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sr_hossy, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 1537
経験:  法政大学経営学部経営学科卒業銀行勤務、大手建機メーカー経理部勤務を経て、社会保険労務士事務所を開業。
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部下の女性とメールをしていたところ、セクハラで人事に相談され、現在調査さ れています。予め「メールをしたら、セクハラか?」と相手に確認したところ、「セクハラじゃないですよ。メール待

解決済みの質問:

部下の女性とメールをしていたところ、セクハラで人事に相談され、現在調査さ れています。予め「メールをしたら、セクハラ か?」と相手に確認したところ、「セクハラじゃないですよ。メール待ってます」と言われていました。自分としては、相手からは、返信だけでなく、メールが来ることもありましたので普通にメール交換していると意識していました。また、相手から返信が少なくなったことがあり、「迷惑かけてるなら、辞める」旨を伝えると、「辞めさい、せっかく仲良くなれたのに」とも、返信がありました。また、相手には恋愛感情は無いことも伝えていました。ただ、相手からの受信メールは僅かしか残っていません。 こうしたことを主張するのは反省がないとして不利でしょうか
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  sr_hossy 返答済み 4 年 前.

ご相談、拝見させていただきました。労働問題担当の社会保険労務士です。

 

会社での出来事、ご心痛お察し申し上げます。

セクハラ問題はとても複雑で、問題解決にも非常に困難を伴います。なぜならセクハラは受けた方が「セクハラされた」と感じたらセクハラとなってしますからです。

ただし何でもかんでもセクハラにされてしまっては、無視する以外、何もできなくなってしまいます。

ご相談者様は単に「メールをしていただけ」なのであれば、調査を受けた際には受信メールを公開することも必要でしょう。相手方のメール内容によって判断を仰ぐより仕方ないからです。

「セクハラなどしていない。言いがかりだ!」と強硬に主張するのは避けた方がいいです。「セクハラをしている意識は全然なく、相手方もセクハラではない、というメールをしてきていた。しかし不愉快な思いをさせる部分があったのならば申し訳なく思う。」という主張がよろしいかと存じます。

そのうえで会社がセクハラだと決定し何らかの制裁を科そうとし、それに対してご相談者様が納得がいかない場合にはあっせんや労働審判といった制度を申立て、会社の制裁が不当であることを主張するべきです。

 

あっせんと労働審判について説明させていただきます。

【あっせん】
都道府県労働局に申し立てをし、あっせん委員と呼ばれる専門家が労使双方の主張を聴き、和解案を提示してくれる国の制度です。費用はかかりませんし、弁護士などの専門家を依頼する必要もありません。
申立ては、労働基準監督署内の総合労働相談コーナーでも受け付けてもらえます。

【労働審判】
労働審判は地方裁判所に申し立てを行います。申し立てをすると、労働審判官(裁判官)と労働審判員(弁護士などの専門家)が労使双方の主張を聴き、証拠の確認を行い、原則3回以内の審理で、調停や審判で解決を図ってくれる国の制度です。
裁判ではありませんので、弁護士を依頼する必要はありません。当事者には参加義務があるので、労働者が申立てをすれば、会社側は労働審判への参加を拒否できません。
調停や審判に双方が合意して和解すると、その内容は裁判の判決と同等の効力を持ちます。
提示された審判に最終的に労使双方もしくは片方から異議申し立て(その審判は受け入れられない、という不服)がなされると労働審判は打ち切りとなり、通常の訴訟に自動的に移行する、という仕組みです。
ご参考までに、裁判所ホームページの労働審判のURLを添付させていただきます。
<労働審判制度とは>

http://www.courts.go.jp/saiban/wadai/2203/index.html

<労働審判手続き>

http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/minzi_02_03/index.html

<労働審判手続きの必要書類>

http://www.courts.go.jp/saiban/qa_minzi/qa_minzi_48/index.html

 

セクハラか否か、会社の制裁が妥当か不当か、これらを認定できるのはあっせんや労働審判といった個別労働紛争解決制度か裁判しかありません。

まずは会社の調査に対して誠実に対応し、会社の決定に不服がある場合には個別労働紛争解決制度できちんと主張するべきであると考えます。

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