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sr_hossy
sr_hossy, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 1537
経験:  法政大学経営学部経営学科卒業銀行勤務、大手建機メーカー経理部勤務を経て、社会保険労務士事務所を開業。
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これまで家族だけで農業をしてきた人たちが、パートさんを雇いたいと考え始めました。必要な手続きや必要な金銭、その他手続

解決済みの質問:

これまで家族だけで農業をしてきた人たちが、パートさんを雇いたいと考え始めました。必要な手続きや必要な金銭、その他手続きや注意点について、教えてください。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  sr_hossy 返答済み 5 年 前.

ご相談、拝見させていただきました。労働問題担当の社会保険労務士です。

 

新たに従業員(パートさん)を雇いたいとの事、必要なお手続き等を回答申し上げます。

雇用するパートさんの人数にもよりますが、以下の手続きが必要となります。

 

①労災保険の加入(労働基準監督署へ申請)

通常の農業であれば、常時5人未満の労働者を使用する個人経営の事業であれば、加入は任意です。常時5人以上を使用するのであれば、労災加入は強制となります。

法人形態で経営されている場合は、強制加入です。

 

②雇用保険の加入(ハローワークへ申請)

①の労災と同様です。常時5人未満の労働者を使用する個人経営であれば、加入は任意、法人形態であれば強制適用になります。

 

③健康保険、厚生年金(年金事務所へ申請)

新たに雇用するのが、パートさんという事ですので特に手続きする必要はないかと思います。パートさんは扶養の範囲内での労働でしたら、健康保険も厚生年金(国民年金の第3号被保険者)も配偶者が負担しているからです。

また、健康保険及び厚生年金保険は個人経営の農業であれば適用は任意です。

 

社会保険・労働保険に関してはこれくらいですが、新たに人を雇用するとなると後々トラブルが発生する可能性を排除しておく必要があります。雇用契約の際に以下の事を書面で取り決めておく方が無難です。

①残業の有無(残業させる可能性があるならば、その旨を雇用契約書に記載)

②転勤の有無(隣の市にある畑に勤務してもらう可能性がある場合等は記載)

③退職金の有無(パートさんですから無しとは思いますが、念のため記載する方がよろしいでしょう)

④業務の範囲(田植えだけなのか、収穫や脱穀、農協への運搬等までやるのか等記載された方がよろしいでしょう。「その業務をやるとは知らなかった」というトラブルが結構多いからです)

⑤始業及び就業の時刻、休憩時間、休日や休暇に関するルール(結構トラブルが多い箇所です。詳細に決めておく方がいいでしょう)

⑥制裁について

事業所にこんなような迷惑をかけたら解雇にします、という内容です。ここをはっきりさせておかないと問題児を辞めさせる時にトラブルになります。

 

上記①~⑥は要するに10人以上の労働者を使用する事業所が作成義務を負っている「就業規則」の一部です。ご相談者様は10人以上使用されなければ「就業規則」の作成義務はありませんが、将来のトラブル回避のために作成されるのもよろしいかと思います。

 

 

sr_hossyをはじめその他名の雇用・労働カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 5 年 前.

わかりやすい説明、ありがとうございました。

さらに、具体的な質問をさせてください。

 

①農家さん側としては、確定申告?の際など、今までと違う申告が必要ですか?

②時給は、最低賃金以上で周辺の農家の様子を聞いて決めたらいいですか?

③ふつう、正社員の場合は「給与明細」をもらいますが、パートさんへも給与明細?は必要ですか?

④パートさんの労働時間は、どのように決めたらいいですか?正社員は普通1日8時間ですが、パートさんは8時間以外(だからこそパートタイマー)ということですか?

⑤農業という特性上、季節や天候によって急に「今日は休日」とした場合、給与はどうなりますか?

質問者: 返答済み 5 年 前.

わかりやすい説明、ありがとうございました。

さらに、具体的な質問をさせてください。

 

①農家さん側としては、確定申告?の際など、今までと違う申告が必要ですか?

②時給は、最低賃金以上で周辺の農家の様子を聞いて決めたらいいですか?

③ふつう、正社員の場合は「給与明細」をもらいますが、パートさんへも給与明細?は必要ですか?

④パートさんの労働時間は、どのように決めたらいいですか?正社員は普通1日8時間ですが、パートさんは8時間以外(だからこそパートタイマー)ということですか?

⑤農業という特性上、季節や天候によって急に「今日は休日」とした場合、給与はどうなりますか?

専門家:  sr_hossy 返答済み 5 年 前.

①パートさんを雇用することによる確定申告の方法に変更はありません。ただし、今までは空欄で提出していた従業員欄に氏名や賃金額を記入することが今までとの相違点です。

 

②時給は最低賃金以上であれば、おいくらでも問題はないでしょう。周辺の農家さんに聞き取りができるようでしたら、参考にするべきかと思います。賃金の点でお気をつけいただきたいのが、最初から高い時給を設定しないでください。一度上げた時給を下げるのは「不利益変更」として経営者にとっては労働問題になった時、不利な材料となります。

 

③給与明細はきちんと発行してください。

 

④たとえば午前中だけ来てほしい、というような例でいえばその時間を雇用契約書に記載すればよろしいかと思います。(例 8:00~12:00)←この例で13:00まで働いてもらった場合は通常の時給1時間分を追加で払いだけで大丈夫です。労働基準法の法定労働時間は1日8時間ですので、8時間を超えなければ残業手当をつける必要はありません。もちろん1日8時間でパートさんを雇用しても何も問題はありません。

 

⑤難しい問題ですが、パートさん(必要な時に来ていただく)という性質上、雇用時にこの点も雇用契約書で取り決めておく必要があるでしょう。会社都合で休ませてしまうと休業補償をする必要がある可能性も出てきますが、天候等でやむを得ず会社(農場)を休みにする、というのは会社にとって正当な休業理由ですので、休業の手当をしなくてもよろしいかと存じます。もちろん会社として「突然で申し訳ないから」と休業手当を出すことは何ら問題ありません。

 

専門家:  sr_hossy 返答済み 5 年 前.

①パートさんを雇用することによる確定申告の方法に変更はありません。ただし、今までは空欄で提出していた従業員欄に氏名や賃金額を記入することが今までとの相違点です。

 

②時給は最低賃金以上であれば、おいくらでも問題はないでしょう。周辺の農家さんに聞き取りができるようでしたら、参考にするべきかと思います。賃金の点でお気をつけいただきたいのが、最初から高い時給を設定しないでください。一度上げた時給を下げるのは「不利益変更」として経営者にとっては労働問題になった時、不利な材料となります。

 

③給与明細はきちんと発行してください。

 

④たとえば午前中だけ来てほしい、というような例でいえばその時間を雇用契約書に記載すればよろしいかと思います。(例 8:00~12:00)←この例で13:00まで働いてもらった場合は通常の時給1時間分を追加で払いだけで大丈夫です。労働基準法の法定労働時間は1日8時間ですので、8時間を超えなければ残業による割増手当をつける必要はありません。もちろん1日8時間でパートさんを雇用しても何も問題はありません。

 

⑤パートさん(必要な時に来ていただく)という性質上、雇用時にこの点も雇用契約書で取り決めておく必要があるでしょう。会社都合(使用者の責に帰すべき事由による休業)で休ませてしまうと休業手当をする必要がありますが、天候等でやむを得ず会社(農場)を休みにする、というのは会社にとって正当な休業理由ですので、休業の手当をしなくてもよろしいかと存じます。もちろん会社として「突然で申し訳ないから」と休業手当を出すことは何ら問題ありません。

 

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