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japavet
japavet, 獣医師
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満足したユーザー: 6510
経験:  獣医臨床歴6年
60306695
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初めまして。大変お世話になります。 愛犬(バーニーズ・オス・未去勢・4歳7カ月)が11月17日朝より食欲不振・動きが緩慢・貧血(歯茎・舌・耳などが白い)となり、11月22日に

解決済みの質問:

初めまして。大変お世話になります。
愛犬(バーニーズ・オス・未去勢・4歳7カ月)が11月17日朝より食欲不振・動きが緩慢・貧血(歯茎・舌・耳などが白い)となり、11月22日に病院に行きました。
現在のお医者様の見立ては「再生性免疫介在性貧血」とのことです。
CTも撮り、腫瘤・出血の疑いはないとのことでした。(胸部~腹部撮影+造影剤)
下記の血液検査結果の推移から、この病名となっておりますが、セカンドオピニオンを求めるべきか否かで悩んでおります。
健康時47kg前後あった体重が病気発見時~先週までが42kg、本日は43kgまで増え、食欲はわりと旺盛で、ドッグフードを健康時(180g x 2)の1.1~1.2倍(200g前後 x 2)、プラス生肉(馬・牛)を一日に200g~300gほど食べています。
当初血便がでておりましたが、現在は多少緩いものの血便ではありません。黄疸も血尿もありません。態度は貧血に慣れてきたようで元気です。(朝・晩は少し緩慢になります。)
●他の病名は考えられないか
●現在の処方の薬で様子を見ることが正しいと思われるか(一週間分処方)
●その他アドバイス等
上記3点についてぜひ助言をいただけると幸いに存じます。
■血液検査結果の推移(空欄は未検査)
項目 : 11/22 → 11/28 → 12/1     →  12/4
------------------------------------------------------------------------------
WBC : 12300 → 24590 → 27700 → 15700
RBC : 423   → 312   → 352     → 340
HGB : 9.4   → 7.7   → 9.1   → 8.4
HCT : 30.3     → 23.7     → 28.4     → 26.9
MCV : 71.7     → 76     →     → 79
MCH : 22.3     → 24.7   →     → 24.6
MCHC: 31.1  → 32.5     → 28.4     → 31.1
PLT : 6     → 11.3     → 12.3  → 13.6
BUN : 19    → 42    →     → 44
CREA : 1.6     → 0.9     →     → 1.3
ALT(GPT) : >10 → 395   →     → 111
AST(GOT) : 47 → 19     →     → 0
ALKP : 46     → 612     →     → 181
T-BIL :     → <0.1     →     → <0.1
T4 :     → 0.5     →     → 0.9
GLU : 109 → 122 → →
CHOL : 84 → → →
TP : 5.6 → 6 → →
ALB : 2.6 → 2.7 → →
CK : → 57 → →
CRP : 14 → 1.2 → →
■処方された薬
◎一週間前
薬剤名 分量     一回分用量(1日2回)
ガスポート(FMT10) 2錠
フェロミア 50mg 1錠
ニチファーゲン配合錠 NS33 2錠
アズノール錠2mg 1錠
スパカール 40mg 1錠
SOLOXINE 0.6mg 1錠
プレドニゾン 20mg 0.5錠
青緑丸 大 薬名称不明
緑米粒 小 薬名称不明
◎本日~(一週間分処方)
薬剤名 分量    一回分用量(1日2回)
ガスポート(FMT10) 2錠
フェロミア 50mg 1錠
スパカール 40mg 1錠
SOLOXINE 0.6mg 1錠
プレドニゾン 20mg 0.5錠
アトピカ 100mg 2錠 (1日1回のみ)
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  japavet 返答済み 2 年 前.
japavet :

こんばんわ。

japavet :

ご質問ありがとうございます。

japavet :

かなりしっかり診てもらっているようですね。

Customer:

早速のご連絡ありがとうございます。

japavet :

CTを撮ってもらって大丈夫ということは脾臓の腫大などもないということでしょうか?

