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ekotae, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
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経験:  開業後、ずっと労働者から職場のトラブル、社会保険、労働保険など多数相談を受けてきました。特定社会保険労務士の資格有
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以前から会社公認でガラス細工の製作・販売を行っていましたが、うつ病で休職した際に新しく入った人事の担当者から休職期間

解決済みの質問:

以前から会社公認でガラス細工の製作・販売を行っていましたが、うつ病で休職した際に新しく入った人事の担当者から休職期間中にガラスを作ったことを副業だから辞めてください、そうでなければ懲戒処分ですと言われています。傷病手当申請の手続きに関してもあい まいにされ、1か月の休職の診断書の期間を過ぎても復職できるかどうかの判断もされないまま無収入で期間だけが過ぎています。
ガラス細工はTV出演などもしているくらいで会社の社員・上司・役員も以前から知っている状況でした。
新しく来た人事の人に副業を禁止している会社で勤務し続けるつもりがあるかどうかの回答を求められ、暗にこちらから辞めるように言わせようとされている感じがします。どうしたらよいのでしょうか?
現在、休職期間があいまいなまま出社はしておりません。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  ekotae 返答済み 4 年 前.

雇用・労働カテゴリ担当の特定社会保険労務士です。質問をご投稿いただき、誠にありがとうございます。

 

回答のために質問させてください。

 

ガラス細工の副業は1日あたりどれくらいされていますか?また1週間に何日くらいされていますか?

 

お手数ですがお返事よろしくお願いいたします。

質問者: 返答済み 4 年 前.

ご対応いただきありがとうございます。


 


ガラス細工を行っている頻度ですが、土日休日のみの活動で、


オーダーが入った時などは週に6時間ほど。


去年の2月くらいまでは生徒が週1回来ていて


一日4時間ほどでした。


 


イベント参加などもありますが、


その場合には週末参加なので


年に1度程度週末の前後に休暇を


取ることもありました。


 


数年に一度、大きなイベントに参加する際は


日を分散させて一か月間に5,6日の休暇を取ったことはありました。


その際は上司や同僚に伝え、仕事量を調整して


休暇を取っていました。


 


現在休職しており、ガラス細工を作る時間は


週に3日、4時間ずつで合計12時間程度になります。


 


その他の参考程度ですが、


会社から家はだいぶ離れており、片道2時間、


合計4時間の通勤時間があります。


 


昨年4月に移動で営業職になり、


ストレスで内科・心療内科に行くようになりました。


 


昨年10月に離婚し、犬猫の世話などもあり


他の人よりも早めに帰っていた経緯はあります。


(10時出社~19時退社)


 


11月末から休職し、年末までの休職予定でしたが


会社側からは産業医と面談し、出社可能と


認定されてから出社可能となるといわれましたが


月に1回しか産業医が来ないのと


1月の産業医面談の前に傷病手当申請書の


手続きで会社に行った際に副業の件を


確認されて産業医面談をスキップされ、


現在に至ります。


 


 


よろしくお願いいたします。

専門家:  ekotae 返答済み 4 年 前.

雇用・労働カテゴリ担当の特定社会保険労務士です。

 

お返事ありがとうございます。

 

ガラス細工の製作・販売を会社公認でされていたのでしたら、同意しない限り今さら禁止できないと考えられます。

 

労働基準法では副業を禁止するという定めはありません。しかし、会社は就業規則に副業禁止を定めること自体はできます。
では、就業規則に定めがあれば全面的に有効かというとそうではありません。

 

労働者が勤務時間外や休日の私生活をどう過ごすかは自由です。

 

厚生労働省の「今後の労働契約法制の在り方に関する研究会報告」でも、「労働時間以外の時間をどのように利用するかは基本的には労働者の自由であり、労働者は職業選択の自由を有すること、近年、多様な働き方の一つとして兼業を行う労働者も増加していることにかんがみ、労働者の兼業を制限する就業規則の規定や個別の合意については、競業に当たる場合その他兼業を禁止することにやむを得ない事由がある場合を除き、無効とする方向で検討することが適当である。」としています。

 

この研究会報告のポイントは2つあります。1つ目は、「原則、副業(兼業)を禁しても無効という方向」ということです。


2つ目は「やむを得ない事由がある場合は無効とも言えない」ということです。

やむを得ない事由とは次のように極めて限定的な場合と考えられます。
①副業のために遅刻や欠勤が多くなるなど勤めている会社の労務提供に強い悪影響がある
②勤めている会社と競合するような副業で会社の利益を損なうような場合

 


現状では就業規則に副業を禁止するという定めを設けることはできることになっていますが、労働契約法という法律で副業禁止の定めがあっても原則、無効とする方向があるのです。


