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sr_hossy, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 1537
経験:  法政大学経営学部経営学科卒業銀行勤務、大手建機メーカー経理部勤務を経て、社会保険労務士事務所を開業。
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初めて質問させていただきます。 よろしくお願いいたします。 このたび、母(70歳)が会社を退職しました。

解決済みの質問:

初めて質問させていただきます。
よろしくお願いいたします。

このたび、母(70歳)が会社を退職しました。
母はこの会社で合計29年間働きました。
会社の規定では60歳で定年退職のため、その後は日給で働いていました。
就業規則では退職金規定があり、基本給×(勤続年数‐5)という計算式で退職金が支払われると書いてありました。
そこで今回退職金の請求をしたところ、会社は60歳で退職、その後は日給で来ていたため、正社員ではない、そのため、定年後の退職金は無いとのことでした。
それでは、60歳まで の退職金を支払ってほしいという旨を伝えると、当時の資料もなく、基本給が分からず、計算もできないとのことです。そのため60歳までの退職金も支払えないと言われたそうです。
ただし、不支給というのは長年働いた母に失礼だということで日給で働いた(1日分の給料×勤続年数‐5)で計算した金額を支払うと言われたそうです。
60歳までの退職金と今回提示してきた金額では差がかなり大きいので、納得いきません。
しかし、調べてみると退職金の時効は5年で、60歳までの退職金ももらえないのではないでしょうか。
どうにか退職金をもらうことはできないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  sr_hossy 返答済み 4 年 前.

ご相談、拝見させていただきました。労働問題担当の社会保険労務士です。
ご相談者様のおっしゃる通り、退職金の請求権は5年で時効となります。(労働基準法115条)

このように法定されておりますのでこれを覆すことは不可能です。

退職金という制度自体が法律での義務ではなく会社の任意である点も、時効という壁を崩せない大きな要因となります。

ただしご相談を拝見していて不明な点があります。

①就業規則にある退職金規定は、「正社員に限る」という定めになっているのでしょうか?


②就業規則は途中で何回も変更・修正され得るものです。お母様が正社員の定年となった10年前の時点での就業規則がどうであったのか?



お母様やご相談者様が納得がいかないお気持ちは重々理解できるものです。しかし法定されている時効を覆すことはできません。

会社の申し出の退職金だけでも受領されて退職されるのが、現実的であろうと思います。



会社が労働法規違反や、自社の就業規則を順守しない場合に労働者が取れる対抗手段として「あっせん」や「労働審判」という制度があります。

また、労働基準監督署に相談される、という方法もあるでしょう。

しかし実際に時効が成立してしまっている現実では、これらの手段を講じても「時効が成立している」という結果が出るだけで終わってしまいます。

上記で当職が不明な点として2点について

①就業規則にある退職金規定は、「正社員に限る」という定めになっているのでしょうか?

⇒正社員に限る、というような定めがなければ70歳退職のお母様に退職金受給資格があると言えます。今一度、就業規則の退職金規定を確認されますことをおすすめ致します。



②就業規則は途中で何回も変更・修正され得るものです。お母様が正社員の定年となった10年前の時点での就業規則がどうであったのか?

⇒一般的に就業規則を改定した場合には、「〇年〇月〇日改定」というような文言を付しています。そして就業規則変更届(労働基準監督署受付印のあるもの)を会社が保管していると思われますので、10年前に退職金規定が存在して、お母様に退職金の受給資格があったのか、を確認する、という方法も残されています。



しかし時効が成立成立している事には変わりがありませんので、10年前の就業規則の内容を今からさかのぼって調査する意味はほとんどありません。

労働基準監督署へ相談に行っても「時効になっていますね」という回答がくるものと思いますが、お母様の気持ちの整理をつける意味でも、一度ご相談に赴かれるのがよろしいかと存じます。

労働法規違反や労働トラブルの相談受付官庁は労働基準監督署になります。

質問者: 返答済み 4 年 前.
ご回答ありがとうございます。
評価が遅れてしまい、すみません。

当時の就業規則、現在の就業規則ともに、日雇いには退職金規定は該当しないと書いてありました。
当時は社員だったので退職金が出る→しかし時効
現在は日雇いなので退職金が出ない
ということですよね?

