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ekotae
ekotae, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
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経験:  開業後、ずっと労働者から職場のトラブル、社会保険、労働保険など多数相談を受けてきました。特定社会保険労務士の資格有
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私はカーディーラーに勤務する営業職34歳ですです。年収は470万円です。勤務してから15年間ずっと営業一筋で働いてき

解決済みの質問:

私はカーディーラーに勤務する営業職34歳ですです。年収は470万円です。勤務してから15年間ずっと営業一筋で働いてきました。このたび4月1日付で人事異動があります、私も会社に評価されて配置換えがあり、営業職から営業販売本部という部署に移ります。そこは営業の現場から一線退く職になることになりました、私は今まで毎年実績を着実に重ねて自分の年収をコツコツ上げてきま した。いまは家族を十分養える収入をいただけるまできました。しかし。このたびの人事は私の仕事を良く評価しての人事だというのですが、車を売った分だけもらえるの販売手当が無くなり年収は大体90万円~80万円ほど下がります。嫁さんもいて子供も3人います、いきなりの年収ダウンは毎月の家計を圧迫し、今までの生活がでいません。こんなことなら今まで通り営業職で頑張っていった方がまだましです。なんとかこの人事異動を会社側に考え直してほしいのですが何かいい方法はありませんでしょうか、ちなみに私に人事の告知をされたのは3月24日です。いかがでしょうか、どうぞご指導願います。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  ekotae 返答済み 4 年 前.

雇用・労働カテゴリ担当の特定社会保険労務士です。質問をご投稿いただき、誠にありがとうございます。

 

ご相談内容を拝見させていただきました。

ポイントとなる点は2つあります。

 

1つは配転命令が有効かどうかです。

2つ目は配転命令が有効な場合、賃金の切り下げが有効かどうかです。

 

まず、1つ目の配転命令が有効かどうかを見ていきましょう。

 

配転命令が有効となるには、労働契約、就業規則、労働協約に根拠が記載されていることが必要です。また、法令違反や権利の濫用でないことが必要です。

 

配転命令が有効になるための根拠とは、「会社は業務上の必要性がある場合、配置転換
を命じることがある」というような記載です。


仮に根拠が記載されていなければ配転命令は無効です。


仮に根拠が記載されていれば、配転命令を撤回させることは困難です。
(ただし、根拠が記載されていても、もともと労働契約で勤務地や職種が限定されている場合、配転命令は無効です)

 

ただ、根拠が記載されている場合でも権利の濫用になる場合は配転命令は無効です。

 

権利の濫用になるかどうかは次の点などで判断されます。

・業務上の必要性があるかどうか
・不当な動機、目的によるものでないかどうか
・配転に伴って労働者に大きな不利益が発生するかどうか


例えば、嫌がらせで配転命令を出せば権利の濫用となります。

 

 

次に2つ目の「配転命令が有効な場合、賃金の切り下げが有効かどうか」を説明いたします。

 

配転をしたから賃金の切り下げが直ちに有効となるわけではありません。

賃金の切り下げには労働者の同意や就業規則に定めがあることが必要です。

 

なので、賃金の切り下げに同意しないことです。

同意しなくて仮に話し合いで解決しない場合、外部機関での解決を図らざるを得ないでしょう。

 

訴訟以外には次の労働局のあっせんと労働審判による解決が考えられます。

 

●労働局のあっせん
労働局の紛争調整委員会による「あっせん」とは、相対立する個々の労働者と使用者との間に弁護士、大学教授などの学識経験者である第三者が入り、当事者双方の事情を聴取、整理、相互の誤解を解くなどして、当事者双方の話し合いによる紛争の解決を目指す制度です。

参考までに東京労働局のホームページのURLを貼らせていただきます。
http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/kobetsu_roudou_funsou/_84171/roudou-soudan/3.html

労働局は各都道府県に必ず1つあります。


●あっせんのメリット
①非公開
②手続きが裁判ほど難しくない
②迅速な解決が期待できる
③本人が手続きすれば無料(特定社会保険労務士に代理を依頼すれば費用発生)


●あっせんのデメリット
①強制力がない(相手側があっせんの参加を拒否したり、参加しても和解案に応じる義務がない)

 

●労働審判とは
労働審判官1名(裁判官)と労働審判員2名(民間の労使の専門家)で構成される労働審判委員会が個別労働紛争を審理して調停による解決を目指します。原則、3回以内の期日で審理は終了します。調停が成立しなかった場合は審判が出されます。
審判が出ても紛争の当事者が納得出来ず、異議の申立てがあれば通常の裁判に移行します。
労働審判の申立ては地方裁判所にします。

裁判所のホームページ
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/minzi_02_03/index.html


●労働審判のメリット
①裁判に比べると迅速な解決が期待できる
②事案の実情に即した柔軟な解決が期待できる


●労働審判のデメリット
①通常の裁判に移行すると二度手間となる
②弁護士に代理を依頼すれば費用が発生


●あっせん→労働審判
あっせん不成立の場合、労働審判又は裁判に進むことができます。最初から労働審判又は裁判をすることもできます。

質問者: 返答済み 4 年 前.


