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houmu
houmu, 行政書士
カテゴリ: 戸籍・離婚・家族親子関係
満足したユーザー: 905
経験:  行政書士 知的財産修士 2級FP技能士
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財産分与での錯誤による合意取り消しについてです。 昨年11月に離婚前に不動産は私、預金等の金銭は相手側という条

解決済みの質問:

財産分与での錯誤による合意取り消しについてです。

昨年11月に離婚前に不動産は私、預金等の金銭は相手側という条件で納得し離婚処理をスタートしました。
この際に、相手側からきっちりとした財産リストを作成したいので協力して欲しいの申し出があり、これを認めました。
11月に相手側が不動産価値査定を行い、この結果を踏まえた家計総まとめとしての計算書類が12 月と1月に届きました。
この時点では、11月の同意(不動産は私、預金は相手側)を認める内容の記載が計算書内にあります。
そして、実際に不動産を売却した場合、売却金額を折半した後でも住宅ローンを返せる査定結果が記載されております。

修正点やこちらが気になった点などを相手側に送ったところ、2月に新たな家計総まとめが届き、それには、査定を行った不動産価値が想像以上に高く、合意時と不動産価値について錯誤があった為、11月の合意は無効である。
合意が無効であるので、計算書類に記載している金額を、財産分与分として請求すると言ってきました。

先方の錯誤の主張は、合意時には住宅を売却したとしても住宅ローンが残る可能性が有るということ信じていたが、実際には住宅価値を折半したもので住宅ローンの返済できる程度の価値があったため、合意条件について錯誤があったとの事です。

この後、こちらは当然錯誤とは言えないと主張、相手は錯誤であると主張を続け平行線となっております。

なお、昨年11月の合意については録音が存在するのみで、書類は存在しません。
また、11月同意時の録音を確認したところ、相手方自身が住宅を売却した際にローンが残る可能性と、売却益が発生する可能性を口にしておりました。
さらに、録音が有ることを伝えずに、11月の合意時にローン残と売却益、両方の可能性について相手方自身が発言していたとメールで伝えたところ、「利益が出たとしても僅かな物だと思っていた」と新たな主張が出てきております。

このような状況で、錯誤による合意の無効が成り立つのでしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 戸籍・離婚・家族親子関係
専門家:  houmu 返答済み 4 年 前.
○○だとおもっていたから合意をした、というような錯誤のことを、動機の錯誤といいます。
動機の錯誤というのは民法上の錯誤には該当せず、基本的に無効にはなりません。
但し、その錯誤している内容が示されていた場合には無効となる可能性があります。
つまり「利益が出たとしても僅かな物」ということをこちらから示したり、相手方から
示されていたかどうかが問題になります。
これは直接的な文言に限らず、黙示的に示されていた場合もふくまれます。


質問者: 返答済み 4 年 前.

錯誤の内容が示されていたかどうかという点に関していくつか質問があります。


 


相談内容でお送りした内容を再度まとめると。


 


1. 最初に住宅は私、預貯金は相手という基本同意を11月に得ている。(録音のみ)


2.相手側からの計算書の内容は(要求金額)に関しては、1月に送ってきた計算書からほとんど変わっていない。


3. 12月、1月の時点で不動産価値に関しては金額が確定し、ローンが残らないことが判明している。


4. 12月、1月時点で相手側から送ってきた計算書上では、「ローンが残る可能性もある」と注釈をつけて、分与条件に再度合意する記載がある。


5. この記載が基本同意と変わってきているので、分与の基本条件の確認を相手側に要求


6. 上記5の返信として、2月に相手側が、不動産の売却金額を折半したものでローンが返せる価値があったので、ローンが残る可能性を信じて合意した内容は無効であると主張。


7. 11月の合意時に、相手方が住宅ローンが残る可能性と利益が出る可能性をを口にしていた事を伝える。


8.この事に付いて、「利益がでたとしても僅かな物」だと思っていたので要求は変わらないとの回答。


 


と言う事になります。


 


疑問に思っているのは、相手側自身が計算した書類で、住宅売却時に住宅ローン残が無いことと、実際の利益を数字として表記した上で、上記4のような同意を行い、その後に錯誤を言い出す事に矛盾が有るのでは?と言うことです。


この様な矛盾があった場合、どのように考えれば良いのでしょうか?