Customer:

ありませんでした。

japavet :

はい、ありがとうございます。

japavet :

そうなるとおそらく診断・治療に関しては妥当だと思われます。

japavet :

自己免疫性溶血性貧血(IMHA)があるのは間違いないと思います。

japavet :

バーニーズちゃんで怖いのはそれの原因が何かある場合(続発性)になります。

japavet :

特に、IMHAを起こす病気として腫瘍があり、

Customer:

先生は溶血性ではない、とおっしゃっていたのですが、Web等を探しても専門的な回答などでよく理解ができませんでした。

japavet :

脾臓の腫瘍はIMHAの大きな原因ですし、バーニーズちゃんでは全身性組織球肉腫などのこわい病気です。

japavet :

溶血性ではないといわれたのですか??

Customer:

はい、溶血性じゃないんですか?と改めて質問しましたので、確かだと思います。

japavet :

通常、自己免疫により血液が壊される(溶血)が自己免疫性貧血であり、

japavet :

溶血していないのであれば自己免疫性貧血ではないということになってしまいます

japavet :

それではなぜ貧血をしているという説明でしたか?

japavet :

非再生性といわれたのでしょうか?

Customer:

CTを撮った際に、結腸に異物があり、(たぶん骨付き肉の骨の残骸だと思われる)、それが消化器官などを傷つけていたのではないか、という見立てでした。

Customer:

非再生性ではなく、再生してるので再生性だと。

japavet :

それであれば自己免疫性ではないですし、今の治療は間違いということになってしまいます

japavet :

消化管出血している子にステロイドは良くないです。

Customer:

現在血便も無くなっている状態なのですが、消化管出血は治まったという解釈でよろしいでしょうか?

japavet :

もし治まっているのであれば普通は貧血の数値は徐々に改善しているはずです。

japavet :

それが上がったり下がったりというのは出血が治まっていないか出血だけが原因ではないかのどちらかです

japavet :

お薬は完全にIMHAの治療のためのお薬と思われます。

Customer:

先週は通常の便の色になりましたが、ヘマトクリットは下がりました。ただ、12月1日の血液検査はCTを撮ってもらった病院の別の血液検査機器ではありました。

Customer:

ということは、私の不安を解消するためには、別の病院でレントゲンで異物がまだあるか確認し、便検査をして血便がでていないかを確認したほうがいいということになりますか?

japavet :

そうですね。。。

japavet :

まず、貧血の原因に関して、話の行き違いがあるのではないかと思います。

Customer:

私もそう思っています。

Customer:

貧血の原因は異物ではないのではないかと思っています。

japavet :

飼い主さんへの説明は消化管出血ということですが、お薬はIMHAのお薬です

japavet :

異物があって消化管出血している可能性はありますが、

japavet :

それとは別にIMHAがあるのではないかと思います。

Customer:

再生性と非再生性の違いはどういうものなのでしょうか?

japavet :

通常結腸まで骨がいってしまえばそれほど重篤な出血をするとは思えません

Customer:

なるほど・・・・。

japavet :

それは単に血液を見て作っているかどうかということになります。

japavet :

再生性というのは骨髄がしっかり働いていて

japavet :

作っているのに貧血してしまうということで

japavet :

IMHAでも出血でも再生性になります

Customer:

再生性と非再生性の違いはどういうものなのでしょうか?

japavet :

今お答えいたしましたが、見えていますか?

japavet :

セカンドオピニオンを受けられるかどうかは別として、まずは再度病気の説明と何のための薬なのか、しっかり説明してもらったほうがいいでしょう

Customer:

ありがとうございます。

Customer:

Javavet先生の場合、私がセカンドオピニオンとして来院したら、どういう処置をされますか?

japavet :

もし、血液検査やCT検査などのデータをしっかり持ってきてもらえたのであれば

japavet :

貧血の数値と血液塗抹を再度検査して、おそらく似たような治療を継続することになると思います。

japavet :

わたしは、検査内容や治療内容に関しては特に問題があるとは思いません

japavet :

ただ、説明の内容で、

japavet :

自己免疫性だが溶血でない

japavet :

というのと消化管出血が原因

japavet :

という2点が解せません

japavet :

たんなる行き違いであれば納得がいきます。

Customer:

ありがとうございます。今の担当医の方の説明が、なんとなくいつも理解に苦しむので、多少勉強して挑んでいるのですが、

Customer:

所詮素人なので、細かいつっこみができないのが現状です。

japavet :

今の病院は大きめの病院ですか?

japavet :

先生は何名かいらっしゃいますか?

