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kanekiyo
kanekiyo, 司法書士
カテゴリ: 相続・遺言
満足したユーザー: 481
経験:  大手司法書士事務所での勤務を経て独立。現在は司法書士事務所を経営。
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先日主人が亡くなり、証券会社の口座相続の手続きをしています。未成年の子供がいたのですが、主人が亡くなる前に亡くなって

解決済みの質問:

先日主人が亡くなり、証券会社の口座相続の手続きをしています。未成年の子供がいたのですが、主人が亡くなる前に亡くなっています。他に子供がおらず(勿論孫もおりません)、主人の母親は健在です。こういった場合、私(配偶者)のみ全額相続出来るものなのでしょうか?それとも、子が居たけれども既に被相続人より前に亡くなっているということで、義母も法定相続人としての権利が発生し要求出来てしまうものなのでしょうか?証券会社によって は、私のみ相続出来るという回答を得ています。

また、義母も法定相続人としての権利が発生する場合であっても、義母の承諾を得れば私が代表相続人として全額取得出来ると思います。そういった場合、証券会社指定の用紙に私を代表相続人として承諾し署名・捺印すれば問題ないかとは思うのですが、万が一権利を主張した場合、これを覆す事が出来る法的根拠や法的手法は無いものなのでしょうか?(素直に3分の1を渡さないとならないのでしょうか?)
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 相続・遺言
専門家:  kanekiyo 返答済み 5 年 前.

こんにちは。司法書士のkanekiyoと申します。質問をご投稿頂き、誠に有難うございます。
ご質問への回答は以下の通りとなります。分かりやすい回答を心がけてはおりますが、ご不明点等ございましたら、お気軽にご返信下さい。

遺言書がなかったのであれば、ご質問のとおり、ご主人の遺産はご質問者様とご主人のお母様がそれぞれ3分の2と3分の1ずつ相続されている状況かと存じます。

こういった場合、ご主人のお母様と、遺産分割の協議をされることをお勧めいたします。

協議さえ整えば、自由に遺産を分割できますので、たとえば質問者様が証券を相続し、その代わりに預金などあればそれは義母が相続するなどお話合いによりきめることができます

基本的にそれぞれの相続分相当で取得する遺産の処遇を決めることになろうかと存じますが、もし義母がそれでよいというのであれば全てご質問者様が相続することも可能です(あくまで相手が何もいらないといった場合です。残念ですが、相手が自己の相続分3分の1を主張している場合、これを排除する手段はありません・・・)。

また、財産が証券しかないのであれば、ご質問者様が証券を取得する代わりに、義母には現金で補てんするなども可能です。

もし、話し合いが難しいのであれば、家庭裁判所で調停という制度を利用することも検討すべきかと存じます。調停とは、家庭裁判所に間に入ってもらったうえで遺産の分割方法について話し合いをすることです。また、どうしても話し合いがつかないのであれば、裁判所に分割方法を決めてもらこともできます(これは審判といいます)。

まずは一度、お話合いをしてみて折り合いそうになければ、家庭裁判所に調停などのお問合せをされてみては如何かと存じます。

質問者: 返答済み 5 年 前.

早速のご回答、誠にありがとうございます。

 

遺産協議は行っておらず、相続手続きが必要なものは2社の証券会社に保有する株式のみです。そもそも義母に権利が 発生するとは義母は思いもよらないことだと思っていることと思います。私も初めて今回知り得たことで、驚いています。元々夫婦の資産形成に全く何も貢献もしていないのに、母であったというだけで夫婦2人で築いてきた資産を譲渡しないといけない理由も根拠も納得できないという理由で、下記の最終手段を講じたとしても、結局義母の権利が法的に守られているのであれば、いくら調停を繰り返しても、裁判所は法的根拠を覆すことなく義母の3分の1の権利を絶対と判断するのではないでしょうか??

 

 

>もし、話し合いが難しいのであれば、家庭裁判所で調停という制度を利用することも検討すべきかと存じます。調停とは、家庭裁判所に間に入ってもらったうえで遺産の分割方法について話し合いをすることです。また、どうしても話し合いがつかないのであれば、裁判所に分割方法を決めてもらこともできます(これは審判といいます)。

専門家:  kanekiyo 返答済み 5 年 前.

ご返答有難うございます。

おっしゃるとおり、調停をしてもご主人のお母様の持ち分を失わせることはできません。

調停等の利用をご案内したのは、最終的に遺産分割がまとまらなければ、ご質問者様が株式を引き継ぐことができないのでご案内した次第です。

証券会社にもよろうかと思いますが、一般的に遺産分割協議書を提出しなければ、証券会社は株式引き継ぎの手続きをしてくれないかと存じます(証券会社も後々争いに巻き込まれたくないので、提出を求めてくるのが一般的です)。

他に現金などの対価を支払うことも検討の余地はなく、遺産を全てご質問者様が相続したいのであれば、難しいかと思いますが粘り強くご主人のお母様をご説得する以外に方法はないかと存じます。

kanekiyo, 司法書士
カテゴリ: 相続・遺言
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