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remember2012
remember2012, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 975
経験:  社会保険労務士
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私の会社は24時間365日営業をしています。 賃金には、みなし残業30時間が含まれており、勤務はシフト制です。

解決済みの質問:

私の会社は24時間365日営業をしています。

賃金には、みなし残業30時間が含まれており、勤務はシフト制です。
現在は9:00〜19;00で、毎日1時間の残業が義務付けられています。

先日、18:30からの社外セミナーに参加したく、その日は18:00に上がれる様に上司に掛け合いました。
回答は、「9時間労働が義務だから、その日は8:00出社して」とのこと。

「みなし」なのに「強制」になる事に疑問を感じました。
また、遊びに行くのであればそう言われても仕方が無いと思いますが、社内研修など全く無い会社で社外に勉強に行くというのに、9時間労働を強制というのは、どうなんでしょうか。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  remember2012 返答済み 5 年 前.

ご質問ありがとうございます。労働分野専門の社会保険労務士です。

それでは回答させていただきます。

 

 

就業規則に残業を命じる規程があり、時間外労働に関する労使協定を労働基準監督署に届けていることが前提となりますが、労働者は残業命令に従う必要があり、正当な理由なく拒否した場合は懲戒処分も可能とされています。

 

つまり、残業が必要な場合に、これを労働者が拒否した場合は、業務命令違反として懲戒処分の対象となります。

しかし、懲戒処分の前に労働者側から残業を拒否した理由を聞くことが必要です。

会社は今回の残業拒否が貴方の個人的な都合による残業拒否ではなく、社外に勉強に行くのが理由ということで懲戒処分の対象にはせず、その代わりに一時間の早出を求められたと考えられないでしょうか?

 

遊びに行くのではなく、あくまで勉強の為のセミナーに出席するのに18:00の退社が認められなかったお気持ちはお察ししますが、会社としても他の社員の目もあるため、また他の社員と労働時間を同等にするための方法として今回のような代償措置を提案されたのだと思います。

 

質問者: 返答済み 5 年 前.

早速の回答をありがとうございます。

ただ「みなし」の意味が分かりません。
「これくらいの残業が発生する」というため、設定されているのでは無いのでしょうか。
19:30や 20:00まで残る事もしばしばあります。
確かに、当たり前の様に18:00で帰宅しているのであれば、周りの〜というのも納得しますが、普段は19:00を定時と考えています。
私が疑問を感じているのは、8時間以降の時間は裁量の範囲ではなく、強制とされている部分です。


そもそもの「みなし残業」の考え方に関し、私の認識が間違っているのでしょうか。
専門家:  remember2012 返答済み 5 年 前.

ご返信ありがとうございます。

 

 

賃金に含まれているみなし残業30時間というのは定額残業手当のことです。

 

時間外労働を業務命令として行うこととは別問題となります。

 

そもそも労働時間に関しては労働基準法第32条に1日8時間、1週40時間(一部の業種は44時間)を超えて労働させることはできないと定められています。

(労働基準法第32条)

これを法定労働時間といいます。

この法定労働時間を超えて労働させるために先の回答で示させていただいた労使協定の届出が必要となります。

但し、労使協定を届け出ようと法定労働時間を超える労働時間に対しては時間外労働手当を支払う必要があります。

 

定額残業手当とはその法定労働時間を超える労働に応じて細かく支払わず、例えば「1カ月定額5万円」というように支払う方法です。

しかし、実際に行われた時間外労働に対し労働基準法上支払うべき割増賃金額が定額残業代を上回る時は、その差額を支給しなければなりません。

貴方の定額残業代が労働契約書、もしくは就業規則に30時間分と記載されているのであれば、実際の時間外労働がこれを超えている場合にその差額を支払わないことは賃金の不払いとなり労働基準法違反となります。

 

つまり、みなし残業30時間というのは定額残業代が何時間分に該当するかということで、会社が貴方に時間外労働を何時間、業務命令として行うことができるかということではありません。

 

 

 

 

質問者: 返答済み 5 年 前.

遅い時間までありがとうございます。

最後になりますが、
>定額残業代が何時間分に該当するかということで、会社が貴方に時間外労働を何時間、業務命令として行うことができるかということではありません。
ということは、今回の8:00出社命令は違法に当たるのではないのですか?
通常、9:00〜18:00が1日の労働時間の8時間に該当しているので、18:00〜19:00は残業となりますよね。
で も、1日の労働時間は9時間と義務づけられているのは、労使協定を労働基準監督署に届けている為に、会社の当然の権利とされているという事でしょうか。

法律上問題が無いのであれば仕方が無いと思います。
今後、業務に直接関係のあるセミナーがあった場合、やはり不満が出てしまうと思います。
同じ様な状況であった場合、やはり8:00出社するのが妥当という事なんでしょうか。


専門家の先生の話をふまえ、最近の労働契約書は企業側の有利に働く様、グレーな書き方をしているなと、改めて思いました。
「〜に準ずる業務全般」とか、「勤務時間:9:30〜18:30 ※但し業務内容により多少の変更有」とか。
専門家:  remember2012 返答済み 5 年 前.

 

残業、つまり時間外労働は本来の終業時間が終わったあとの時間だけを指していうのではなく、始業時間の前の時間も含みます。

つまり、早出を業務命令として行ったのであれば従う必要があります。

時間外労働は会社の当然の権利として行っているのではなく、本来違法とされているものを労使協定の締結・届出によって例外的に認めているだけです。

さらに就業規則に残業を命じる規程があることにより、残業を業務命令として行えるのです。

因みに厚生労働省の定める限度基準として1カ月の時間外労働時間の限度は45時間とされています。

 

 

もちろん会社がOKといえば8:00出社する必要はありませんので、そこは話し合いによるところでしょう。

業務に直接必要であるセミナーであることを訴え、貴方の仕事に対する気持ちが分かってもらえれば会社も認めるべきだと私も思いますが。

 

貴方の仰るように労働契約書、就業規則はグレーな書き方をしている部分があります。

それは企業側に有利に働くようにというよりは、労働基準法、その他の法律が労働者側に有利な定め(もしくは労働者の為の法律と言っても過言ではない程)になっているため、使用者側も法律に違反しない範囲では不利にならないように必死なのでしょう。

 

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