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McEye
McEye, 眼科専門医
カテゴリ: 眼科
満足したユーザー: 710
経験:  眼科開業です
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6歳の娘が8月の16日にある大学病院で間曷性両外斜視で両外直筋後転術、両下斜筋切腱術を受けました。術後すぐの説明では

質問者の質問

6歳の娘が8月の16日にある大学病院で間曷性両外斜視で両外直筋後転術、両下斜筋切腱術を受けました。術後すぐの説明では合併症はないという医師からの説明でしたが、内斜視になってしまい、特に術前はほとんど斜視が気にならなかった右目がかなり内斜視になってしまい、気に しています。まだ目の充血がとれずにいますが、外来検査では両眼の視力は1.2づつだそうです。しかし、右目をウインクしている様に細めて本をよみ、最近では、右目がぼんやりするからと右目をふさいで物を見るようになってしまいました。術前に研修医でもできる簡単な手術ですと言っていたのに、なぜこんな風になってしまったのかと、とても不安です。術後にこのような症状が出て視力に障害が出てくることもあるのでしょうか。実は娘は、感音性難聴のために両側に補聴器をつけています。これ以上、娘に負担を与えてしまうことはどうしてもできないのです。これからどのような検査や治療が必要ですか?また手術になるのでしょうか?どなたかどうか御教授下さい。
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: 眼科
専門家:  McEye 返答済み 6 年 前.
始めにお断りしておきますが、私は斜視の専門家ではありませんので、ベストなお答えをできるかどうか解りません。他の斜視の専門医の判断を仰ぐのが一番だということをご了解の上、回答をお読みください。
さて、間歇性外斜視(ご質問では間曷性となっていました)は、常時外斜視が起こっているのではなく、片眼を遮蔽するなどの刺激がきっかけで、外斜視の状態になるものを言 います。この間歇性外斜視の治療も、一般の外斜視の治療と同じで、過剰になっている外直筋の作用を緩めてやるために、外直筋の位置をもともとの位置よりも眼球の後方寄りに着け直すことは同じです。(効果の補助や補正のために下斜筋切腱術を併用することがあります)
外斜視手術の軽度の合併症としては、目の充血などの他に、手術の効果不足による外斜視の残存や、効果過剰のために起こる内斜視などがあります。この手術の効果不足や過剰といったものは、手術が適正に行われても効果の個人差があるために生じるもので、通常追加手術で補正できるものですので心配ありません。
しかしこれが、効果の過不足のレベルを超えて、右目の高度の内斜視や右を外側に動かす筋肉の麻痺のように機能の欠落が起こるようだと外直筋の合併症の可能性があります。右目の外直筋の障害による麻痺や縫合不全などがあれば、右目は内方を向いたままになり、外側に動かす事ができなくなります。左目を手で隠して、右目だけで目を外側に向かせるようにしたときに、動かない場合には、このような状態に陥っている可能性があります。この場合には、補正のための再手術が必要になります。
なお、適正な手術量で眼球の向きの補正が行われても、強い遠視を持っている目であれば、調節性内斜視が合併していることがあります。この状態は調節を一時的に麻痺させるアトロピン点眼作用下の検査で明らかになります。もし、強い遠視が検出されれば、メガネなどで遠視の矯正を行えば、内斜視が軽減されます。予想外の効果過剰だったので、念のために遠視を検出できるかどうかアトロピン点眼での検査を勧められたのだと思いますが、内斜視を引き起こすほどの遠視の可能性は低いと思われます。(もし、遠視が検出されれば、術前に遠視を見落としたことになりますが、過去に外斜視しか起こらなかったとすれば、調節性内斜視が合併していたとは考えにくいです)左目の手術だけの予定が右目も手術されたことが不安の原因になっているようですが、左目を手術した状態で、効果不足が懸念される場合には、外斜視が残ってしまうので、両眼の手術に切り替える必要があります。しかし、その可能性を術前にお話していなかったとすれば、担当医の説明不足と言わざるを得ません。ですから、その点に拘り、不信感が拭えないのであれば、他の医師に診断と治療をお願いしたほうが良いかもしれません。

以上をまとめますと、1)右目が正面よりも外に動かない場合には、筋肉の固定が外れたか筋肉の麻痺が起こったかの合併症の可能性あり 2)遠視の関与がないかどうか、アトロピン作用下の屈折検査は念のため受けた方が良い 3)強い内斜視は放置すると弱視の原因にもなりますし、外見上も問題が残るので補正手術は必要と思われる

最後に、可愛いお嬢さんが両側に補聴器装着が必要な感音性難聴というハンデを背負っていらっしゃる上に手術の結果斜視が残存という状況はとても可哀想ですので、再手術への抵抗感は強いとお察しいたしますが、是非補正してあげてください。

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