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fplawyer, 弁護士・1級FP技能士・CFP
カテゴリ: 戸籍・離婚・家族親子関係
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私の両親は、夫婦養子として母の実父の後妻の戸籍に入りました。母の実父と後妻は正式な婚姻関係ではなかったのでそういう形

質問者の質問

私の両親は、夫婦養子として母の実父の後妻の戸籍に入りました。母の実父と後妻は正式な婚姻関係ではなかったのでそういう形になったようです。母は父と結婚する直前に、夫婦養子になることを父や父の親戚、それに後妻から言われたので、拒否したそうですが、後で名前を元に戻すからと押し切られたそうです。
後妻も20年程前に亡くなり、昨年父が亡くなりました。
私は母から複雑な家系のことを聞いていたこともあり、父が亡くなったのを機会に、先祖のことを調べて、必要であれば先祖供養をしたいと考え調査を依頼しました。中間結果が届いたので、母にそれを見せたところ、姓を元に戻したいと言う強い希望を持っていることがわかりました。今の家も墓も母の実父からのものですが、名前は後妻の姓になっています。今から母の実父の姓に戻すことは可能なのですか。母の強い希望を聞いたので可能であれば叶えてやりたいと考えています。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 戸籍・離婚・家族親子関係
専門家:  fplawyer 返答済み 3 年 前.
弁護士です。
お答えいたしますのでよろしくお願いいたします。
方法としては次のものが考えられます。
離縁(死後離縁)することです。
民法811条6項(下記参考条文参照)では、養子縁組の当事者の一方死亡後、裁判所の許可の下、離縁ができるとしています。
どうして、このような制度があるのですが、この制度は、養親の死亡後、養親の法定血族との扶養関係を絶つための制度と考えられています。
この制度による離縁の実例(公表されているもの)は少ないので、家庭裁判所の実情はわからないのですが、上記のような制度趣旨からすると、養親の法定血族と交流がなく、扶養の実態もなければ許可されると思われます。
ご質問のような事情による養子縁組であり、現在、養親の血族と特に交流もない場合には許可が出る可能性は十分あるものと思われます。
申立ての書式等は、裁判所のHPで見ることができますし、横浜家庭裁判所でも丁寧に教えてくれます。ご参考にして下さい。
http://www.courts.go.jp/saiban/syosiki_kazisinpan/syosiki_01_10/index.html
(参考条文)
民法
第811条 (協議上の離縁等)
1 縁組の当事者は、その協議で、離縁をすることができる。
2 養子が15歳未満であるときは、その離縁は、養親と養子の離縁後にその法定代理人となるべき者との協議でこれをする。
3 前項の場合において、養子の父母が離婚しているときは、その協議で、その一方を養子の離縁後にその親権者となるべき者と定めなければならない。
4 前項の協議が調わないとき、又は協議をすることができないときは、家庭裁判所は、同項の父若しくは母又は養親の請求によって、協議に代わる審判をすることができる。
5 第2項の法定代理人となるべき者がないときは、家庭裁判所は、養子の親族その他の利害関係人の請求によって、養子の離縁後にその未成年後見人となるべき者を選任する。
6 縁組の当事者の一方が死亡した後に生存当事者が離縁をしようとするときは、家庭裁判所の許可を得て、これをすることができる。
質問者: 返答済み 3 年 前.

fplawyer様

早速にご回答ありがとうございました。

離縁(死後離縁)と言う方法があるのですね。

母と後妻の血縁者の間に現在交流は全くありません。

いずれにせよ、母と弟と私の3人家族になっているので、母と弟の意向を確認して家庭裁判所に相談してみることにいたします。

もし家庭裁判所に申し立てをする際には、弁護士等の法律の専門家を通してするのでしょうか。また、母は父の旧姓ではなく、自分の旧姓に戻したいと言う考えです。家も墓も母の実父からの継承なので、それが一番自然なのかなとも思います。

あと、一転確認をさせていただきたいのですが、亡くなっている父の姓はどうなるのでしょうか?

何度も申し訳ありませんが、教えていただければ幸いです。

専門家:  fplawyer 返答済み 3 年 前.
お答えいたします。
ちょっと複雑な事案なので、念のため法務省にも確認します。
しばしお時間下さい。
専門家:  fplawyer 返答済み 3 年 前.
お待たせいたしました。回答いたします。
まず、説明の便宜のために、事例を設定いたします。
事例はつぎのとおりです。
養母を山田和子、養子の夫婦を川野太郎、川野花子(旧姓野原)とします。
川野太郎、川野花子が養子縁組をして、山田に改姓して山田太郎、山田花子になっており、山田和子、川野太郎が死亡している。
結論から言いますと、この場合、
山田花子さんは、野原花子に戻ることはできますが、川野花子に戻ることはできません。
野原花子に戻る手続ですが、
1 死後離縁によって、山田和子と離縁する(家庭裁判所の許可が必要)。
2 その後、死後生存配偶者の復氏をする(市町村役場に届ける)
川野花子に戻れない理由ですが、
山田花子さんが、養母山田和子さんと死後離縁をしても、夫の山田太郎さんは、山田和子さんと離縁できません。
すると、夫婦の戸籍筆頭者である太郎さんの性は山田のままです。
妻は、夫を筆頭とする戸籍にはいっている(と思われます)ため、夫の姓を名乗ることになります。
この場合、夫の性は山田であるため、和子さんと離縁しても、夫の氏である山田を名乗ることになるのです。
しかし、夫婦が死別した場合、残った配偶者は、婚姻前の氏に戻ることができます(復氏制度)そこで、夫太郎さんが死亡しているので、復氏して、婚姻前の野原に戻ることができます。
以上の様に、夫太郎さんがもはや離縁できないため、太郎さんの氏を変更できません。
そのため、川野には戻れません。
しかし、婚姻前の野原には戻れます。
そこで、ご質問の回答ですが、
死後離縁した場合、復氏すれば、婚姻前の姓に戻れますが、夫の姓は養子縁組した際の姓のままです。
以上です。
ご検討下さい。
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質問者: 返答済み 3 年 前.

fplawyer様

法務省にまでご確認いただきありがとうござました。

私の母の場合は、先に祖母(後妻)と養子縁組をしてから、婚姻届を提出した関係なのか、戸籍筆頭者が母になっています。

そうなりますと、死後離縁により養子縁組を解消したとしたら、母の旧姓に戻ることになりますね。

いずれにせよ、母は旧姓に戻したいとの強い思いがあるようなので、明日、家庭裁判所に話を聞きに行くことにしました。

ご親切な回答に感謝いたします。

専門家:  fplawyer 返答済み 3 年 前.
お母様が戸籍の筆頭でしたか。

その場合は、その戸籍の姓に戻りますから、問題ないようですね。

念のため、裁判所に相談に行くと知に、届け出る役所の戸籍係に戸籍を持参して、確認することがよろしいかと存じます。

ありがとうございました。

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