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japavet, 獣医師
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満足したユーザー: 6510
経験:  獣医臨床歴6年
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13歳雌のミニチュアピンシャーについてお尋ねします。 主な症状は、腹水と胸水がたまり、陥没呼吸をしてつらそうです。 倦怠感が強いようで、寝床でぐったりしています。 歩くと

解決済みの質問:

13歳雌のミニチュアピンシャーについてお尋ねします。

主な症状は、腹水と胸水がたまり、陥没呼吸 をしてつらそうです。
倦怠感が強いようで、寝床でぐったりしています。
歩くと大きな腹が邪魔で歩きにくそうです。
胸水のためか、咳き込むようなえづくような様子をみせます。
下痢が続いています。食欲もありません。
色々なフードや白米などを試しましたが、気が向いた時に、
人間用の6Pチーズや焼き鳥を少々食べるぐらいです。

8月3日から体調不良が続いています。
初めの症状は、一時的に歩行困難でフラフラになり立てなくなりました。
その晩、痙攣がおきました。痙攣は、今まで起きたことはありません。
意識消失はありませんでしたが、脚の震えなどがありました。
下痢症状も起き、食欲が低下し、
普段食べているZ/d低アレルゲンのドライを全く食べなくなりました。

8月4日にかかりつけ獣医を受診しました。
痙攣が起き、意識消失はありませんでしたが、震えやツッパリ等、
脱糞しながら10分以上は続きました。
抗けいれん薬の注射と座薬でおさまりました。
血液検査の結果、正常値から外れていたのは、GPT95、ALP267、TP4.0、ALB1.5、GLB2.5、NH3 31
脱水を示すデータはありませんでした。 体重は、5月に4.0kgあった体重が、3.6kgに減少していました。
いつもよりも低体温でした。
原因不明の痙攣と腸炎という診察結果で、抗けいれん剤と整腸剤を処方されました。

8月4日~8月6日頃まで神経症状(身体が左右に軽く揺れる、脚の震えなど)がありましたが、
痙攣の発作は、起きませんでした。
下痢がひどくなり、泥状便を部屋中に漏らしてしまうようになりました。
ほとんど食べず、オモチャの注射器で水を少し飲む程度で、尿量が減りました。
腹部が大きく腫れだし、腹水がたまっているように見えました 。
胸も普段より太くなり、呼吸は陥没させて苦しそうにします。
元気もなく、ぐったりしたままです。
アレルギー性皮膚炎の頓服用に手元にあったステロイドを服用させました。

8月11日腹部が更に腫れてきため、受診しました。 
腹水で体重が3.9kgに増加していました。
エコー検査でも腹水であり、胸水もたまっているのだろうとのことでした。
血液検査の結果は、白血球増加、肝機能障害、低たんぱく血症でした。
尿検査は、異常ありませんでした。
蛋白漏出性腸炎疑い、腹水・胸水と診断されました。
内服薬は、ステロイド、抗生物質、利尿剤、肝臓の薬、整腸剤

その後も腹水と下痢は続いています。
8月14日に受診しました。 3.7kg肋骨が浮いて見え、水が増えただけのようでした。
血液検査データで正常値から外れていたのは、WBC3.83、GPT120、TP3.2、ALB1.2、GLB2.0
内服薬のステロイドが増量、抗生物質中止、利尿剤と肝臓の薬と整腸剤は継続、止痢剤の追加
腹水を抜くのではなく、薬の力で減らしたいと獣医師から説明がありました。

腹水が更に貯まり、食欲不振が続き、血便2回があったので、
8月17日に受診しました。
3.6kgでしたが、貯まった水を差し引くと正味は3.4kgぐらいだろうと獣医師に言われました。
腹水の改善が見られないので、ステロイドと利尿剤が増量されました。
これで8月21~22日に受診をして改善されなければ、
シクロスポリンで治療を開始すると獣医師から説明されています。

