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issafd3s, 獣医師
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満足したユーザー: 2097
経験:  北海道大学獣医学部卒業
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カニヘンダックスフンド(雄)6歳についてご質問です。 1か月半位前から免疫介在性溶血性貧血と同じような症状で、アザ

解決済みの質問:

カニヘンダックスフンド(雄)6歳についてご質問です。
1か月半位前から免疫介在性溶血性貧血と同じような症状で、アザチオプリン半錠、プレドニゾロン4錠、ファモチジン2錠を朝晩2回に分けて飲んでいます。
しかし、少しずつ数値が下がってきています。
現在 赤血球数2.05M/uL ヘマトクリット値16.8% ヘモグロビン濃度4.9g/dL
検査によると血液は造られているが造られたそば から壊されているとのお話でした。
症状から免疫介在性溶血性貧血でしょうか?とお聞きしたところ一番最初の検査では、血小板も壊れていたので、免疫介在性溶血性貧血の様な簡単な病名ではなく免疫性の疾患だとしか言えないとの事でした。
現在は血小板は平常値です。

お薬は最初から同じお薬で、効果が見られなかった為、途中からアザチオプリンとプレドニゾロンの量が増えただけです。
先生に他の治療方法はありませんか?とお聞きしましたが、今使っているお薬が一番でこれ以上は無いとの事でした。

ステロイドのおかげか、食欲はありますが、呼吸が荒く元気がありません。
黄疸のような目立った症状は今のところありません。

田舎の為大学病院付属の獣医院は近くにありません。
それでも、何とか助けたいのですが、他に治療法はないのでしょうか。

ガンマガードとはどんな治療法なのでしょうか。

少しでも詳しい情報が欲しいです。
宜しくお願い致します。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

こんばんは。

カニヘンダックスのプリンちゃん6歳が貧血と血小板減少にて自己免疫疾患による病気ということですね。

少しお伺いしたいのですが、去勢手術は済んでおりますでしょうか。

今回の病気でどのような検査をされたか分かる範囲で結構ですので、教えていただけますでしょうか。

ご返事お待ちしております。

質問者: 返答済み 4 年 前.


issafd3s先生


 


ご連絡有難うございます。宜しくお願い致します。


 


早速ですが、去勢手術は済んでおります。


 


検査ですが、血液検査、エコー検査をしました。


 


エコー検査では、特に腫瘍などは見当たらず、どこからか出血しているという事も無いようだとの事でした。


 


他にパベシア原虫も目視では見当たらないとの事でした。


 


血小板についてですが、最初の検査時には減少が見られましたが、現在は平常値で安定しております。


 


宜しくお願い致します。


 

専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

ご返事ありがとうございます。

バベシアについては感染の可能性がある地域にお住まいの場合には目視だけでなく、PCR検査(遺伝子検査)も外注にてされておかれるとよろしいかと思います。

検査にて赤血球の自己凝集反応(顕微鏡下にて赤血球同士がくっ付いている像)や溶血反応がある場合、あるいはクームス試験で陽性となったり、トマツ検査にて球状赤血球が出ている場合には免疫介在性溶血性貧血と診断してよろしいかと思います。一度血液トマツを病理の専門の先生に提出して観ていただくことをお勧め致します。

ガンマガードは人の免疫グロブリン製剤です。これを投与することでワンちゃんのグロブリン産生を抑えて(血中グロブリン濃度を上げてグロブリンをこれ以上作らせなくする)、その結果自分の赤血球を攻撃させなくなるようにするお薬です。

このお薬を静脈から投与して、その後はステロイドやほかの経口免疫抑制剤の効果がでてくるのを待つというのが、治療の方法の1つです。

今回飼い主様のワンちゃんはアザチオプリンとプレドニゾロンにて治療されておられ、HCTが16.8%と低いです。できれば犬の場合25-30%の間で維持したいところです。

アザチオプリンで効果が十分でない場合にはシクロスポリンという免疫抑制剤を使うことも可能です。使用量は5mg/kgの1日2回です。またプレドニゾロンは2mg/kg で1日2回の投与です。薬容量を確認していただき少なければ、多くすることをお勧め致します。