 


これだけですと、利益が発生する事に気がつかずに「ローンが残る可能性を信じ、それを示した上での同意」を示していたとも考えられる(自身の計算について2ヶ月後に気がついたというのも変ですが)ので、まだ主張の合理性を感じるのですが、最初の合意時に売却利益が出る可能性を相手側が示していたと伝えると、何度となく計算書で売却利益を自分自身で表記しているにも関わらず、初めて「利益が出たとしても僅かな物と思っていた」ので最初の条件に合意したと主張をなされています。


ローンが残る可能性がなくなったから合意は無効と主張されていたはずなのに、主張内容が変わってしまった上、今までの主張とは反対(ローンが残ると思っていたと主張していたわけですから)の事を示されております。


この様な場合、今までの「ローンが残る可能性を信じていたが違っていた」という錯誤自体、無かったと考えても良いのでしょうか?


 


また、そうなると、今まで約1年間、ずっとこちらに送ってきていた書類で、つねに売却によりローンも残らず、利益が有ることを相手側が明示していても、過去に「利益が出ても僅かなものと思っていた」という事が黙示的にも示されていれば、この「利益があったとしても僅かである」という錯誤は成立するのでしょうか?


 


Webという媒体上の、詳細がわからない状況で申し訳ないのですが、こちらの考えをまとめる御助力をいただければと思います。

専門家:  houmu 返答済み 4 年 前.
11月に合意時には暫定的な評価額で合意をしていて、後日不動産の査定額が
でたものと勘違いしておりました。

当初から金額が変わっていないのであれば、錯誤の主張はおかしいですね。
また、主張が揺れているという点もおかしいところです。

>また、そうなると、今まで約1年間、ずっとこちらに送ってきていた書類で、つねに
>売却によりローンも残らず、利益が有ることを相手側が明示していても、過去に
>「利益が出ても僅かなものと思っていた」という事が黙示的にも示されていれば、
>この「利益があったとしても僅かである」という錯誤は成立するのでしょ うか?

そもそも錯誤があったという主張自体、相手方が証明できるのか、というところが
問題になります。心の中のことですから、非常に難しいですよね。
こちらがわから、錯誤がなかったことを証明する必要はないのですが、それを
示すことができる資料があれば有利に働きます。常に利益があることを明示して
きたという経過があったとのことですから、仮に裁判や調停を行う場合でも、
錯誤はなかったのではないか、又は錯誤はあったとしても、相手方の重大な
落ち度によるものであるので、無効にはならないだろうと判断してもらえる材料の
一つになるでしょう。

質問者: 返答済み 4 年 前.

本当に丁寧な返信、ありがとうございます。


 


>11月に合意時には暫定的な評価額で合意をしていて、後日不動産の査定額がでたものと勘違いしておりました。


 


この点に関しては、11月の合意時には評価額が確定していない状況でした。
11月の合意後に不動産価値の査定を行い、その結果を踏まえた1通目の計算書が12月に送られてきている状況です。
計算金額がほとんど変わっていないのは1月に受け取った2通目の計算書以降となります。
説明不足で申し訳ありません。


 


そして1通目と2通目の計算書には、錯誤について一切触れずに、「ローンが残る可能性もあるのは事実であろう」と注釈付きで、分与条件に合意するという文章が入っています。(先にお送りした返信の4になります)
錯誤という文面が付いたのは、3通目となる2月の計算書(返信の6)からで、不動産の売却金額を折半したものでローンが返せる価値があった為、ローンが残る可能性を信じて合意した内容は無効であると言う内容でした。


 


前回の質問でお聞きしたかったのは、相手側自身が計算した書類(12月、1月受け取り分)で、住宅売却時に住宅ローン残が無いことと、実際の利益を数字として表記した上で、ローンが残る可能性があるという注釈付きの再同意を行い、その点を指摘すると、後日(2月)、その件に関して錯誤を言い出す事に矛盾が有るのでは?と言うことです。


 


>そもそも錯誤があったという主張自体、相手方が証明できるのか、というところが問題になります。


 


そうなんですか。
てっきり、錯誤の主張を受けた側が、主張を覆さないと錯誤として認められると考えていました。
そうなると、相手側としては、今まで1年近くにわたり、ローンが残る可能性を信じた為、合意は無効と主張してきているので、いまさら、利益が僅かであると思っていたから合意は無効であるという主張に無理があるように思えますね。
相手側としては、自身が計算した不動産価値を使い、常に利益があると明示してきている状態で、以前から「ローンが残る可能性を信じ」ではなく、「利益がでても僅かである」と言う考えを持っていたと証明し、今までそれに気がつかなかったことを合理的に説明する必要があると考えていいのでしょうか?


