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bengoshimailme, 弁護士,税理士
カテゴリ: その他
満足したユーザー: 818
経験:  弁護士,税理士
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子供の公立小学校が再来年小中一貫になりますが、一体型と分離型のあわせたもののようで全国に先例はないようです。 具

解決済みの質問:

子供の公立小学校が再来年小中一貫になりますが、一体型と分離型のあわせたもののようで全国に先例はないようです。
具体的には小学校A,B,Cに対して中学校一つという現状を、Aを中学校の敷地内に移転新築し一体型の小中一貫教育を行います。B・Cは既存の校舎のままで分離型の小中一貫教育を行うというもの です。

教育基本法第4条(教育の機会均等)を鑑みますと、同じ中学校区のなかにおいて一体型・分離型を併用することは3小学校の生徒に関して学校環境が平等でないので公立校の教育としてはありえない形の一貫教育と考えます。そのため、全国の一貫教育校のすべてが一体型・分離型のいずれかの形を選択されていると理解しています。

公立小中学校においてこの形の一貫教育が認められる可能性について教えてください。
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: その他
専門家:  bengoshimailme 返答済み 6 年 前.
弁護士です.
こんにちは.

小中一貫とい うのは初めて知りました.ご質問に少しわからない部分がありますので,まず一点尋ねさせて下さい.
ご質問にある3つの小学校と中学校に関して,
A小学校というひとつの小学校だけが,中学校の敷地内に新築された校舎に移転し,それを「一体型」と呼び,
B,C小学校については中学とは敷地が別で,B,C小学校を卒業すると,この中学(A小学校と中学校の合体した学校)に入学することになっ て,これを「分離型」と呼んでいて,
ひとつの中学校に,いわば内部進学する生徒と,外部から入学する生徒が出現することになる.
それが平等とはいえず,それゆえ憲法や教育関連法の理念に鑑み,義務教育の公立校として許されない,というご意見でしょうか?

(長くなってしまいましたが,お尋ねしたいのは,一体型,分離型の意味です.一校にそれが混在することが問題だとお考えなのは分かります)

一体型・分離型の意味は上記解釈で正しいとして,ご質問の学校の形が法解釈上許されるか,という問題に対する意見を書きます.
結論として,法解釈上,なんら問題ないのではないか,と考えます.

教育を受ける権利,義務教育,教育の機会均等を要求する現行憲法,現行法からは,
義務教育のレベルと指導内容の,日本国内における均一性を手段として求めていることが導かれますが,
同一地区内の生徒間で,通う学校が場所的にも同一条件でなければならないことまでは要求していないと思います.
校舎や環境が異なったからといって,教育レベルや指導内容が異なることにはならないですし.

この問題は,いってみれば小学校や中学校の統廃合の場合と変わらない面があります.また,過疎地域において事実上,学年やクラスが混在しているところがある場合とも重なるでしょう.また,これを違憲・違法とすれば,北海道で一体型の学校に通っていた生徒が,9年間の間に,九州にある分離型の学校に転校することが,おかしな事態となりますし,そもそも全国に,いや一地域に,分離型と一体型の学校があること自体がおかしいということにもなり,各学校につき一体型・分離型を市町村が選択できること自体おかしいでしょうし,そのような2つの形態があること自体が平等権や教育の機会均等に反するといわなくてはいけなくなると思います.
分離型・一体型という2つの形態を認めたということは,この両者において,教育レベルや指導内容に差異はなく,教育内容に影響を及ぼすような学校環境の差異はないと考えられた結果なのだろうと思います.
質問者: 返答済み 6 年 前.

ご回答ありがとうございます。

ます、小中一貫は現在特例措置のような形で全国で進めれらていると理解しています。

一体型とは小学校と中学校を同じ敷地内に併設し、接続して小中一貫教育を行うものです。
全国では現在一つの中学校と一つの小学校の型のみで実施されています。一体型は校舎がつながり、物理的に一体化したうえで、分離型と同様に連携して教育を行います。
この場合、私が考えるような問題があるからかどうかわかりませんが、一つの小学校は一体型一貫教育に至るまでにそもそも中学校区に1校しかなかったか、もしくは複数あったとしても小学校を先に総合して、小学校1・中学校1の型にしているようです。
その効果として、小学校6年+中学校3年をたとえば4年・2年・3年などの分け方による区分も実施されていたり、職員室は小中一緒だとかその他にもかなり密接した関係になります。


分離型とは中学校とその地域の小学校が連携して取り組む事例が多く、小学校の教師が中学校の授業を受け持ったり、中学校の教師が小学校の授業に参加し、小学校の教育内容の理解を深めたりする。また、小中学校が合同で行事を行ったりすることで児童生徒同士が交流を深めている。
全国では現在一つの中学校と一つまたは複数の小学校の型で実施されていますが、一体型と異なり、敷地が隣接していたとしても校舎自体には物理的つながりはありません。

上記のような仕組みになっていますが、現在のところ、私のところのように上記を併用したものは全国では実施されておりません。

一体型のほうが、分離型よりも密に一貫教育が行われることについては伝わったでしょうか?

私が問題としているのは、一体型のほうがはるかに中学校とのつながりがあり、一体型の生徒のほうが有利になるか不利になるかわかりませんが、明らかに環境が異なるようなことが教育の機会均等という考え方から許されるのかどうかです。

私自身も、私立の中高一貫で高校からの外部進学でしたので、内部進学生との違和感が生じることを経験しており、そこに危機感を感じております。私立でしたらなんら問題ないのですし、転校などの場合で矛盾が生じるのはわかるのですがそもそも不平等な環境が想定されているような状況です。

極論ですが、中学校までたとえばA小の生徒は距離にかかわらず自転車通学は可、B・C小は距離にかかわらず自転車通学は不可と言っていることと同じように感じるのです。

宜しくお願い致します。

専門家:  bengoshimailme 返答済み 6 年 前.
よくわかります.

しかしながら,その環境の相違が,法的に許される限度を超えているか,というと
超えていないと思うのです.
なぜなら,法が学校教育において要求する均一性や平 等に,内部進学者と外部進学者の違和感のようなものがないことまでは含まれないと考えられるからです.
実際,小学校と同じ敷地にある幼稚園で,その卒園者は全員敷地内の小学校に進学し,それ以外の幼稚園出身者もその小学校に進学するケースがありますが,状況的には内部進学者,外部進学者と同様です.
また,中学校の大部分の生徒がひとつの小学校の卒業生で占められ,学区の関係で,ほんの一握りだけ別の小学校の卒業生が進学する公立中学というのがあり,これも大部分の生徒にとっては内部進学や持ち上がり状態ですが,一握りの生徒にとっては持ち上がりではあるけれど外部進学状態になっていたりします.ご質問の例との違いは,教員の相互交流の密度くらいでしょう.小学校と中学とでは教員免許も違うので,小学校の時にすでに中学で教わるはずの教員に教わったことがあるなどという事態は起こらないでしょうから,一体型のA小の子たちと,分離型前提で来ているB,C小の子たちとの間に不均衡は生じないと思います.ここで生じるかも知れない違和感や差異は,法で保護されるほどの利益とはいえないと考えられるのです.


転校などの場合に,不平等な環境がそもそも想定されているとはいえないと思いますよ.それを「不平等な環境」とはいわないと思います.
やむを得ない事情で転校した場合に生じる,進度のズレとか生徒間での親密度などは,法的な平等の内容ではないということです.教育の場面における法的な平等とは,義務教育を受けることができる条件に差異がないこと,日本人の間で,教わるレベルに違いがないこと,児童・生徒が不当な差別的扱いを受けないことなのですから.


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