シクロスポリンは値段が他の薬と比べて高価です。1日300円位する可能性があります。

HCTが16%で赤血球が作られるそばから壊されているにも関わらず、血液検査にてBiL(ビリルビン)の値は正常値ということでしょうか。その点がひっかかります。普通はそれだけ激しく壊れていれば、BiLの数値の上昇があるのではと思います。しかし網状赤血球数(若い赤血球)の数値が高ければ確かに骨髄での産生はされているとみてよいと思います。

まだ治療方法はございますので、まずは診断をしっかりすることと、免疫介在性溶血性貧血の場合にはシクロスポリンの使用をされることをお勧め致します。

あるいはHCTが15%を下回る場合、診断を付けたうえでガンマガードを使用することをお勧め致します。

質問者: 返答済み 4 年 前.

issafd3s先生


 


夜遅くにもかかわらずご回答有難うございます。


 


もう少しご質問お願い致します。


 


ビリルビンの件ですが、7月2日現在で0.3mg/dl でした。


基準値ギリギリなので、やはり肝臓にも負担がかかって来ているのでしょうか。


 


網赤血球数は70.3K/uLです。


 


現在プレドニゾロンは、朝晩5mgを2錠ずつ服用しています。


体重が4kgなので、こちらはこれ以上は増やせないという事ですか?


 


シクロスポリンは他の病院で聞いたら1錠800円位だと言われましたが、病院によって値段はまちまちなのでしょうか?


 


 


ガンマガードの件ですが、これで治ると言うものでは無いという事なのでしょうか。しばらくの間時間が稼げて、その間にステロイドが効いて来るのを待つと言う事だと考えれば宜しいでしょうか。


又、ガンマガードの治療にはやはり大学病院併設の動物病院でないと受けられないのでしょうか?


1日で済む治療なのでしょうか?


 


なにぶん素人で、病院の先生には質問しにくく、いくつもご質問して申し訳ございません。


宜しくお願い致します。


 


 


 

専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

ご返事ありがとうございます。

飼い主様自身良くお調べになられていますね。

ビリルビンが0.3ということですね。溶血性貧血の場合、赤血球が壊れていることを考えますと数値的にはあまり溶血が起こっていないように見受けられます。肝臓の負担というよりは、血管内溶血や脾臓などでの赤血球の貪食などでビリルビンの数値の上昇がもっとあってもおかしくないのではと思いました。

網状赤血球は約7万ということですね。この数値もそれほどガンガン骨髄で産生されている感じがしません。HCTが16位ですと30-40万位あっても不思議ではないと思います。

体重が4kgのワンちゃんでプレドニゾロンを10mgを1日2回飲んでいるということですね。確かにステロイドはこれ以上増やしたくはないと思います。

シクロスポリンの値段は病院によって異なると思います。今回は20mgを1日2回の投与ということになると思います。

免疫介在性溶血性貧血は一旦良くなっても再発する場合がございます。ガンマガードは最初の治療の導入期に使用するお薬ですが、人の免疫グロブリンを使用しておりますので時間が経ってから症状が再発した場合、それに対する抗体ができている場合があるので2回目以降の使用は慎重にする必要がございます。ただし今回は初回の投与になるので立て続けに2日間使用することは可能です。通常は1回の治療ですが、2日連続して総量で2g/kgまで使用できます。

使用方法は静脈点滴にて6-8時間かけて0.5-2.0g/kgを投与します。大学病院でなくとも使用できます。朝お預かりして夕方退院ということで、よろしいのではないでしょうか。

ガンマガードは緊急治療薬的な感じで使用するだけでこれで病気が治るということではございません。その後も維持治療としてステロイドやシクロスポリンなどの免疫抑制剤を飲み続けることが必要です。

アザチオプリンは骨髄抑制作用もございますので、今回のようにHCTの改善がかんばしくなく、しかもそれほど再生していない場合、アザチオプリンによって骨髄抑制が起きているのか薬が効いていないのがよく分からない場合があります。その場合にはシクロスポリンに切り替えることをお勧め致します。

今回はじめに血小板の減少が見られたのはDIC(播種性血管内凝固)の症状がでていたのかもしれません。これは血栓が血管内に沢山できて血小板が消費されるとともにその血栓が血管に詰まった場合には多臓器不全なる危険は状態です。ここから立ち直られたことは非常に幸運だったと思います。

まずバベシアなど他の可能性を除外するとともにトマツを病理の専門家に確認していただき、免疫介在性溶血性貧血と診断された場合にはガンマガードを使用してその時にアザチオプリンからシクロスポリンに切り替えられるとよろしいかと思います。

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