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yokoyoko
yokoyoko, 獣医師
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満足したユーザー: 13
経験:  北里大学獣医学科卒業後、みずの動物クリニックに勤務中
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初めまして。 我が家の愛犬について質問させていただきます。 愛犬はチビと言いますが、セッターと何かの雑種の中型犬

質問者の質問

初めまして。
我が家の愛犬について質問させていただきます。
愛犬はチビと言いますが、セッターと何かの雑種の中型犬、14歳になります。
体は、左耳のウイルス性の炎症(抗生剤は効かない)が続いている以外どこも悪くなかったのですが、先日8/13に突然、今まで見たこともなかった発作が起こり、急いで病院に連れて行きました。
発作の見た目は、歯を食いしばり泡を吹き、目を見開いて手足を激しくバタつかせような、てんかんのそれでした。ところがMRI検査でわかったことは、左目奥、脳のほぼ中心部に2cm大の腫瘍があったことです。発作は、ステロイド、発作止め、抗生剤、乳酸菌等でとりあえず治まりました。
発作直後は右回りにグルグル回ったり、腰が抜けたり、左後足を引きずったりしてましたが、今は以前と変わらない状態まで回復してます。腫瘍から広がる脳の炎症がうまく抑えられたためだとのことです。
そして今日8/23、獣医師から長くもって寿命はあと2ヶ月だと告げられました。今現在は元気なのに信じられません。しかし、脳に2cm大の腫瘍があるのは事実なので、腫瘍を取り除かない限りそういうことになるそうです。
残された方法は大学病院での外科による腫瘍摘出、もしくは抗がん剤治療、放射線治療とのことでしたが、大学病院への通院も、また経済的にも到底無理です。獣医師に相談したら、効果は未定だがサプリメントの服用を勧められました。コルディM、Dフラクション、インターdog等です。
もちろん、覚悟を決めることも大事なことだと獣医師には言われましたし、その通りだとは思うのですが、現在まだ元気いっぱいの愛犬を見てると不憫でなりません。
そこで出来ましたら、世の中には無数のサプリメントが存在しますが、一番効果がありそうなサプリメントがありましたらご教示頂けたら幸甚です。
個々の犬によって効き目は千差万別かも知れませんが、素人感覚で効果の全く無いものを与え続けるより、先生方のご意見も広く伺えたら・・・と思った次第です。
そう都合のいい話など無いとは思いますが、サプリメント以外でも、漢方薬とか、脳腫瘍に効果が期待される薬や食べ物など、何でも構いませんのでご教示いただけると幸甚です。
何卒、何卒よろしくお願い致します。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  yokoyoko 返答済み 3 年 前.

yokoyoko :

初めまして、獣医師の横山と申します。

まずは現在症状が出ていないようなので安心しています。腫瘍(あるいは肉芽腫性病変)によってはステロイド内服薬の適切使用で長期の維持が可能な場合ありますが、確定診断には手術による摘出後の病理組織学的検査が必要となり、リスクも高い手術になるため年齢的にも手術による完全除去が今一番良い選択肢とは言えません。

ですから、いま施して頂いているステロイド治療と対症療法に加え、腫瘍増勢を少しでも押さえ込むような補助療法を続けてあげるのが良い方法なのではないかと考えます。

サプリとしては記載されているものと同様にサメ軟膏、

アガリクス菌糸体やマイタケ抽出物MDフラクションを含むサプリメント(リンパクトデリタブ、アガリーペットサメ軟骨Ⅱなど)が一般的に使われている物だと考えます。

特にアガリーペットサメ軟骨Ⅱに関しては手術前数日投与で腫瘍への血流量をかなり減らす事ができ、腫瘍縮小効果も報告されているのでサプリの中では有用な物となりますが、価格帯が高いのがネックです…

我々獣医師は腫瘍に対して内科的治療を行なう際、抗癌剤治療の他に非抗癌剤の抗腫瘍作用を持った薬を使用したりします。抗がん剤は一般的に脳腫瘍にはあまり使われませんが、場合によっては他の治療方法と組み合わせて用いる事もあります。

脳への移行性等により脳腫瘍への効果が望めるかどうかは不明ですが参考までにお話しさせて下さい。

胃潰瘍の薬のシメチジンにはアガリーペット同様、腫瘍血管への新生抑制作用があると言われています。また、痛み止めの非ステロイド性鎮痛剤(NSAIDs)のピロキシカムやプレビコックッスは抗腫瘍作用を持つと言われており、抗癌剤の治療のレシピとして加えられる薬です。この効果を期待して私はシメチジンとピロキシカムを腫瘍性疾患だが抗癌剤治療は行なわない患者さんに対して薦めています。(劇的な効果は確認できた事はありませんが。)ピロキシカム等NSAIDsは服用によって胃腸粘膜障害を起こす可能性もあるため、その胃腸障害予防としてもH2ブロッカーのシメチジンは作用していきます。

また、人医療ではグルタチオン点滴療法、高濃度ビタミンC点滴療法といった抗癌剤を用いない点滴療法による抗腫瘍治療も行なわれており、獣医医療界にも浸透し始めています。グリチロンにはステロイドの副作用を抑えるという効果もあるため、内服としてステロイド薬と併用するのも良いと考えます。

またケトコナゾールというカビの薬を併用する事でステロイド薬であるシクロスポリンの量を40-90%減らす事が可能とも言われているため、そういった薬を併用してステロイドの量をなるべく減らし副作用を出づらくするのも大切な治療だと考えます。

新しい治療として、ICG-Liposomeという肝臓検査薬と低周波療法器(レーザー治療器)をもちいて行なう光線力学的温熱療(PHT)という治療も最近腫瘍に対する治療効果が報告され始めております。肉腫病変には効果を示すようです。

またインタードッグやキャットと作用は異なりますが同様に癌を弱める効力(非特異的免疫)を行なうための丸山ワクチンというものもあります。

PHTに加え、この丸山ワクチンや抗癌剤を併用し局所増強効果を発現させるを光線温熱化学療(PHCT)という治療もあります。

獣医医療においても特殊な装置を使って、放射線を脳腫瘍に集中的に照射してがん細胞の増殖を食い止める放射線治療も可能です。多くは20回の照射を週5日で4週間ほど実施するプロトコルが採用されてます。

腫瘍の種類によって反応が良い場合と悪い場合があり、放射線治療設備に関しても限られた病院にしかないのが現状です。

おのおののワンちゃん猫ちゃんと飼い主様のためにこれらの治療法の中から最適だと思われる方法を、肝臓障害等他の症状や疾患との兼ね合いを考えながら、担当獣医師とご相談して決定していくことをお勧めします。

長文失礼しました。

yokoyoko :

お食事に関しては脳の事を考えると必須脂肪酸の多く含まれた「b/d」というフードだったり、腫瘍の事を考えた「QOLケア」や「n/d」といったフードが挙げられます。サプリメントとして必須脂肪酸(メイベットDC等)を使用したり、また発作の抑制を考えメラトニンなどのサプリを使用するもの良いかも知れません。

yokoyoko :

連投失礼しました。チビちゃんが元気に長く過ごせる日が続く事を祈っています。お大事にして下さい。

専門家:  yokoyoko 返答済み 3 年 前.
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