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sr_hossy, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 1537
経験:  法政大学経営学部経営学科卒業銀行勤務、大手建機メーカー経理部勤務を経て、社会保険労務士事務所を開業。
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契約社員として勤務しています。 基本給と、残業報酬として残業時間にかかわらず毎月決まった時間分の報酬、賞与はいくら

解決済みの質問:

契約社員として勤務しています。
基本給と 、残業報酬として残業時間にかかわらず毎月決まった時間分の報酬、賞与はいくらと決まった金額で契約していました。
しかし、今回会社から、残業報酬に関して固定の金額ではなく、残業した分のみの報酬に切り替える、ただし今年度から1/3を減らしていき、再来年には固定の報酬はなくなり、残業した分のみの報酬ということになりました。
つまり、これまでは固定でもらっていた残業報酬がつかなくなるため、年収に換算すると70万円以上が固定給からなくなってしまうような形になると説明を受けました。
基本給に関しては、これまでと同じ金額で、基本給をあげるということはないようです。
これまで固定給としてもらっていたものが、不安定なものに切り替わってしまうことが納得がいかないのですが、受け入れるしかないのでしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  sr_hossy 返答済み 5 年 前.

ご相談、拝見させていただきました。労働問題担当の社会保険労務士です。

実質的に大幅な減収となってしまう事態、ご心痛お察し申し上げます。

今回の問題、そもそも当初から会社の条件提示に問題がありましたね。

残業代はそもそも法定労働時間を超過した部分に対して割増賃金を支払う(労働基準法37条)ものですので、

「残業時間に関わらず毎月決まった時間分の報酬」という取り扱いが問題でした。残業の多い人にとっては残業代未払いになりますし、残業が少ない人にとっては福利厚生的な取扱いとなってしまうからです。

今回のご相談者様の場合、固定した水準でもらっていた賃金ですので、実質基本給というみなされ方ができる可能性があります。

臨時に支払われる賃金ではなく、決まった金額(定額)で支給を受けていたわけですから、基本給に組み入れられるべき賃金です。

基本給に組み入れられるべき賃金であれば、それを減給するとなると「制裁」に該当します。「制裁」とは、ご相談者様が就業規則違反等をしたために制裁処分として「減給」されることを意味します。

しかし、ご相談者様は就業規則違反などしておりません。

であれば、今回の会社の措置は労働者にとっての「不利益変更」であり、合理的理由がない限り認められません。

労働問題の管轄は労働基準監督署になりますので、給与明細を持って、労働基準監督署に相談してください。そこで「不利益変更である」と認識されたら、今回の減給を受け入れる必要はありません。

最後に余談です。

今回のケース、会社側に当初からどれくらいの労働法に関する知識があったか不明ですが、ご相談者様と会社側に認識の相違があることが原因です。

会社がこれからやろうとしていることが本来の正式なやり方です。会社としては正常な状態に戻そう、それに対してご相談者様としては今まで固定で支給されていた賃金が減額されて納得できない、この認識のギャップです。

このまま会社が「残業はきちんと残業した分を支給する」という改善をし、ご相談者様が「今までの固定部分は固定給だ」と主張し、この両者の主張をそのまま反映させると、ご相談者様の給与は

基本給(従来の残業固定給含む)+実際に残業した分の残業代

となります。

会社としては給与負担が増大しますので、おそらく飲めない条件でしょう。そもそもが残業代計算の「正常化」をしようとしている会社ですので、今回出してきた条件は変えてこない、と思います。

まずは契約更新前に、速やかに労働基準監督署に相談して、当初及び今回の会社の取り扱いを説明して労基署の判断を確認することです。

確認した後に、どのように行動するかを熟慮されるべきでしょう。

質問者: 返答済み 5 年 前.

これまでの残業代は、一定の時間分を固定し支給され、その一定分を超えればされにその分を支給されていましたがそれでも、この場合、これまでもらっていた一定の残業報酬を固定給と考えられる可能性はあるのでしょうか?

専門家:  sr_hossy 返答済み 5 年 前.

ご返信、ありがとうございます。

固定給と考えられる可能性は、あります。毎月定額で支払われていた以上は、臨時に支払われる賃金ではないからです。

実際に今までのご相談者様の労働時間として、一定時間分を超える場合がほとんどでしたでしょうか?

労基署の判断基準は外部にはわかりませんが、おそらく以下の点が判断材料になろうかと思います。

①一定時間を超える残業が経常化していた

この場合は残業固定報酬は意味をなさず、実際に残業した分が支払われている。なので、固定給とはみなさない可能性が高い。

(例)

一定時間残業報酬(5時間)、実際の残業は10時間

会社からの賃金支払いは残業代10時間

②一定時間を超える残業がほとんどなかった

こちらの場合でしたら、残業固定報酬は実際の残業よりも金額が大きくなる。つまり残業に残業に対しての割増賃金ではなく、固定給だと判断される可能性が高い。

(例)

一定時間残業報酬(5時間)、実際の残業は3時間

会社からの賃金支払いは一定時間残業報酬の5時間

3時間しか残業していなくても5時間分を固定(定額)で支給しているわけですので、臨時に支払われる賃金ではない(=基本給)

と、みてくると思います。ご相談者様の場合は収入減になられるとの事ですので、②のケースだと思われます。①のケースでしたら、今までと同じくらいの残業時間が見込まれるのであれば、それほど収入が減少するとは思えませんので。

結論ですが、固定給と考えられる可能性はあります。

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