食餌性アレルギーやアトピー性皮膚炎を持ちながらも
家族で長生きを願い避妊手術も受けさせ、元気に暮らしてきました。

腹水や胸水が貯まったままの苦痛を何とかしたいと家族で願っています。
原因を調べることは難しいのでしょうか?
水を抜く治療法は、危険でしょうか? 量が少なければ、安楽にはなりませんか?
シクロスポリンの治療は、この病状に最適な選択でしょうか?
食餌性アレルギーでラムや小麦粉、大豆、卵を避けています。限られた食品で、
長期間続く下痢に良い食餌があれば、ご教示ください。

長文になりましたが、よろしくお願いいたします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  japavet 返答済み 4 年 前.
こんばんわ。

ご質問ありがとうございます。

状況をお聞きする限りではかなり状態はよくないようですね。
まず血液検査の一番の問題は低たんぱく血症です。
それだけの低たんぱく血漿になるのは
・胃腸
・肝臓
・腎臓
のどこかに問題があることになります。

胃腸の場合は、胃腸の消化吸収機能が著し く低下して起こるものです。
炎症性腸疾患(IBD)やたんぱく漏出性腸症、胃腸の腫瘍で起こります。
ただし、今の数値まで低下するにはおそらく数週間かかりますし、その間に下痢や食欲不振がなかったのであれば、それよりも次に書く肝臓の異常の方が可能性として高いと思います。

肝臓に関しては何らかの原因(肝腫瘍や肝硬変、慢性肝炎の末期、門脈シャント等)で肝臓が働かず、消化吸収した栄養分をタンパクにできないため、低たんぱくを起こします。
この場合、下痢や嘔吐、食欲不振を起こすものもありますが、ほとんど症状を起こさなかったり、胃腸の時よりも症状が軽いこと多く、低たんぱくが進んでから症状が出ることがあります。

腎臓はあまり多くありませんが、たんぱく漏出性腎症といわれる病気があり、体からタンパクが漏れ出てしまうものです。
尿検査で強いたんぱく尿が出ていれば可能性はあります。

それからお腹の中の腫瘍があっても腹水が出て食欲不振が起こって低栄養になることはありますが、腹水が後から出てきたのであれば可能性は低いでしょう。



今現在どこまで検査をされているのかわかりませんが、かかれているもの以外で最低限検査が必要なのはカリウムとアンモニア、カルシウムです。
通常低たんぱくだけではけいれんは起こしませんので、けいれんを起こす原因としてこれらの数値は測る必要があるでしょう。
とくに肝不全があればアンモニアが原因の痙攣がかなりの確率で起こりますし、肝臓でも胃腸でも低カリウムは起こります。
それらの検査によって痙攣を起こしているものが分かれば点滴によるカリウムの補充やアンモニアを下げる治療ができます。

それからレントゲンやエコーは見れれ手いますか?
肝硬変や肝腫瘍など肝臓の病気や腹腔内の腫瘍などはエコーとレントゲンで分かることが多いので、それらをしてもらう必要があります。
今の状態でしてもらっていないのであれば、あまりいい病院とは言えないので、セカンドオピニオンを聞きに他の病院へ行かれたほうがいいです。

他にも検査としてはCRP(炎症の度合いを見る=IBD等のときに強く上昇する)、総胆汁酸試験(肝臓の機能を見るものです。GPTやALPは肝臓の「機能」は見れません。あくまで「炎症の度合い」を見るものになります。)等もやってもらってもいいと思います。
最終的な確定診断は胃腸であれば内視鏡、肝臓であれば肝生検が必要になることが多いですが、これらは麻酔が必要ですので、今の状態ではリスクがかなり高くてできないと思います。
まずは上に書いたような検査で肝臓か胃腸かどちらに異常があるかをある程度臨床診断する必要があると思います。

それから水を抜く処置は腹水がたまりすぎて呼吸を圧迫している場合は抜いてあげる必要があると思います。
確かに抜いてもしばらくするとたまってきてしまいますので、軽度の貯留であれば抜きませんが、呼吸を圧迫したり、体が重くて動きにくいほどたまってしまう場合は抜くことで本人も楽になりますし、たとえ一時的でも状態も上がってくれます。
よほど暴れる子でなければ安全に行える手技ですので、やってもらうのもいいでしょう。