 ご回答ありがとうございます。いくつか質問させてください。

 

「配転命令が有効となるには、労働契約、就業規則、労働協約に根拠が記載されていることが

必要です。また、法令違反や権利の濫用でないことが必要です。」

 

とありますが、労働契約、就業規則、労働協約のいずれか1つにでも記載されていれば有効

なのでしょうか?それとも3つ全てに記載されてなければ有効では無いのでしょうか? 

 また、権利の濫用として「配転にともなって労働者に大きな不利益が発生する」とありますが、

手当てがなくなって賃金が下がるというのは大きな不利益に該当しないのでしょうか?

ご回答願います

 

専門家:  ekotae 返答済み 4 年 前.

雇用・労働カテゴリ担当の特定社会保険労務士です。

 

お返事ありがとうございます。

 

ご質問に対して次の通り回答させていただきました。

 

とありますが、労働契約、就業規則、労働協約のいずれか1つにでも記載されていれば有効なのでしょうか?それとも3つ全てに記載されてなければ有効では無いのでしょうか?

 

→ 基本的にはいずれか1つに記載されていれば有効です。

 

 

また、権利の濫用として「配転にともなって労働者に大きな不利益が発生する」とありますが、手当てがなくなって賃金が下がるというのは大きな不利益に該当しないのでしょうか?

 

→ 裁判例で共稼ぎという事情があっても配転命令が有効になったケースがあり、不利益を受け入れられる程度という厳しい判断が下されることが多いです。

 

 

いずれにしても賃金が下がって困るという主張はすべきでしょう。同意もしないことです。

質問者: 返答済み 4 年 前.

 ご回答ありがとうございます。再返答をお願いいたします。



 会社側からは、今まで付いていた販売手当ての代わりに、固定給と役職手当の賃上げを検討し、足りない分を賞与にていくらか穴埋めをしてくれるというのですが、いくらまで上げてくれるのかは調整中ということで明確な回答を得られていません。回答がいつ出るのかもわかりません。たぶん回答が出る前に4月1日の辞令が発令され、新転置で働くことになると思います。賞与にいたっては7月の支給日まで回答は出ないと思います。


 それともう一つ言えるのは、どんなに固定給や賞与にて補填していただいても、この配置換えで以前のような年収はもらえないと言われたことです。年収が下がるということは間違いないみたいです。


 私はできればこの会社でずっと働きたいのですが、4月5月6月と給与をもらい、7月の賞与をみて自分が納得できる補填であれば続けたいと思います。しかし、納得できない場合は後からでも配転の同意を取り消すという行為はできるのでしょうか。


ご回答の方よろしくお願いいたします。

専門家:  ekotae 返答済み 4 年 前.

雇用・労働カテゴリ担当の特定社会保険労務士です。

 

お返事ありがとうございます。

 

「固定給と役職手当の賃上げを検討し、足りない分を賞与にていくらか穴埋めをしてくれる」とのことで、酷い会社ではないように思えます。

 

貴方が「ずっとこの会社で働きたい」と思うのも会社にそういう配慮する気持ちがあるからでしょうか。

 

もっとも約束が履行されるとは限りませんので、こういう場合は配転後の労働条件について文書を作成してもらうのが良いです。また、約束の労働条件とならなかった場合は前の職場に前と同じ労働条件で戻すという内容の一文を入れるとより良いと思います。

 

仮に文書を確保できて、後日、約束が履行されなかった場合、話し合いで解決→外部機関で争うという順番になると思います。仮に訴訟となった場合、裁判所の判断となります。文書があるから配転が無効になるとは限りません。ただ、あったほうが良いのは間違いないので作成してもらったほうが良いです。

質問者: 返答済み 4 年 前.

 ご回答ありがとうございます。
確かに私の勤めてる会社は酷い会社ではありません。会社の業績も健全で賞与も毎年支払われます。会社と争う気もありません。しかし問題なのは、配転によって年収が下がり、補填してはもらえるが生活がかなり苦しくなるということです。このままいけば会社の言う通りに配転先で仕事をすることになるとは思いますが将来がとても不安です。できれば今のまま営業職で仕事をしていきたいのですが・・・・、何か良い方法は無いものでしょうか? 人生相談みたいになりましたね、すみません。

専門家:  ekotae 返答済み 4 年 前.

雇用・労働カテゴリ担当の特定社会保険労務士です。

 

お返事ありがとうございます。

 

仰るとおり、法律のご相談ではなくなってきますので、ありきたりな回答になってしまうかもしれませんが、営業職をこれまで頑張って実績をあげてこられたとのことで、「収入のこと意外に営業の仕事がしたい気持ちが強い」とか「営業職に対するこだわりがある」とかそういうのをぶつけてみるのはどうでしょうか。

 

将来に対するご不安については、会社側は補填することもあって軽視している(あまり伝わっていない)かもしれません。なので、将来に対する不安をより伝えることで、補填額が少しでもアップするかもしれません。

 

ところで、このところ、アルバイトなどの副業を認める会社が増えています。なぜなら、ここ数年、景気は悪かったですし、賃金カットせざるを得ない会社が増加したからです。賃金カットした分を副業で補ってもらうという意図があります。それで、実際するかどうかは別として、副業を認めるという条件を提示するのも1つの方法です。

そういう条件を提示することで、可能性としては、今のまま営業職になるか補填額が増えるかもしれません。

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