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fplawyer, 弁護士・1級FP技能士・CFP
カテゴリ: 戸籍・離婚・家族親子関係
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経験:  弁護士・1級ファイナンシャルプランニング技能士・CFP
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結婚三年子供が1歳4か月です夫婦間の会話もなく夫は子供とも一切関わってくれません毎日子供と二人の生活が大半でストレス

質問者の質問

結婚三年子供が1歳4か月です夫婦間の会話もなく夫は子供とも一切関わってくれません毎日子供と二人の生活が大半でストレスと淋しさでで精神的にも限界で離婚を考えています慰謝料は取れますか❓取れるならいくらぐらいが一般的ですか❓
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 戸籍・離婚・家族親子関係
専門家:  fplawyer 返答済み 1 年 前.
弁護士です。
お答えいたしますのでよろしくお願いいたします。
1 合意による場合は自由
離婚の際に,夫婦の一方(例えば夫)が他方(妻)に慰謝料等の名目で一定の金銭を給付することは良くあります。
夫婦が話あいでこのように金銭を支払うことを合意するのは自由です。
2 合意できない場合
しかし,相手方が支払わないといっている場合に強制的に支払わせるには裁判所の手続を利用しなければなりません。
そこで,どのような場合に慰謝料が認められるのかが問題となります。
なお、慰謝料とは、精神的損害に対する損害賠償のことです。
精神的損害に対する損害賠償の根拠は、民法709条と710条の不法行為の規定です。
3 裁判で認めてもらうための要件
損害賠償というのは,加害者が民事上違法な行為によって被害者に被害を発生させた場合にその被害を補填するものです。
ですから,損害賠償である慰謝料が認められるには,離婚について加害者・被害者の関係が認められること,支払いを求めている側が被害者といえ,支払を求められている側に離婚について違法性がなければなりません。
要するに,支払を求められている側に離婚について「もっぱら」責任があり、それが違法であると認められる必要があるのです。
そこで,請求する側に離婚の責任がある場合はもちろん,離婚の原因を突き詰めていった結果,夫婦ともに責任がある,といえる場合にも裁判所は慰謝料を認めてくれません。
4 慰謝料裁判の実際,慰謝料認容のハードルが高いです。
このように,離婚について一方に,もっぱら責任がなければ慰謝料は認められません。
しかし,夫婦関係というのは非常に繊細かつ,微妙なものでして,どちらかが一方的に悪いと断言できる場合というのは,少ないのです。
第三者(裁判所)からみて,よくよく考えてみると,話あいが足りなかったとか,我慢が足りないとか,もう少し理解し合えたんじゃないのと,いえるようなことは多いのです。
離婚について夫婦の一方に一方的に責任があるとはいえない場合が多いのです。
慰謝料が認められるのは,愛人がいるとか,浮気しているとか,生活が維持できないほど浪費するとか,暴力を継続してふるうとか,長期間働く気がみえず生活破綻者であるとか,社会一般からみてこれは悪いよ,といえる場合なのです(なお,「オレが浮気したのは妻が冷たいからだ」,というのは開き直りで通用しません。浮気した方が悪い。)。
そして,この違法性を証拠によって立証しなければなりません。
例えば,「最近冷たい,愛人がいそうだ」というだけでは駄目で,証拠上愛人がいることが立証できないといけません。
ですから,実際裁判で慰謝料が認められることは多くありません(請求する人は多いですが)。
5 本件
会話もなく、子どもとも一切関わってくれないとのことですね。
常識的には、夫として、仮定に対する関わり方が足りないと思われますが、法的に、賠償請求が認められるほど、悪いとはいえないと考えます。
会話をしない、子どもと関わらないというのは性格などにもよる可能性が高く、法は、人に一定の「こうあるべき」という性格などを強制することも命じることもできませんから、そのような性格が離婚の原因として悪いと評価することはできないのです。
たとえば、あなたとを精神的に追い込むこと自体を目的に、会話をしない、あなたを追い込んで離婚しよう当目的がある、などの特段の事情があれば、それは違法なものといえますが、
本件ではそのような特段の事情が窺えませんし、立証もかなり難しいものと推測いたします。
以上から、慰謝料請求は困難と考えます。
ご検討下さい。
(参考条文)民法
(不法行為による損害賠償)
第709条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
(財産以外の損害の賠償)
第710条 他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。

JustAnswer メディア掲載:

 
 
 
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