副業を理由とする懲戒処分についてですが、上記の「やむを得ない事由」のようなよほどのことがあった場合は処分が有効です。
懲戒処分にはいくつか種類がありますが、その中でも懲戒解雇はもっとも重い処分です。懲戒解雇とは職場の重大な秩序違反に対する解雇をいいます。懲戒解雇が有効となるには次のような相当厳しい要件を満たすことが必要です。

①懲戒事由や懲戒の種類が就業規則に明記されていること
②就業規則が周知されていること
③懲戒規定の内容が合理的であること
④就業規則の懲戒事由に該当した事実があること
⑤平等な取扱いであること
⑥処分の重さが相当であること
⑦適正な手続きを踏んでいること

 

 

「ガラス細工を行っている頻度ですが、土日休日のみの活動」とのことで、勤務には何の影響もないのではないでしょうか。会社の労務提供に強い悪影響はないと思います。

ただ、副業により1か月に5、6日の休暇があったというのは影響はなかったとは言えないので、今後はできるだけとらないほうが良いでしょう。


会社の公認であったし、副業による休暇も許可をとっていたし、労務提供に強い悪影響はないのであればガラス細工の製作・販売を理由とする懲戒解雇は無効となる可能性が高いと思います。

 

まとめとしては、

・副業禁止に同意しない

・懲戒解雇は無効となる可能性が高い

です。

 

専門家:  ekotae 返答済み 4 年 前.

雇用・労働カテゴリ担当の特定社会保険労務士です。

 

それから、副業の件と産業医面談は別のことですので、スキップは問題があります。

産業医面談をスキップされ続けたら、ずっと復職できなくなりますが、そういったことは認められません。

 

質問者: 返答済み 4 年 前.

ご回答ありがとうございました。


副業禁止に同意しないというアドバイスも大変参考になります。


会社としては休職中にガラス細工を作ったことを


問題にして休職中の問題行動と認定したいようです。


こちらは実際問題になるのでしょうか?


確かにオーダーの作品を作ったりもしていました。


そうはいっても一日中寝ていることがほとんどでしたし


オーダー作品を作るのは数時間なのですが。


 


会社の人事からは副業をそもそもしていること、


休職中に営利目的での活動を行ったこと


について何度も指摘を受けました。


 


会社からは事故調査委員会で内容を確認するため


事情聴取する旨言われています。


当然聞かれたことに対してありのまま回答する予定です。


 


「会社は従業員が就業規則に従わない


 場合、事故検証委員会にて、懲戒処分内容を

 検討し、適切な処分を行います。」

というメールが来ています。

 

専門家:  ekotae 返答済み 4 年 前.

雇用・労働カテゴリ担当の特定社会保険労務士です。

 

お返事ありがとうございます。

 

会社の主張はおそらく休職中で労務不能の状態なのに働いたからというものだと思います。でも、労務不能と偽って働いたのでしたら問題ですけど、労務不能という診断があったのであれば「無理をした」という話です。

他のケースですが、うつ病と診断されたけれども仕事が休めないので無理をして出勤している人はたくさんいらっしゃいます。その時、無理をして出勤したことに対して懲戒処分はしないでしょう。

それにガラス細工を数時間作ることと、どこかで雇用されて働くことは次元が違います。私は休職中にガラス細工を作ったことに対する会社の懲戒処分は無効という見解です。

 

 

会社からメールが来ていることに対しては、 「労働者が勤務時間外や休日の私生活をどう過ごすかは自由」、「労働基準法では副業を禁止するという定めはない」「労働契約法という法律で副業禁止の定めがあっても原則、無効とする方向がある」などの反論をされると良いでしょう。

副業の件に ついては見解が分かれる部分はあるのですが、会社が就業規則で副業を禁止して懲戒処分をする根拠はないと考えます。例えば、勤務時間外や休日にランニングをする方が増えていますが、ランニングが会社の労務に影響するから懲戒処分するということはないでしょう。ランニングをすることによって遅刻や欠勤が増えたらそのことに対してなんらかの懲戒処分をすることは有効ですが、ランニングをすること自体に懲戒処分をすることはできません。それと同じで、勤務時間外や休日のアルバイト等は問題がなく、遅刻や欠勤が増えた場合に問題になると考えられます。

 

ところで、ガラス細工を作った日については傷病手当金がその日分については不支給となる可能性があると思っています。傷病手当金については会社が決めることではなく、保険者である健康保険協会か健康保険組合に加入しているなら健康保険組合が決めることです。ガラス細工を作ったことによる報酬の有無やどの程度の作業であるかなどを考慮して保険者が決めます。このことと、会社の懲戒処分の話とは別のことです。

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