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sr_hossy
sr_hossy, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 1537
経験:  法政大学経営学部経営学科卒業銀行勤務、大手建機メーカー経理部勤務を経て、社会保険労務士事務所を開業。
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はじめまして。 東京都町田市在住、スズキ(30代・女性)と申します。 本来ならば会社の人事部などに相談すべきと思

質問者の質問

はじめまして。
東京都町田市在住、スズキ(30代・女性)と申します。
本来ならば会社の人事部などに相談すべきと思いますが、過去の経緯から会社に対して不信があり、
どこに相談をしてよいかもわからず、メールをいたしました。

私は大手メーカー勤続10年目を迎えた契約社員です。
このたび、新たな仕事を始めるために5月に退職することが決まりました。
ご相談したいことは、「有給休暇」と「退職金」についてです。

質問1: 有給休暇
先月まで18日残っていた有給休暇が、4月から残数ゼロになっています。
・退職まで2ヶ月だと、有給はすべて取り消させるというのは法律的に問題にならないのでしょうか?
・契約社員の有給取得日は、契約期間(前年6月~5月)でカウントされるのではないですか?
 (有給だけ4月にリセットされることはありますか? ゼロというのは労働基準法的に問題では?)

質問2:退職金
契約社員という立場上、退職金をいただくことはできないと思いますが、勤続年数などで何らかの
手当てを支給していただくこと、またはそのような事例などは過去になかったのでしょうか?

勝手な質問ばかりで申し訳ありません。
また、自治体などの公的機関で相談窓口になっているところなどあれば教えてください。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  sr_hossy 返答済み 5 年 前.

ご相談、拝見させていただきました。

 

ご相談内容に沿って回答申し上げます。

 

質問1:有給休暇

・退職まで2カ月だと有給が取り消されるということはあり得ません。会社側が一方的に取り消したのだとしたら、明らかな労働基準法違反です。

また有給休暇の取得は入社日を起算日として6ヶ月継続勤務したら10日、1年6ヶ月勤続したら11日というように付与されます。4月だからリセットなどということは許されません(たとえ就業規則にそのような記載があっても無効です)

 

質問2:退職金

退職金に関しては残念ながら会社側に支払いの義務はないのです。ただし就業規則で退職金の規定があり、ご相談者様も退職金をいただける立場なのに、理由もなくいただけない、となると問題があります。退職金に関しては会社の就業規則をご確認ください。

就業規則も会社によっては社員用や嘱託社員用、パートタイマー用など雇用形態によって個々に定めているところもありますのでご注意ください。

ちなみに就業規則は従業員の閲覧(見る)に供する、という会社側の義務ですので、見せない、となると会社側の違反です。

 

今回のケースではまず、労働基準監督署に相談してください。有給休暇の強制取り消しは明らかな労働基準法違反です。そして就業規則の点でも会社がもし「うちの会社には就業規則がない」と言ったらその旨も労働基準監督署で話してください。就業規則を作成する義務(常時10人以上の使用する会社は作成義務があります)のある会社は、作成した就業規則を労働基準監督署に提出していますので、そこで確認できます。

労働基準監督署からの検査、指導、是正勧告が出されると思いますので、有給休暇消化の権利を行使してください。

労基署への相談の前に会社に「労基署で有給の件は相談してみる」と伝えるのも効果的かもしれません。もしやってはいけないのをわかっていて有給取り消しを行っている確信犯でしたら、改善してくれる可能性もあります。平和的に解決できるならそれにこしたことはありませんので。

 

有給休暇の申請や、退職までの期間が限られていますので速やかに労基署へ相談してください。匿名での電話でも相談にのってくれますが、業務多忙等で後回しにされても困るので直接出向いた方がよろしいでしょう。

質問者: 返答済み 5 年 前.

ご回答ありがとうございました。

早速、社内で相談するとともに、労基署に出向いてみます。

 

先程の質問に対して再度、確認させてください。

有給休暇取得の開始期間について、4月に派遣社員として入職、6月に契約社員として

更新をしている場合、有給休暇取得日は4月からカウントされるのでしょうか?

会社と交渉するにあたり、以下のことを教えてください。

1.契約期間(6月~5月)の場合、有給取得も同じ期間でカウントされるのか?

2.ほかの社員同様4月からの場合、退職までの有給は2か月分(2/12)になるのか?

3.昨年度からの繰越休暇は利用できるのか?(弊社では、有給の半分は繰越です)

新たな仕事の関係で5月中旬までの出社とし、有給休暇消化にしたいと考えています。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

専門家:  sr_hossy 返答済み 5 年 前.

会社に個人で交渉しても取り合わないケースも多いですので、労基署への相談をお早目になさってください。

ご返信いただきました内容について順にご回答申し上げます。

 

1.別の派遣会社から今の会社に4月から派遣されて、6月に会社の契約社員になられた場合であれば、今の会社は6月からの雇用ですので有給の計算となる入社日は6月スタートとなります。(4月~6月までは派遣会社の雇用になるためです)

4月当初から今の会社に派遣社員として入職し、そのまま継続する形で6月から契約社員になった、というケースでしたら4月からの勤続年数で有給休暇の計算をします。

 

2.有給の支給の事でしょうか?支給額であれば有給休暇を利用して休んだ分の賃金が支払ってもらえます。

有給休暇の残日数の事でしたら、入社日から計算した勤続年数に応じて付与されている日数からすでに消化した日数を差し引いた日数が、ご相談者様が利用できる有給休暇の日数になります。ご参考までに厚生労働省のホームページをご参照いただければわかりやすいかと思い、添付しました。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyungyosei06.html

 

 

 

3.昨年度に使わずに繰り越して残っている有給休暇も利用できます。

ただし有給休暇を付与されてから使わずに2年が経過したものは時効として消滅してしまっておりますので、ご注意ください。

 

少しわかりやすく例を記載します。

(ご相談者様が有給を1日も使っていない、勤続がちょうど9年と仮定します)

 

①勤続6年6ヶ月が経過・・・・・・・・・・・・・20日の有給休暇付与

②勤続7年6ヶ月が経過・・・・・・・・・・・・・20日の有給休暇付与

③勤続8年6ヶ月が経過・・・・・・・・・・・・・20日の有給休暇付与

④今日現在(勤続9年6ヶ月が経過していないので、この次の有給休暇は付与されない)

 

有給休暇を1日も使っていない仮定なので、この場合ご相談者様が今日現在で利用できる有給休暇の日数は40日です。

上記①(もしくはそれ以前)に付与されて未使用の有給休暇は2年の時効により消滅しているため、②+③の40日になります。

 

ご相談者様が4月入社であれば、

平成22年10月・・・・・・・・・20日付与

平成23年10月・・・・・・・・・20日付与

そして平成22年10月から今日までに使用した有給休暇日数を引けば、現在まだ残っている有給休暇の日数が導き出せます。残っている有給休暇日数を退職予定日から逆算すればいつから有給を使ってそのまま退職日になるかもわかります。

 

会社によっては給与明細に有給残日数を記載しているところもあります。給与明細も一応確認してみてください。

 

いずれにしましても、有給休暇日数を時効でもないのにリセットしてしまうのは大問題です。人事部及び労基署へお早目にご確認・ご相談ください。

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