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sr_hossy, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 1537
経験:  法政大学経営学部経営学科卒業銀行勤務、大手建機メーカー経理部勤務を経て、社会保険労務士事務所を開業。
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先月の30日にアルバイト先を退職しましたが、一日8時間で休憩は2時間に10分でした。(休憩中は時給は発生しています)

解決済みの質問:

先月の30日にアルバイト先を退職しましたが、一日8時間で休憩は2時間に10分でした。(休憩中は時給は発生しています)その会社の規約には有給休暇の事は記載されているそうですが、入社の際には規約の説明も一切ありませんでした。私自身も他の従業員も一切知りませんでした。この場合、その会社側が労働基準法違反に当たりませんか?あと雇用契約書の控えを欲しいと話した所、その様な物は無いとの回答がありました。有給休暇分の報酬というのは退職してしまってからの請求は無理なものなのでしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  sr_hossy 返答済み 5 年 前.

ご質問、拝見させていただきました。

 

他の系列店では裁判になっている会社とのこと、大変ご苦労されたものとお察しいたします。休憩時間は8時間の労働時間ですと最低45分は与えなければならないので、問題と思います。が、休憩時間も時給を支給してくれるというのは好意的な会社とも見受けられます。(休憩時間は賃金の支払い義務がないからです)

 

有給休暇についてのご相談に回答申し上げます。

まず有給休暇の取得基準についてご説明させていただきます。

①雇い入れの日から6か月間継続して勤務している

②全労働日の8割以上出勤している

この2点を満たしていればアルバイトでも有給休暇を取得できます。

該当されておりますでしょうか?

 

(1)入社の際に労働条件の明示がなかった

これは問題です。口頭であれ文書であれ労働条件を明示する義務が会社側にあります。

(労働条件の一部は文書での明示を義務付けてられている)

 

(2)雇用契約書の控えをもらえない(会社にない)

(1)と同じ内容となりますが、口頭での条件明示もなく文書(雇用契約書)での明示もない、のは問題です。しかし本当に作成していないいい加減な会社も結構あります。

 

(3)有給休暇分の請求を退職後に請求

残念ながら退職後に有給休暇を消化する方法はなく、会社にも未消化分の有給休暇を買い取って賃金で支払う義務はないのです。

 

以上のようになりますが、問題は規則(就業規則)があるのであれば従業員はこれを自由に閲覧(見て)よいことになっております。いつでも従業員が見られるように備え置く決まりになっています。ただし見る見ないは従業員さんの勝手になります。

 

今回のご相談者様のケースで会社と争うとなると、

【1】労働条件の明示がなかった

【2】就業規則があるとは知らなかったくらい、就業規則が自由に閲覧できる状況を会社が作っていなかった

【3】休憩時間が法定どおりではなかった

 

の3点で争うこととなります。

就業規則があるのを従業員さんが知らなかった、だけでは会社の労基法違反を問うのは難しく上記【2】の条件が必要かと思います。

 

賃金の決定、休暇、休憩等の労働条件が文書で明示されていないのは明らかに労基法違反です。

 

具体的に行動を起こされるのであれば、まず労働基準監督署に今回のケースを相談されるべきでしょう。そこから会社に指導・勧告が行われる可能性があります。

 

ここからは現実に即 した説明をいたします。他の系列店の従業員さんのように裁判を起こすのが一番白黒はっきりするのですが、有給休 暇未消化問題のために裁判までして争うのはあまり得策ではないかと考えます。裁判となれば時間・金・労力がかかります。そして有給休暇とは会社が決めるものではなく、法律上当然に発生して労働者の請求によって取得するものなので、有給休暇を会社が教えてくれなかった、という論点で争うのはちょっと弱いです。もし会社の落ち度として裁判で認められたとしても、それで得られる金額と、裁判で費やした時間・労力がつり合うかどうかです。

どうしても納得がいかず、決着をつけたいと強く思われるならば裁判が最も納得のいく結論が出るとは思いますが。

会社が一日40分の休憩時間も時給をつけた事なども総合的に判断して、ご相談者様にとって何が得か(なにもしないのが得か)を見極めて対応されるべきと思います。

 

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