母の遺言についてお尋ねします。
去年、伯母が亡くなり自筆遺言書を私が預かっていたので先日遺言の検認を済ませました。
遺言が開示され、相続人(代襲相続人のみです)はそれぞれコピーを持ち帰りました。
後日、他の相続人の弁護士より遺言に記載されている<託す>は有効とはいえないとの書面が
届きました。
遺言書には< 総ての所有物をM子(私)に託す>と記されています。
6年前から伯母の身の回りの世話、お金の管理をまかされておりました。又、お墓の件も私の
家のお墓に入りたいとの事で希望通り納骨も済ませました。
総ての事を含めて<託す>と記したと解釈していたのですが、法律的にはどのような判断とな
るのでしょうか? ご回答をよろしくお願い致します。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 相続・遺言
専門家:  AE 返答済み 4 年 前.

「託す」とは任せるという意味ですし、生前に身の回りのお世話やお金の管理を任されていたということですから、伯母の意思としては全ての財産をあなたに相続させるという趣旨で遺言書を作成されたのだと思います。

 

ただし遺言書の文言として「託す」というのは少し不明確であり、相続させるという意味以外に解釈する余地があるため、相続人の代理人弁護士はその部分を攻撃してきている訳ですね。
相手は弁護士を立てている以上、あなたが伯母の全財産を相続するという意味だと主張すれば訴えを起こして争ってきます。

したがってあなたがとるべき対応は弁護士を立てて自分が全てを相続する権利があることを主張して争うか、あるいはある程度相手の言い分を飲んででも穏便に話し合いでまとめるかです。

 

裁判で争う場合、遺言書の「託す」という文言がどのような意思で書かれたのかは形式的に文言のみで決まるわけではなく、遺言書のそのほかの記載や遺言書作成時の事情を総合的に考慮して裁判官が判断します。
最初に書いたとおり、お書きになっている事情からはあなたの主張の方が説得力があると私は感じますが、最終的な判断は裁判官次第です。

 

以上、参考になりましたら幸いです。
下記の署名欄をよく読み、ルールを守ってご利用いただきますようお願いします。

質問者: 返答済み 4 年 前.

迅速なご返信ありがとうございます。大変参考になりました。先生のおっしゃっている、(相続させるという意味以外に解釈)とは具体的にどのような事にあたりますか? 又、同じような内容の裁判の判例などはありますでしょうか?事を進めるにあたり詳細を知りたいとおもいますので、重ねてよろしくお願い致します。

専門家:  AE 返答済み 4 年 前.

「託す」という文言ではないのですが、「財産は全部まかせます」という文言の遺言書について争った裁判例があります。(東京高判昭和61年6月18日)

 

この事件では、親族ではなく交際していた女性に対して「まかせる」という遺言だったのですが、この女性はとぎどき身辺の世話をしていた程度であり、相続人として一人娘がいるという事情で、裁判所はこの女性に全財産を与えるという故人の遺志は認められないものと判断して「まかせる」とは相続の処理全般を任せるという意味であり、遺産を与えるという意味ではないという結論になりました。

この裁判例を見ると、「託す」という文言も同様に相続の処理を託しただけだ、という主張ができなくもないですよね。

 

ただし先ほども書いたとおり形式的に文言で決まるわけではないので、この「まかせる」という文言であってもこの女性が亡くなるまでの全ての面倒をみたり、相続人である一人娘がまったくの音信不通で交流がまったく無かった、といった事情であれば結論は正反対のものになったかもしれないのです。

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