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beallears-sr, 社会保険労務士
カテゴリ: 雇用・労働
満足したユーザー: 146
経験:  法学部卒業
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下記のようなメールがきました。有給休暇を該当の期間に取得しており通達の内容、振替休日にかえて、の部分に納得がゆきませ

質問者の質問

下記のようなメールがきました。有給休暇を該当の期間に取得しており通達の内容、振替休日にかえて、の部分に納得がゆきません。弊社には労働組合等なく、またこの手の話題にも疎くどうかわかりやすくご指導いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

>>
各位

いつもお世話になっております。

本メールは、2010年10月~2011年3月までに発生した振替休日のうち、
2011年9月末までに未消化のものがあった方にご連絡しております。

10月給与にて、当該未消化の振替休日をその日数分精算しております。

精算にあたり、2011年4月~6月の間に有給休暇が消化されていた場合、
その休暇は振替休日消化に変更させていただいております。

尚、今後は休日出勤があった際には原則1ヶ月以内に振替休日を取得し、
さらに、1ヶ月を超える場合でも半年~1年の期間内に取得して下さい。

また、休暇取得の際は、有給休暇に優先して振替休日を消化していただく
よう併せてお願いいたします。

***************************************************
XX製薬株式会社 東京本部 人事部 
XX X太郎
東京都港区港南X丁目XX番X号XXグランドセントラルタワ-XX階
TEL:(03)XXXX-XXXX(代表) (03)XXXX-XXXX(直通)
FAX:(03)XXXX-XXXX
E-
***************************************************
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 雇用・労働
専門家:  beallears-sr 返答済み 5 年 前.

回答させていただきます。

なるべく簡単にご説明できればと思っております。

 

先に結論を申し上げますと

 

ご存知のように有給休暇は労働者に与えられている権利なので労働者が時期を指定して消化でき、利用目的も自由です。

逆に会社が労働者の有給休暇の時季を指定して消化させることができるのは、一般的に以下の3つと考えられます。

1、指定した日が「会社の正常な運営を妨げる場合(裁判例ではとても狭い範囲でしか認められていませんので、ほとんどありえません)」にあたったため会社が時季を変更したとき。

2、「年休の計画的付与」と言って、あらかじめ労使で協定しておいて年間の休日のうち有休消化とする日を決めておく(ただし、労働者の有休が最低5日はのこるようにしなければならない。)

3、会社が有休消化日を促して、労働者が自らの意思でその日を指定して消化する

 

今回の処理が、上記にあてはまるものでなければ、会社に対して「労働者が正当に時季を指定して消化した有休は取り消すことはできない」と主張することができ、正当な考え方と思います。

主張が通らない場合には質問者さん含めた従業員数名で話をしてみて、それでだめなら

監督署へ相談に行くことで、着手の早さは分かりませんが、調査の対象になると思われます。

なお、今回のご質問は、有休消化した場合よりも振替休日を消化されたほうが給料額が下がるという前提でよろしいのですよね。

振替で処理されたほうが給料が高くなり、かつ、使える有休も戻ってくるなら、メリットも大きいと思いますので。

 

ここからは、念のため補足の説明 なのですが・・・

 

まず、休日を振替えている事ですが、法律に照らして休みが少ないこと自体は一定の要件が整っていれば(36協定の届けや限度時間は厳守など)、直接違反には結びつかず、振替できず出勤して休みが貯まっていく状態に対して言えることは、時間外労働の残業代(週40時間超え分として)または休日出勤の残業代として給料が払われているか?になります。

例えば、休みが少なくて、貴社のいわゆる振替休日が貯まったまま退職したとしても

退職後に休日を買い取ってもらうという考え方では無く、あくまで「休めていなかった日の残業代を求める権利がある」という事になります。ですから、休日出勤に対してキチンと残業代が支払われていれば他に精算されるものは無いことになります。

なお、単純に長時間労働や休日労働が多く健康を害するという問題はまた別問題として残ります。

 

次に給料計算についてですが

会社が給料計算するときは1ヶ月で締めて残業代の計算をします。残業代の対象になるのは基本的に(例外も多々あります)1日8時間を超えている時間・週40時間を超えている時間・深夜時間帯にかかる時間・4週に4日休日が確保されなかった日に対する時間、の4つになります。

この4つにあてはまる時間が少なくなればなるほど残業代対象となる時間は減り、会社にとっては効率的・労働者にとっても無理が少ないという勤務状態になります。

ですので、休日を振替える意味合いは、上手く振替えることで残業対象時間を少なくすることにもあると考えられます。もちろん労働環境への当然の配慮、休日の確保という意味もありますが。

今回のメールの「尚、今後は~」以降はこの考え方が基になっていると思います。

そのように処理したほうが会社にとっても労働者にとっても良いからと思われます。

結局、「休日を貯める」という事は、労使どちらにとってもメリットが無いという事になります。

 

以上、長文になってしまい申し訳ありません。

お役に立てば幸いです。

 

 

 

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