シクロスポリンに関してはIBDやたんぱく漏出性腸炎などには効果はありますが、肝臓にはあまり効果はないのではないかと思います。
ステロイドも肝臓には基本的には使いません(ひどい肝炎などでは使うこともありますが)。
まずは肝臓に原因がなさそうというのを確認されたほうがいいでしょう。

食事に関しては、アレルギーがある場合は難しいですが、まずは良質なタンパク(カッテージチーズや鳥肉)の入っているものを選ぶといいでしょう。
ただし、今の状態はとても食事で解決できるものではなさそうですので、僕であれば入院させてアミノ酸(たんぱくの元)の入った点滴でタンパクを上げることを考えます。
タンパクが上がらないと腹水はどんどん溜まります。
今の数値であれば、腹水、胸水、むくみがかなりひどく出てきてしまうような数値ですので。
一応アミノ酸の粉末なども病院にはあるので、入院させない場合はそれを上げるのも一つですが、下痢やおう吐、食欲不振が強い状態ではあまり意味がないと思います。


どの程度の検査、治療方針を立ててもらっているのかわからないので、断定的なことは言えないですが、今現在の状態で肝臓の検査をしてもらっていないのであれば、僕は他の病院に行かれるあるいは紹介状をもらって二次病院(大学病院や専門病院)へ行かれることをお勧めします。

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質問者: 返答済み 4 年 前.

先日は、すぐに丁寧なご回答をいただきまして、本当にありがとうございました。ご回答いただいたことから、二次病院を受診し、検査や治療についてこちらの要望を明確にすることができました。


 


8月20日二次病院を受診しました。
先生からご説明を受けたとおり、低たんぱく血症になるのは、・胃腸・肝臓
・腎臓(かかりつけ医で尿検査異常なし)のどこかに問題があるだろうということで検査を受けました。


胸腹部エコー検査では、肝臓の異常所見は無、胆嚢に小さな胆石1個、腸壁がかなり肥厚していました。腹水は、ほとんど貯まっていませんでした。胸水は多量に貯まっていました。他に腫瘍などは見当たりませんでした。 CRP検査は、正常でした。


 


胸水で肺を圧迫して呼吸がつらそうで、胸部だけでなく腹部まで腫れて、


体が重くて動きにくそうだったので、200ml程を抜いていただきました。


腹水は、1ml未満でした。


抜いた後、本人もかなり楽になり、寝床から出て動けるようになりました。



最終的な確定診断のため、CT検査と内視鏡検査を提案されましたが、


麻酔が必要ですので、今の状態ではリスクがかなり高いので要望しないとお断りしました。


 


アミノ酸(たんぱくの元)の入った点滴でタンパクを上げることをお願いしましたが、受診時間が遅かったため、後日ということで帰宅しました。


 


8月22日二次病院を点滴希望で受診しました。


ほとんど食べようとせず、痩せも目立ってきていました。


胸部レントゲン検査で肺水腫がみつかりました。


一時入院で時間をかけて点滴をしてもらい、ラシックスの静脈注射もしていただきました。


 


受診後から尿回数と尿量が増えました。


 


同日にかかりつけ医を受診して報告しました。


シクロスポリンの内服を開始しました。ステロイド、利尿剤、肝臓の薬、整腸剤、止痢剤、胃薬は継続となりました。


 


8月23~24日以降の家庭での様子


食欲がやや出てきました。蒸してほぐしたササミやヨーグルトやご飯は、少量ずつですが食べるようになりました。胸とおなかの膨らみもほとんど目立たなくなりました。下痢の回数、量、正常がマシになりました。(泥状1~2回/日)


 


8月25日二次病院を点滴希望で受診しました。


尿量と尿回数が多く、新たに胸水や腹水がたまっていないように見えました。体重は、3.1kgまで減少し、各部位の骨が浮きあがるほど痩せが目立つようになったが、室内を歩きまわる元気はありました。