 


それと、相手側の錯誤の主張が、当初のローンが残る可能性が信じて合意と、利益が出ても僅かであると考え合意の2種類あるのですが、この状態でどちらの主張が主と考えるのがいいのでしょうか?
これがhoumu様が触れている「主張の揺れ」だとは思うのですが、どちらも同じウエイトで考えるべきなのか、時系列で後の主張を主とすべきか、どう考えればいいのかご意見をいただければと思います。


 


後から後から質問を増やしてしまい、本当に申し訳ありませんが、もう少しお付き合いいただければと思っております。


 


回答、よろしくお願いいたします。

専門家:  houmu 返答済み 4 年 前.
評価額の件、了解しました。

>これがhoumu様が触れている「主張の揺れ」だとは思うのですが、
>どちらも同じウエイトで考えるべきなのか、時系列で後の主張を主とすべきか、
>どう考えればいいのかご意見をいただければと思います。

前回の回答の通り、そもそもの錯誤の主張にも無理があるように思いますが、
もし主張をするとしても、評価額が算定されたあと、12月、1月の計算書を
送る際に気づかなければおかしいですよね。

それもないまま、12月、1月の書面が送付されてきていることや、「住宅
ローンが残る可能性が有る」ということは、逆にいえばローンはなくなり利益
が出る可能性も当然想定していたといえますし、売却益の可能性を示唆した
発言もあったとのことなどから考えると、客観的に見て錯誤があったという
主張には無理があるという印象を受けます。

この点をまずベースとした上で、
>前回の質問でお聞きしたかったのは、相手側自身が計算した書類(12月、1月
>受け取り分)で、住宅売却時に住宅ローン残が無いことと、実際の利益を数字
>として表記した上で、ローンが残る可能性があるという注釈付きの再同意を行
>い、その点を指摘すると、後日(2月)、その件に関して錯誤を言い出す事に
>矛盾が有るのでは?と言うことです。
上記のような点を指摘することで、相手方は自分の都合の良い理屈をあとから
付け加えているだけである、という印象を、調停委員や裁判官に対して与える
事ができるのではないかと思います。

>相手側としては、自身が計算した不動産価値を使い、常に利益があると明示
>してきている状態で、以前から「ローンが残る可能性を信じ」ではなく、
>「利益がでても僅かである」と言う考えを持っていたと証明し、今までそれに
>気がつかなかったことを合理的に説明する必要があると考えていいのでしょうか?
合理的に説明をした上で、それを証明する必要があります。
計算書の中で、評価額を間違って記載していたり、計算間違いをしていたという
ようなことがあれば、わかりやすい証拠ですが、そうでないのであれば、
会話内容やこれまでに交換した書面の中から、総合的に錯誤があったという
ことが判断できる必要があります。但し、これまでにご質問いただいた内容からは、
前述のとおり、むしろ相手の主張の一貫性のなさが露呈することになる可能性が
高いように思います。

もっとも、ご質問者様の一方的な説明のみですから情報には偏りもありますし、
書面や録音を拝見している訳でもありませんので、この点はあくまでも一つの
感想ということでご容赦下さい。
houmu, 行政書士
満足したユーザー: 905
経験: 行政書士 知的財産修士 2級FP技能士
houmuをはじめその他名の戸籍・離婚・家族親子関係カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 4 年 前.

houmu様


 


本当に丁寧な回答、ありがとうございます。


さらにこちらの戦略についてのアドバイスまでしていただき、ありがとうございます。


 


>もっとも、ご質問者様の一方的な説明のみですから情報には偏りもありますし、
>書面や録音を拝見している訳でもありませんので、この点はあくまでも一つの
>感想ということでご容赦下さい。


 


この事をしっかりと頭に置きながら、今後の対策をしっかりと考えていこうと思います。


 


今回は本当にありがとうございました。

ユーザーの声:

 
 
 
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