会社側に正社員退職後に支払って欲しいと言い続けていたとすれば、
今でも退職金が出る可能性はあるのでしょうか。
今まで何をしてても、時効が来てしまえば請求できないのでしょうか。

母は、一度労働基準監督署へ行ってみるようです。
相談が終わってから回答の評価をしたいと思いますので、
少々お待ちください。
専門家:  sr_hossy 返答済み 4 年 前.

ご返信、ありがとうございます。

 

当時は社員だったので退職金が出る→しかし時効
現在は日雇いなので退職金が出ない
ということですよね?

 

⇒言いづらいのですが、その通りです。

 

 

会社側に正社員退職後に支払って欲しいと言い続けていたとすれば、
今でも退職金が出る可能性はあるのでしょうか。
今まで何をしてても、時効が来てしまえば請求できないのでしょうか。

 

⇒正社員退職後に言い続けていれば時効は成立しません。請求することによって時効は中断しますので。請求していたかどうかはただ口頭でやり取りしていただけでは裁判官などの第三者は判断できませんので、書面(できれば内容証明)で支払を請求するのが一般的です。何もしていない状況で時効の期間が経過すると時効が成立する、ということになります。

質問者: 返答済み 4 年 前.
お早い回答ありがとうございます。

口頭で退職金のことを聞いたことがあったみたいなのですが、
書面では請求していませんでした。
専門家:  sr_hossy 返答済み 4 年 前.

口頭で聞いた後に何もアクションを起こさないまま、5年が経過したら結局はそこで時効となります。

何もしない期間が5年経過しないように請求し続けないと時効は成立してしまいます。

労基署へのご相談、お待ちしております。お気をつけて労基署へ行かれてください。

質問者: 返答済み 4 年 前.
お早 い回答ありがとうございます。

口頭で退職金のことを聞いたことがあったみたいなのですが、
書面では請求していませんでした。
口頭で聞いた時は、今は出ないようなことを言われたそうですが、当時の担当者や代表も変わってしまい、今の人は分からないと言われていみたいです。
これだとやはり証拠がないと判断されてしまうのでしょうか。

また、書面での請求というのは、一般的には請求書のようなものを送るということでしょうか。それとも法的にしっかりした内容証明のようなものでないと請求の効力がないのでしょうか。
請求書などで届いたとしても会社側が勝手に破棄するようなこともできる気がしますが、、、

また、日雇い退職後に退職金が出ると勘違いしていたとしてもだめなのでしょうか。

質問ばかりですみませんが、よろしくお願いします。

途中で送信してしまいました。すみません。
専門家:  sr_hossy 返答済み 4 年 前.

①「これだとやはり証拠がないと判断されてしまうのでしょうか。」

 

⇒残念ながら証拠がない、と判断されてしまうでしょう。労基署も裁判所も証拠がないものには判断を下すことはできません。

例えば

お母様「会社は払ってくれると言った」

会社「そんなことは言っていない」

労基署や裁判所「では会社が退職金を支払うと言った証拠を提示して下さい。」

お母様「・・・・・・・」

 

となってしまうでしょう。

 

 

②「書面での請求というのは、一般的には請求書のようなものを送るということでしょうか。それとも法的にしっかりした内容証明のようなものでないと請求の効力がないのでしょうか。
請求書などで届いたとしても会社側が勝手に破棄するようなこともできる気がしますが、、、」

 

⇒口頭であろうが普通郵便であろうが時効を中断させる効力はあります。ただし「時効は中断している」という証拠がなければ第三者は誰も判断できない、というのは①と同じです。相手がとぼけることができないように証拠を残すためには内容証明郵便で請求するのが一般的です、と先の回答で申し上げさせていただきました。

単なる請求書なのでは相手が勝手に破棄する、当然そういう事もあり得ます。だからこそ記録が残る内容証明で請求するのが確実なのです。

 

 

③「日雇い退職後に退職金が出ると勘違いしていたとしてもだめなのでしょうか。」

勘違いをしていたというのは残念ながら救済されることはありません。

 

 

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