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kanekiyo
kanekiyo, 司法書士
カテゴリ: 相続・遺言
満足したユーザー: 481
経験:  大手司法書士事務所での勤務を経て独立。現在は司法書士事務所を経営。
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私は嫁で、夫は健在です。 お聞きして、知識として持っておきたいのですが、 30年前に亡くなった義父の遺産を相続し

解決済みの質問:

私は嫁で、夫は健在です。
お聞きして、知識として持っておきたいのですが、
30年前 に亡くなった義父の遺産を相続したいとして動き出している人がいるのですが、法的に可能なのでしょうか?権利は生きているのでしょうか?
こちらは田舎で田んぼと住宅、納屋を持っています。
おおよその家庭では、その家の後を取る者が相続し、特別な相続手続きせずに受け継いでいるところです。
それが我が家でもこれまでの慣例でした。
ところが先日、義母がなくなり、それをきっかけに思い出したように、義父の名前になっている財産はないのかと言ってきたようです。当時は田んぼも義父名義だったと思うのですが、今、税金の請求書には夫で、田んぼは( )内の氏名はなく、自宅の分だけ( )内に義父、夫他様が書かれています。
田んぼは20年経つと作っている人に権利があると聞いたことがあるのですが、自宅の場合はどうなのでしょう?
お聞きすることがまとまらない感じで、理解が難しいかも知れなく大変申し訳ありませんがよろしくお願いします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 相続・遺言
専門家:  kanekiyo 返答済み 4 年 前.

こんにちは。司法書士のkanekiyoと申します。質問をご投稿頂き、誠に有難うございます。
ご質問への回答は以下の通りとなります。分かりやすい回答を心がけてはおりますが、ご不明点等ございましたら、お気軽にご返信下さい。

 

相続手続きに関しては、期間の定め等ございませんので、いつでも遺産分割手続き可能です。

 

ですので、30年登記手続きなどしていない場合でも現在の相続人の皆さんが合意できるのであれば、不動産を親族のだれが持つか決めたり、それに対して他の相続人が金銭で代償を受けたりと話し合いで決めることができます。

 

20年間というのは時効取得のお話しかと存じますが、これは元々その土地を自分の所有物(実際には他人のもの)と信じていた方が、20年間その土地を占有(使用)することで成立するものでして、今回のような相続のケースではあてはまりません。

※親族が親の土地、建物を使用していても時効は成立しません。

 

遺産である不動産を他の相続人の方が取得したいというのであれば、ご主人は法律上、自己の持分を主張して反対することもできますし、持ち分を譲るかわりに価格で代償することを求めることもできます。

 

実際に対価を求めるか否かは、ご親族の皆さんでお話し合いになられてお決めになられれなよろしいかと存じます。

質問者: 返答済み 4 年 前.
おはようございます。
ご回答ありがとうございます。

まったく、この道の事は無恥なため、自分が質問したいことやお答え頂いた事を理解するのにも簡単でなく申し訳ありませんが、もう一度確認させて頂きたくよろしくお願いします。

1,遺産相続の権利は何十年経っても生きていると言うことで、その何十年(我が家は30年ですが)後でも行うことが可能だと言う事なのでしょうか?

2,その場合の相続の対象とされるもの(土地、家屋)の価格はいつの時点のものなのでしょうか?

3,相続の対象とされるのは当然、その被相続人名義のものだけと思いますが、その名義というのは何十年経ってもそのまま被相続人のものになっているのでしょうか?

じつのところ、どれが被相続人の名前になっていたものか、すでに主人の名前になっていたのかわからないところ、これを調べるとなるとどこに行けばわかるのでしょうか?

4,この30年間にかかった費用や家については改築もしていることでもあり、それについてはどんな計算をして正当とされる価格に現れるのでしょうか?

5,ご存じの通り、田んぼは放置しておけば米はとれませんし、それを維持する為に農機具や土壌改良などに会社などで働いて得たお金をつぎ込んで何とか維持して来たというのが実際です。
米の価格が生活を潤すなど全く無く、朝から晩まで働いて何とか維持して来た経緯もあります。
実際に分けるとなると、その辺りの金額はどんな感じになっていくものでしょうか?

家を含め、税金や田んぼにかかる土地改良賦課金なども結構な金額でしたが、全て一度も滞ることなく、払い続けて来ました。

遺産相続を改めて行うにしても、いつの時点の評価額になるのか?
それから30年分のかかった多大な費用は、使っていたということでプラスマイナスで計算の対象外になるということでしょうか?

そのあたりをもう少し教えて下さい。
質問者: 返答済み 4 年 前.
お返事頂いてからご報告し、それについて再度お聞きしようと思っていたのですが、お返事の到着がいささか遅れているようですので、こちらにそれを書かせて頂きました。

まず、その義父が亡くなった30年前の司法書士さんの作成で、「相続関係証明書類綴」が出て来ました。
それによりますと、相続人である夫以外の者の「死亡による相続については相続する相続分の存しないことを証明します」と書かれてある自筆署名と捺印、及び印鑑証明書一式が出てきまして、この書類で今回お問い合わせ頂いた件は決着しているのではないかと思うところです。

そう思っているところですが、もしや、これを書いた覚えがないなどと言われて再度相続を検討するということはないものでしょうか?

そういうことも新たに心配しているところです。
専門家:  kanekiyo 返答済み 4 年 前.

ご返信ありがとうございます。ご回答が遅くなり大変失礼いたしました。

 

1.何十年後でも遺産分割が終わっていないのなら、その話し合いをすることは可能です。

 

2.遺産の価格は相続開始時(義父が亡くなった30年前)の価値で算定します。

 

3.現在の登記簿謄本を確認しないと確実なことは言えませんが、相続人の皆さんが登記に関与していないのであれば、ほぼ間違いなく被相続人名義のままかと存じます。

※お近くの法務局で登記簿謄本を取得してご確認されたほうがよろしいかと存じます。

なお、被相続人名義の不動産については、市区町村役場で名寄帳という書類を取れば判明します。相続人(ご主人)であれば取得できますので、こちらも合わせてご確認されたほうがよろしいかと存じます。

 

4.現時点で遺産(不動産)は、相続人皆さんの共有という状態になっておろうかと存じます。

ですので、それを相続人の一人が維持・管理(保存行為といいます)されているのであれば、各自の持分に応じてその費用を他の相続人に請求することは可能です。

ただし、相手が任意に支払わず争いになった場合は、その証拠(費用の明細や領収書等)

を示す必要があろうかと存じます。

 

5.上記4と同様になります。

 

最後に追加質問分ですが、その書類があるということは少なくとも、その書面に書いてある遺産については遺産分割が終わっているということですので、それをもって登記申請し、不動産の名義を御主人にすることは可能かと存じます。

 

※実際の手続きは法務局でお尋ねになりながらご本人で行うか、お近くの司法書士にご依頼されるとよろしいかと存じます。

なお、当サイトでは個別に専門家を紹介することが禁じられておりますので、その旨ご了承ください。

 

遺産分割協議自体は、相続人皆さんの合意があればやり直すことは可能です。ただし、当然のことながら応じる義務などございません。

また、仮に相手方が争ってきた(例えば、遺産分割の調停や審判等、法的処置を求めてくる)場合でも、既に協議が整っていることを証明する書類があるのであれば、相手方の主張は通らないかと存じますので、ご安心ください。

 

kanekiyo, 司法書士
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