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ekotae
ekotae, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 1047
経験:  開業後、ずっと労働者から職場のトラブル、社会保険、労働保険など多数相談を受けてきました。特定社会保険労務士の資格有
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運送会社でトラックの運転手をしていましたが、退職の意思を一カ月前に会社に伝えてからの期間に、トラックをぶつけてしまいました。

解決済みの質問:

運送会社でトラックの運転手をしていましたが、退職の意思を一カ月前に会社に伝えてからの期間に、トラックをぶつけてしまいました。
在籍中の運転手でこれまでのこのような場合の会社側の対応は、運転手が実費で修理代を弁償させられたり、程度によっては直さないで良かったりと曖昧でした。
今回、退職後に修理代の見積もりを取るとのことでそのまま退職することになりました。
罪悪感も有り以外のことはほぼ円満退職でしたので、自分もある程度の負担は止むを得ないものと考えていましたが、実際このような場合支払いの義務は有るのでしょうか?
また、まだ金額の請求の連絡はありませが、どのような対応をしたらよいのでしょうか?
よろしくお願いします。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  shihoushoshikun 返答済み 2 年 前.
shihoushoshikun :

質問を投稿していただき、ありがとうございます。司法書士です。

shihoushoshikun :

運送会社に雇われているドライバーが事故を起こした場合、誰に修理費を負担させるかという争いはよくあることです。裁判所の考え方は「公平の理念」に基づき、ドライバーの軽過失(少しの不注意)により事故を起こした場合は、原則として会社側に修理費用を負担させるという考えです。会社は従業員を使って利益をあげているのであり、事故の修理費用までを負担させるのは公平ではなく、保険に入るなどの措置を講じるのが当然の義務であるとしています。ですから、車両をちょっとぶつけた程度のことであれば質問者様には原則として修理費用を支払う義務はありません。会社にそれを主張してみましょう。それで会社が納得しなかった場合は「労働基準監督署に相談してみます」と伝えることもできます。それでも会社が頑なに請求してくるなら裁判になってしまう恐れがあります。そのときには質問者様も弁護士に依頼して修理費用を支払うことを拒んでいくという流れになります。


参考判例:最高裁判例昭和45.10.13)「求償権の行使が被用者に対する公平の観念に反すると認められる場合には、求償権の行使は許されないと解すべき」
shihoushoshikun :

回答に関して不明な点がありましたら補足しますので評価の前に返信してください。

shihoushoshikun :

回答が参考になりましたら、評価をお願いします。

shihoushoshikun : 理由のないマイナス評価なので今後は回答しません。回答を辞退します。
専門家:  ekotae 返答済み 2 年 前.
雇用・労働カテゴリ担当の特定社会保険労務士です。

先の専門家がオプトアウトされたので回答させていただきます。

ご質問のケースの考え方については司法書士の回答通りです。軽過失でしたら原則、労働者に負担義務はありません。
「労働過程上の軽過失については労働関係における公平の原則に照らして、損害賠償請求を行使できないと解するのが相当」
(大隈鉄工所事件 昭和62.7.27日 名古屋地裁)

軽過失とはいえなく重大な過失があった場合は、労働者に一定の負担義務があります。ただ、その場合でも5割未満の負担となることも多いです。負担割合はケースバイケースです。※飲酒運転の場合ですと5割を超えることもあります。

>また、まだ金額の請求の連絡はありませが、どのような対応をしたらよいのでしょうか?

→ 請求があった後は支払いにすぐに応じず、他の修理工場に聞くなどして修理代として適正かどうかを確認されると良いでしょう。また、過失の程度を考えて軽過失なら負担義務はないです。軽過失とはいえない場合は、会社の事業の性格、規模、施設の状況、被用者の業務の内容、労働条件、勤務態度、加害行為の態様、加害行為の予防もしくは損失の分散についての使用者の配慮の程度その他諸般の事情に照らして、負担の割合が決まるので、これらのことを最寄の弁護士に詳しく話をしてどの程度の負担が適正かどうかを相談すると良いでしょう。
質問者: 返答済み 2 年 前.
追加質問します。
知人の話では、支払いの責任を追わせるなら退職を延期させるなどの話合いの時間を先に作るべきでなはいのでしょうか?
退職してしまった後でもその責任は残るのでしょうか?
あと、前例で程度の大小はありますが、運転手が修理をさせられた例としなくて済んだ場合(そのまま)とがあり曖昧な会社です。
あわゆくば、偶然退職する時期が重なってしまったため請求されるのか、そうではなかったら請求されずに済んだのか、疑問が残ります。
そのような理不尽な対応でも、やはり責任は取るべきなのでしょうか?
専門家:  ekotae 返答済み 2 年 前.
雇用・労働カテゴリ担当の特定社会保険労務士です。

お返事ありがとうございます。

そのような疑問を持たれるのも理解できますが、仮に損害賠償の責任があるとすれば、在職しているかどうかは関係ありません。もし、退職して損害賠償責任がないとすれば、今回のケースに限らず会社に損害を与えたときでも辞めれば良いことになってしまいます。

>あと、前例で程度の大小はありますが、運転手が修理をさせられた例としなくて済んだ場合(そのまま)とがあり曖昧な会社です。
>あわゆくば、偶然退職する時期が重なってしまったため請求されるのか、そうではなかったら請求されずに済んだのか、疑問が残ります。

→ 在職が続く場合、今後の会社への貢献(利益)や過失の程度を考えて請求をしないことはあるでしょう。ただ、それは在職していたら損害賠償の責任を逃れるのでなく、会社が貢献(利益)を考えて請求しないことにしているのです。例えば、貴方だけへの嫌がらせで請求するとすれば理不尽な対応といえますが、今後の会社への貢献(利益)を考えて請求をしないことは合理性があるといえます(損害が小さければ貢献・利益のほうが上回るからです)
運転手が修理させられなかった過去の例は過失の程度から請求できないと会社が判断したのかもしれませんし、今後の会社への貢献(利益)を考慮したのかもしれません。

ご注意頂きたいのは、会社が過失の程度を考えて損害賠償を請求してきても、それはあくまでも会社の判断であって、裁判所の判断ではないということです。先の回答の通り、軽過失では支払わなくて良いですし、仮に責任があったとしても全額負担ということはないです。
ekotae, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
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