Customer:

先生は4名ぐらいおられて、一応地元では良い病院ということです。院長は腫瘍認定第1種ということで、非常に優秀だと聞きました。

japavet :

院長先生に診てもらっていますか?

japavet :

腫瘍認定第1種はかなり優秀な資格です

Customer:

最初院長先生に超音波を当ててもらって、肝臓にしこり、脾臓も腫れているようだ、との見立てだったのですが、CTを撮るには貧血をまず治そうと、一週間薬で貧血を治そうとしてました。

Customer:

ところが、

Customer:

一週間後に再度エコーをかけてもらったら、肝臓脾臓には問題がなさそう、となりました。

Customer:

肝臓が重なって見えた部分をしこりだと判断されたようです。

japavet :

それでは、今書かれたような説明は院長先生のほうからしてもらった説明ですか?

Customer:

エコーをかけて問題なかったのですが、他の部分から院長が最終的に消化器官からの出血だろう、とおっしゃって、

Customer:

他の部分に腫瘍があるかどうかの疑いが晴れないのでCTを撮ろうということになりました。

Customer:

で、異物を発見した後、院長が最終的に消化器官からの出血ではないかと思われる、とおっしゃった後、他の医師に担当が変わりました。

japavet :

ありがとうございます。

japavet :

消化管からの出血が貧血の原因というのと消化管の出血が血便の原因というのでは違いますが、そのあたりはどうでしょうか?

japavet :

また、プレドニゾンとアトピカはともに免疫抑制剤ですが、これは何のために使っているというお話か分かりますか?

Customer:

実際、医師が血便と判断したのは、私の報告からだけです。黒いタール便があったという報告をしました。

Customer:

アトピカについては、今赤血球を一生懸命作っているのに壊そうとするものを抑制するため、みたいなことをおっしゃっていたと思います。

japavet :

そうですよね

japavet :

消化管出血だけでは血を壊しませんので

japavet :

やはりIMHAを考えての治療になります。

japavet :

もう一度ご説明しますので、あと少し時間は大丈夫ですか?

Customer:

そうですよね。。

時間は全く問題ございません。先生こそ、詳細なご説明をありがとうございます!

japavet :

ではいきますね

Customer:

はい

japavet :

まず、再生性貧血には出血性と溶血性の二つに分かれます

japavet :

出血性はそのままどこかに出血があるということで、外傷や、おなかの中の出血、消化管出血などがあります

japavet :

溶血性貧血というのは何らかの原因で血を壊してしまうものです

japavet :

腫瘍や中毒、自己免疫性などが原因になります

Customer:

出血性は物理的に血を垂れ流しているということですね?

japavet :

そういうことです

Customer:

血便・血尿という症状が現れるということですよね

japavet :

血尿は貧血するほどの出血をすることはほとんどありませんが、そういうことです

japavet :

他にも事故などで皮膚などから出血するのも出血性貧血です

japavet :

それから自己免疫性というのは自分の免疫が自分の組織を攻撃する病気です。

Customer:

血便には出てこない出血性というのも考えられますか?(外傷などはない場合)

japavet :

可能性はあります。

japavet :

たとえば脾臓や肝臓の腫瘍から出血して腹腔内出血を起こしたり、

japavet :

雌の子では子宮内に出血することもありあm素

japavet :

あります

Customer:

なるほど・・・。

japavet :

ただし、今回はCTやエコー検査をしているのでそういったことはまずないでしょう

Customer:

うちの子の場合はCTで出血は認められないとあったので、その可能性はないということですね?

japavet :

はい

japavet :

その通りです。

Customer:

となると、溶血性の可能性が非常に高いということですよね。

japavet :

とりあえず、消化管出血と自己免疫性(溶血性)貧血というのは全く違うものです

Customer:

なのに、うちの先生は「溶血性ではない」とおっしゃった・・・・

Customer:

そうなると、意味不明ということですよね

japavet :

一つ考えられるとすると

japavet :

溶血性貧血でも血液の溶血が目には見えないケースがあり

japavet :

