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sr_hossy
sr_hossy, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 1537
経験:  法政大学経営学部経営学科卒業銀行勤務、大手建機メーカー経理部勤務を経て、社会保険労務士事務所を開業。
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老人保健施設で働く介護士です。 数ヶ月前の事ですが、私が夜勤明けで帰宅した後の事です。 老人A「夜間のオムツ

解決済みの質問:

老人保健施設で働く介護士です。
数ヶ月前の事ですが、私が夜勤明けで帰宅した後の事です。

老人A「夜間のオムツ交換で職員(=私)にモノのように扱われた」と、介護主任に訴えがあり(雑談の中に含 まれる訴え)、
それに対して介護主任は「家族(老人Aの)に一筆書いてもらって懲戒免職に出来るよ」と返答したそうです。
介護主任自身が同僚(複数)の前で笑いながら話していました。

後日そのことを同僚から聞いた私は、呆れるやら怒りがこみ上げるやら…
具体的に介護主任から老人Aに関しての注意・指導の類は有りませんし、冗談で片づけるにしても悪質です。

『顧客にクレームを勧め、部下を退職に追い込む』
このような考えの上司に毅然とした態度をとりたいのですが、さらに上の管理職に相談しようにも何をどう相談すればよいのか…。

自分のスタンス、考え方、社会的な態度に対するアドバイスをお願いします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  sr_hossy 返答済み 4 年 前.

ご相談、拝見させていただきました。労働問題担当の社会保険労務士です。

 

上司の心ない行為、ご心痛お察し申し上げます。

 

根も葉もない事でご相談者様を陥れるような言動はパワハラに該当する可能性があります。

ご相談者様のスタンスとしては、謝罪を求めていくことが妥当であると思われます。

その順序として

 

①介護主任以上の管理者に今回の件を相談し、介護主任への厳重注意、ご相談者様への謝罪を指導するよう話してください。

 

②会社がきちんとした対応を取ってくれればそれで解決だと思うのですが、会社が適切な対応を取ってくれなかった場合は、労働基準監督署へ相談です。

 

③労働基準監督署から会社への働きかけや指導があっても会社が適切な対応を取らなかったり、労基署が直接介入できない、という状況であれば「あっせん」や「労働審判」と言った個別労働紛争解決制度を申立てて、会社の管理責任と介護主任のパワハラを第三者に判断してもらうことです。

 

 

「あっせん」「労働審判」について説明させていただきます。

【あっせん】
都道府県労働局に申し立てをし、あっせん委員と呼ばれる専門家が労使双方の主張を聴き、和解案を提示してくれる国の制度です。費用はかかりませんし、弁護士などの専門家を依頼する必要もありません。
申立ては、労働基準監督署内の総合労働相談コーナーでも受け付けてもらえます。
群馬労働局ホームページのあっせんの箇所のURLを以下に添付させていただきます。

http://gunma-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/kobetsu_roudou_funsou/hourei05.html

 

【労働審判】
労働審判は地方裁判所に申し立てを行います。申し立てをすると、労働審判官(裁判官)と労働審判員(弁護士などの専門家)が労使双方の主張を聴き、証拠の確認を行い、原則3回以内の審理で、調停や審判で解決を図ってくれる国の制度です。
裁判ではありませんので、弁護士を依頼する必要はありません。当事者には参加義務があるので、労働者が申立てをすれば、会社側は労働審判への参加を拒否できません。
調停や審判に双方が合意して和解すると、その内容は裁判の判決と同等の効力を持ちます。
提示された審判に最終的に労使双方もしくは片方から異議申し立て(その審判は受け入れられない、という不服)がなされると労働審判は打ち切りとなり、通常の訴訟に自動的に移行する、という仕組みです。
ご参考までに、裁判所ホームページの労働審判のURLを添付させていただきます。
<労働審判制度とは>

http://www.courts.go.jp/saiban/wadai/2203/index.html

<労働審判手続き>

http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/minzi_02_03/index.html

<労働審判手続きの必要書類>

http://www.courts.go.jp/saiban/qa_minzi/qa_minzi_48/index.html

 

 

①の介護主任以上の管理者への報告・相談の段階で、これら個別労働紛争解決制度の利用も考えている、ということを伝える事で、管理者も真剣に受け止めてくれるものと考えます。

当事者同士の話し合いで解決・和解できない労働トラブルは、第三者を交えての話し合いでなければ解決は非常に困難です。

 

①管理者へ報告・相談

②だめなら労基署へ相談

③それでもだめなら「あっせん」や「労働審判」の申立て

という流れで、介護主任へ謝罪を求めていく事になります。

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