鼻水が出るようになりました。咳でも嘔吐でもなく、えずくような様子は、たびたび見せました。


 


エコー検査では、新たな所見はありませんでした。胸水は、抜かなければいけない程の量はありませんでした。


血液検査では、BUN25,CREA1.3,GLU87,ALT275,ALKP233,


TP4.17,ALB1.69,A/G0.7,AMY1157,CHOL101,Ca(19.75)7.94,


WBC212,RBC497,HGB11.5,HCT34.5,NCV69,MCH23.1,MCHC33.3,PLT92.9


 


一時入院で時間をかけて蛋白質の点滴をしていただきました。点滴終了後に迎えに行くと、呼吸が浅く速くなってつらそうでした。


「そうなんです。呼吸が速くて気になっているのですが・・・」と担当医。


「アレルギーが心配なので、連日の点滴はしません。胸水がたまるなど かなり調子が悪くなった時には、また蛋白質の点滴をします。」と


説明がありました。


 


「内服薬は、かかりつけ医を受診して今まで処方してもらってください。


点滴も胸水を抜くのも対症療法なので、ステロイドとシクロスポリンを


しっかりのませてください。蛋白の点滴や胸水を抜く必要性があったら、


こちらの病院にきてください。」と指示されました。


 


8月25日夜


呼吸がかなり浅く速いです。鼻水もでます。臥床してなかなか眠れず、頭を挙げてつらそうにしています。肺水腫のせいでしょうか。点滴によるアレルギーのせいでしょうか。 どのように対応すれば、肺水腫で起こる呼吸苦が楽になりますか。 今後は、蛋白の点滴を見合わせた方が良いほど、アレルギーや肺水腫には負担がかかるのでしょうか。


 


8月26日朝


呼吸は浅く早めですが、昨晩と比較すると楽になったようです。


 


 


今後、呼吸については、どのように対処していけば良いでしょうか?


 


点滴が負担になるようなら、アミノ酸の粉末を試してみようかと考えますが、どのように入手すればよろしいでしょうか?


 


よろしくお願いいたします。


 


 


 











専門家:  japavet 返答済み 4 年 前.
そうでしたか。

厳しい状況ではあるようですね。

検査結果から考えるとやはり腸の異常である可能性はかなり高いと思います。
腸へ気が肥厚してそれだけ低たんぱくが出る場合は、おそらくたんぱく漏出性腸症、IBD、腸のリンパ腫のいずれかになると思います。

アミノ酸の粉末に関しては肝臓疾患の場合は有効ですが、これらの病気の場合は、下痢などが出ている段階では吸収できませんし、IBDでは悪化させてしまう可能性もあるので、今の状態で飲ませていいかどうかは難しい判断です。
手に入れるとしたら病院で処方してもらうしかないので、一度病院でアミノ酸の粉末を与えてもいいのかどうか相談されていいのであれば処方してもらうのがいいでしょう。

それからたんぱくの点滴は確かにアレル ギーが出てしまうことがあります。
鼻水が出ている場合は胸水ではなく肺水腫である可能性は高く、肺水腫は点滴自体の負担によるもの(特に低たんぱくの子では出る可能性は高くなります)と、タンパクに対するアレルギーである可能性はあります。
確かに点滴後に鼻水が出て呼吸がつらくなったのであれば点滴は少し見合わせた方がいいと思います。

現在の治療で食欲や下痢がマシになってきているのであれば、徐々に徐々にタンパクが上がってきてくれる可能性が高いのではないかと思います(最低でも一週間以上はかかると思いますが)。
ですので、もし点滴で少ししんどくなって肺水腫が出てしまうのであれば、やはり飲み薬での治療がいいかと思います。
アミノ酸については下痢をひどくしてしまう可能性もあるので、二次病院の主治医の先生の先生と相談してやるかどうか決められた方がいいでしょう。
文面からの判断では、調子が上がってきているのであれば、再度悪化してしまうリスクは避けた方がいいのではないかと思います。
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