その場合に血漿の溶血はないという説明をする可能性はあります。

japavet :

どういうことか説明しますね

japavet :

まず、血液には血漿と呼ばれる液体成分と

japavet :

赤血球や白血球などの血球成分というものに分かれます。

japavet :

これは採血をして遠心分離すると、下のほうに血球成分がたまり、上に血漿成分が浮きます。

japavet :

通常、健康な子ではこの血漿成分は透明です。

japavet :

しかし、溶血をするような病気があれば血漿成分が赤くなりますし、

japavet :

黄疸があれば血漿成分が黄色くなります。

Customer:

なるほど

japavet :

血液検査をしたときに血漿成分が赤いと溶血しているといいます

japavet :

ここまでは大丈夫ですか?

Customer:

はい

japavet :

そして、IMHAの激しいものではその血漿成分が赤くなります。

japavet :

ただし、それほど激しくないものでは、血液が壊され(溶血)ても、肝臓でそれを処理してしまい、血漿成分が透明になります

japavet :

血液の成分だけ見たら血漿は溶血していないということになります。

Customer:

なるほど・・・・

japavet :

ただし、結晶が溶血していない=体の中で溶血反応が起きていないということではありません

Customer:

ですね

japavet :

ですので、血漿の溶血がないといわれただけであれば間違いではありません

Customer:

ただ、現在の処方薬を見ると、溶血性貧血のための薬、ということなんですよね

japavet :

はい、そうです

japavet :

ですので、そのあたりの説明の行き違いではないかと考えています

Customer:

細かいことを話してもわからないと思っているのかもしれませんね。

japavet :

なので、もう一度説明してもらう方がいいかと思います

japavet :

特に、若い先生は、勉強はしっかりしているので、知識はしっかりとあるけれど説明がうまくないという先生もおられます

Customer:

微妙なお年頃の先生のような気がします(40代前半ぐらいか・・・)

Customer:

女医さんですが・・・

japavet :

そうですか。

japavet :

それであればもう一度、しっかり説明を聞いてもらうか、

japavet :

院長先生に説明だけしてもらってもいいと思います。

Customer:

では、結論としては、この薬で一週間様子をみて、来週の採血までに自分でもう少し勉強して、その際に説明を聞いても遅くはなさそうですね。

japavet :

そうですね。

japavet :

ただし、IMHAは一気に悪化する可能性のある病気です。

Customer:

溶血性貧血を確定するのは血液検査だけなのでしょうか?

japavet :

おそらく、今の投薬に問題はないと思いますが、それでも状況が悪化するなら早めにお薬の種類や用量を変更する必要があります。

japavet :

はい、血液検査です。

japavet :

ただし、血液検査で100%確定診断がつくという検査方法があるわけではないのが事実です

Customer:

今は多少歯茎が白いままでも貧血になれてきて元気なようですが、この歯茎の色がこの数日でもっと白くなったり、元気が急激になくなったら一週間を待たずに病院に行く、というのが鉄則ということですね?

japavet :

そうですね

Customer:

ありがとうございます!

japavet :

何か悪化がないか注意深く見ておいてください

Customer:

後、もうひとつ質問なのですが、

japavet :

はい

Customer:

アジソン病という可能性は全くないのでしょうか?

japavet :

可能性はあるかと思います。

japavet :

ただし、可能性はIMHAよりは少ないです。

japavet :

そしてプレドニゾンを飲んでいると

japavet :

その検査はできませんので、ある程度プレドニゾンを減量して、休薬できてから検査してもらってください

Customer:

わかりました。ありがとうございます!

Customer:

この度は本当にいろいろと助言いただきありがとうございました!

japavet :

はい、他には大丈夫ですか?

Customer:

今のところ考えられる質問は全部したと思います。また思いついたり、何か思い出しましたら別途改めてご質問させていただきます!

japavet :

はい、それではお大事にどうぞ

Customer:

貴重なお時間いただきまして本当に感謝しております。

japavet :

治療がうまくいくことをお祈りしています

Customer:

はい、薬でなんとか治ることを期待しております。数年かかる子もいると言われましたが・・・。

Customer:

本当にありがとうございました!

japavet :

はい、それでは失礼いたします

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