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remember2012, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 975
経験:  社会保険労務士
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私は休職中で傷病手当を受け取っています。メンタルの傷病です。やっと職場復帰するに当たり、かかりつけの医者の診断書を提

質問者の質問

私は休 職中で傷病手当を受け取っています。メンタルの傷病です。やっと職場復帰するに当たり、かかりつけの医者の診断書を提出するわけですが、産業医(2回)の承認を得なければなりません。その際、職場からはかかりつけの医者の診断書は「就労不可」の診断書が必要なので書き直してもらうよう要請され、産業医への面談も時期を理由に引き延ばされています。この場合、かかりつけの医者の「就労可能」という判断がまず第一ではないかと思うのですが
法的にそのようなことで正しいのでしょうか。
突然のご質問、乱文乱筆お許しください。
どうか回答のほどよろしくお願い申し上げます。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  remember2012 返答済み 4 年 前.

ご相談ありがとうございます。労働分野専門の社会保険労務士です。

早速、回答させていただきます。

 

まず、休職とは何であるかについてご説明させていただきます。

休職に関しては労働基準法上に明確な定めはなく、その内容や対象者は会社が独自に決定することができるものです。

実際、休職制度を設けていない会社も少なくありません。
労働者には労働契約に付随して労務提供義務があり、本来、労働者がこの労務提供義務を果たすことができないのであれば使用者はその労働者を解雇することも可能とされています。

(その傷病が業務上のものであれば別ですが休職制度のない会社は労務提供義務が果たせないことを理由に解雇します)

休職制度がある会社はこのような場合にもすぐに解雇するのではなく、労働契約関係そのものは維持させながら労務への従事を一定期間免除し、解雇の猶予を与えます。

過去の判例からも休職とは「業務外の傷病による長期欠勤が一定期間に及んだとき、使用者がその従業員に対し、労働契約関係そのものは維持させながら、労務の従事を免除する休職制度であるところ、この趣旨とするところは、労使双方に解雇の猶予を可能とするところにあると解される」とされています。

(岡田運送事件 東京地裁 平14.4.24)

つまり、休職中の労働者を復職させる際の判断基準も会社が独自に定めることができます。

但し、その判断基準は就業規則に定めておく必要があります。

貴方の会社の就業規則を確認していただくことが前提となりますが、就業規則に「復職の際は産業医の診断書をもとに判断する」というような定めがあれば、貴方の主治医の診断書よりも産業医の診断書が判断基準となります。

 

>産業医への面談も時期を理由に・・・

このようなことが合理的な理由もなく行われているのであれば、会社の対応も適正なものとは言えませんので、異議を申立てていくことは可能でしょう。

とはいえ、現実問題として労使関係においては圧倒的に力の差があります。労働者個人でこのようなことに対して異議を申し立てていくには難しいものあると思います。

そのような場合のために労働局のあっせん制度というものがあります。

あっせん制度とは国が指名したあっせん委員が仲介役となって、労使の間に入り和解による解決を目指すもので無料で利用できます。

双方の主張を聴きますが、事実の認定は行わず、あっせん案の提示が行われます。

簡単に言えば、国が話し合いの場を作ってくれる制度です。

ほとんどのケースが、概ね1ヵ月程度で解決します。

ご参考のために貴方のお住まいのあっせん制度の相談先を記載させていただきますので、この制度の詳細はこちらにお問い合わせいただければと思います。

http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/roudoukyoku/kanren_shisetsu/corner.html

これは労働審判などと異なり、あくまで話し合いによる解決を目指すのもなので、今後の勤務継続を視野に入れた平和的な解決が望めます。

質問者: 返答済み 4 年 前.

早々のご回答 ありがとうございます。就業規則によって産業医の判断となる旨よくわかりました。ひとつ危惧しています点は、会社に言われるまま、主治医の診断を(就労可能)と書き直してもらった点でして、会社が主治医の診断を改ざんさせることが合法なのか?(現実には私が頼んだことになってしまいますが)あるいは、最終的にそれを逆手にとられはしないか(主治医の診断が就労不可であること)、つまり、産業医の判断は仕方がないとしても、主治医の診断書は、ありのままを書いて頂くようしたほうがいいのではないか?と悩んでおるしだいです。良きアドバイスをどうぞよろしくお願いいたします。

専門家:  remember2012 返答済み 4 年 前.

ご返信ありがとうございます。

念の為、確認ですが「就労可能」というものを会社の指示のもと「就労不可」に書き直してもらったということですよね?

そして、貴方は復職を希望されているということですよね?

質問者: 返答済み 4 年 前.

はい。


会社の言い分は産業医に面談し、判断が降りるまでのその期間、就労できないわけだから、就労不可という主治医の診断書が必要と説明を受けました。それ以後それに従ってきたわけです。

専門家:  remember2012 返答済み 4 年 前.

ご返信ありがとうございます。

会社が診断書を直接「就労不可」に書き直したわけではないので改ざんではなく、違法とは言えません。

但し、そのような指示をしたことは労務管理上、問題があります。

恐らく、貴方の会社の就業規則には復職に際して主治医の診断書も判断材料になる旨、記載されているのではないでしょうか。

主治医の診断が就労不可であることを逆手に取ると言うよりは、その診断書をもとに会社は貴方の復職を認めないことを正当化しているのでしょう。

貴方が復職を希望されるのであれば、今後は「就労可能」の診断書を提出することです。

>産業医に面談し、判断が降りるまでのその期間、就労できないわけだから、就労不可という主治医の診断書が必要と説明を受けました。

このようなことはデタラメです。

主治医の診断書と産業医の診断書が異なっていても、問題はなく(医師によって見解が異なってもおかしいことではありません)、会社が就業規則の定めによって、どのように判断するかです。

主治医の診断書が「就労不可」になっていることを理由に会社が復職を認めないのであれば、その「就労不可」が会社指示によるものであることを主張し、復職を目指してください。

最初の回答でも述べさせていただいたように、休職に関しては法律上に定められたものではありませんので、話し合いによる解決しかないところがあります。

(裁判をするというのであれば別ですが)

診断書を書き換えてもらうよう指示をしたり、産業医の面談も引き伸ばしたりと、会社の対応には悪質な部分があるように思えますので、先の回答で述べさせていただいたように行政に間に入ってもらうことをご検討されてはいかがでしょうか。

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質問者: 返答済み 4 年 前.

大変よくわかりました。


ご丁寧で細やかなアドバイスを頂き有難うございます。半ばあきらめ気味だった心がすごく勇気づけられました。これから先生のアドバイスに基づいて考えていこうと思います。結果がどのようであれ感謝の気持ちに変わりはございません。


また、わからないことがあれば相談させていただきます。


本当に有難うございました。

専門家:  remember2012 返答済み 4 年 前.

こちらこそご相談ありがとうございました。

尚、回答が参考になったのであればプラス評価をしていただく必要がありますので、何卒よろしくお願いいたします。

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