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remember2012, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 975
経験:  社会保険労務士
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会社の安全配慮義務について相談です。 私は、平成19年11月から、勤務をしながら、うつ病の定期通院治療をしてい

解決済みの質問:

会社の安全配慮義務について相談です。

私は、平成19年11月から、勤務をしながら、うつ病の定期通院治療をしています。
平成23年3月、本社に呼ばれ、“本社の総務へ転勤しないか?”と言われました。

私は、今年で45才になり、工場での仕事以外は、全く知りません。
また、勤務する会社は、営業職から営業職への転勤以外、転勤はあまりありません。

現在の配属先は、自宅から車で20分程度の距離ですが、
本社へ通勤となると、電車で特急を利用しても、片道2時間半の通勤になります。

私は、あまりのショックに、転勤のことが、頭か ら離れず、平成23年4月、
うつ病が悪化して、平成24年1月まで、自宅休養に至るまでになりました。

平成24年2月から、リハビリ勤務可能の診断書が出たのですが、
会社側から、2月からのリハビリ勤務は、本社の総務で行えという連絡がありました。

私は、また体調を崩しましたが、
結果的に、4月から、従来の工場で、リハビリ勤務を開始することができました。

リハビリ勤務開始以降、順調に回復してきたのですが、
7月に本社に呼ばれ、“将来的には転勤させるから”と言われました。

私は、精神的に追い込まれ、うつ病治療にも悪影響をきたしています。
また、私の担当医も同意見で、会社側の対応に、大きな疑問を持っています。

このような、会社側の対応は、
会社側の「安全配慮義務」に抵触しないのでしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  remember2012 返答済み 5 年 前.

ご相談ありがとうございます。

それでは回答させていただきます。

まず、本社総務への転勤命令に関してですが、転勤命令(配転)については直接規制する法律はありません。

但し、過去の判例から①勤務場所・職種を特定する合意がなく、②労働協約、就業規則に、業務上の都合により配転を命じることができる旨の規定があり、かつ現に配転を行っている等の実情がある場合には、使用者が労働者の個別的な合意なしに配転を命じる権限があるとされています。

しかし、いくら就業規則、労働契約に基づいて使用者に配転命令権が認められたとしても、その権利が濫用と認められれば無効を主張できます。

過去の判例から配転命令権の濫用が認められる特段の事情として①当該配転命令に業務上の必要性が存しない場合、②業務上の必要性がある場合でも、当該配転命令が他の不当な動機・目的をもってなされたものであるとき、③もしくは労働者に対し通常甘受すべき程度を著しく超える不利益を負わせるものであるとき、をあげています。

今回の転勤命令で問題となるのが、会社がどのような意図をもって貴方に本社総務への異動命令を行っているかというところです。

"本社の総務へ転勤しないか?"、"将来的には転勤させるから"という発言が貴方に精神的苦痛を与えているのであれば、貴方の仰るようにパワハラに該当し、「安全配慮義務」に抵触している可能性もあるでしょう。

ご相談内容からは本社への転勤命令の意図が不明ですので、明確なことは申し上げられませんが、会社のほうからしてみると貴方のご病気のことを考え、工場勤務より本社総務勤務のほうが業務負担が軽減し、貴方の体調不良にも影響が少なく、リハビリ勤務をするのも本社のほうが良いのではないかと考えているのではないでしょうか。

つまり、会社のほうからみると本社勤務をさせることが「安全配慮義務」を果たすことと考えているとも言えます。

但し、主治医の意見や本社勤務になると片道2時間半の通勤になることを考慮すると会社の判断が正しいとは言えないかもしれません。

いずれにせよ、このように法令に直接違反しないことに関しては労基署で相談しても相談窓口は一般に非常勤の労働相談員が対応してますので、自助努力が強調され具体的な救済の動きにつながりません。

よって、このような問題は労働局のあっせん制度を利用されることをお勧めいたします。

あっせん制度とは国が指名したあっせん委員が仲介役となって、労使の間に入り和解による解決を目指すもので無料で利用できます。

双方の主張を聴きますが、事実の認定は行わず、あっせん案の提示が行われます。

簡単に言えば、国が話し合いの場を作ってくれる制度です。

ご参考までに貴方のお住まいの労働局あっせん制度のURLを記載させていただきますので、より詳細な内容はこちらでご確認いただければと思います。

http://www.pref.chiba.lg.jp/chiroui/roudoumondai/kanrenhouki/kobetsu-assen/index.html

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