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japavet
japavet, 獣医師
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経験:  獣医臨床歴6年
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ウェルシュコーギー(オス)11歳です。 軽微な尿漏れの際に少量の血が混ざるので病院にいったところ、前立腺が肥大して

解決済みの質問:

ウェルシュコーギー(オス)11歳です。
軽微な尿漏れの際に少量の血が混ざるので病院にいったところ、前立腺が肥大しているので2月5日に去勢することになりました。1月22日から手術までホルモンのカプセルと抗生物質を与え始めましたが、外でしかしなかった排 便を1月25日頃から家の中で日に1~2回小便を、2月1日からは大便もするようになったので薬の投与よ止めて手術も中止しました。
2月2日前後から急に元気がなくなり、呼びかけにも反応せず、ほとんど横になったきりで、玄関チャイムや散歩中に他の犬に会っても表情に変化がなくなりました。
散歩は朝夕2回ですが、歩く速度が遅くなって歩きたがらず、外では頻繁だった排尿もほとんどみられません。また家の中では意味もなく右回りにあるいたり、部屋の隅ので壁をぼうっと見て固まっていたりします。
食事はドライフードを1日2回与えていますが、残したり時々戻したりします。それでも調子の良い時には名前を呼ぶと頭や視線を動かし、ゆっくりですが小走りに駆け寄ることもあります。病院ではレントゲン・超音波で見てもらいましたが首から下に異状ないので、様子が変であれば来院して下さいとのことでしたが、脳の異常の可能性についての言及がないことに些か不安を覚えます。
このような症状の原因として考えられることと対処法、また別の病院で見てもらうことのお必要性についてお答えいただければ助かります。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  japavet 返答済み 4 年 前.
こんにちわ。


少し情報よろしいでしょうか?

ホルモンのカプセルというのは具体的な薬品名やどのホルモンなのかわかりますか?
また、調子を悪くしてから血液検査などはされていますか?
もしされていれば、分かる範囲で異常個所を教えてください。


よろしくお願いします。
質問者: 返答済み 4 年 前.

薬は3種類で、ホルモンの薬は【緑と白のカプセル】といわれたと記憶しています。表示はH69(もしくはH89)と多分メーカーのマークが入っていると思われます(手元にないため伝聞ですが)。他の錠剤は抗生物質等だったはずで、1日1回1/2錠(オレンジ)と1日2回1.5錠(白)です。

血液検査は2月4日に行い、コレステロール値が高目である以外は数十項目で基準値の範囲内でしたが、呼吸数が少ないといわれました。(翌日の診察ではやや少なめのところまで戻っていたそうです)

この2月4日が最も状態が悪く、目がうつろで抱きかかえられてもなすがままの状態で、病院のベッドに寝かせても起き上がろうともしませんでしたが、現在はそれよりも良好です。

専門家:  japavet 返答済み 4 年 前.
返信ありがとうございます。

お薬ですが、H69であればケフレ ックスというセフェム系の抗生剤です。
緑と白のカプセルですのでおそらくそれだと思います。
ホルモンのお薬は別のものではないかと思います。

抗生剤で調子を崩すことはあまり多くなく、調子を崩しても下痢や嘔吐といった症状になることが多いので、ホルモン剤で調子を崩している可能性があると思い、書かせていただきました。

前立腺肥大症の治療のときによく使う薬はウロエース(酢酸オサテロン)といわれる白色の錠剤です。
一番最後に書かれているものがそれの可能性がありますが、通常は1日1回で使うので、オレンジの方が他のメーカーのホルモン剤かもしれません。
酢酸オサテロンの一番の副作用は肝障害ですが血液検査で異常が出ていないのであれば、違いそうですね。
もうひとつの副作用としてコルチゾールといわれるステロイドホルモンを減少するということがあるらしく(僕自身は経験したことはありませんが)、その場合に副腎皮質機能低下症(アジソン病)の症状が出ることがありますので、目がうつろでボーとしているとか元気が異常にないといった症状はそちらから起きていた可能性はあります。
この副作用が出た場合は特殊なホルモン検査をしないとわからないことが多いです。

右側にばかり回るという症状は副作用では説明できないので、飼い主さんの言われる通り、脳の異常が出ている可能性は否定できません。
脳の異常がもし出ている場合は、前立腺とは関係ないと思いますが、その場合は脳炎や脳腫瘍などが多く、身体検査である程度あやしい場合にMRIなどをとらないと確定診断をつけることは不可能です。


少し長くなり、分かりにくくなってしまったかもしれません。
もし不明点があれば返信で聞いてください。


今のところよくなってきているのであればもう少し今の病院でお世話になってもいいかとは思いますが、飼い主さんが不安を覚えているのであればセカンドオピニオンを聞きに行かれることは悪いことではないと思います。
一度他の先生の意見も聞かれてもいいと思います。

文章から受ける印象としては、ホルモン剤の副作用が一番考えられる(それだけでは100%説明できない部分もありますが)かと思います。
質問者: 返答済み 4 年 前.

有り難うございます。質問を箇条書きにします。

 

1.今回の投薬で副作用で調子を崩している場合でも、意識障害は起こるのでしょうか。

2.前項の可能性があるとして、投薬中止からどれくらいで戻るものなのでしょうか。

3.昨日肛門の左1cmのところにタテに1cm程度の裂傷のようなものが見つかりました。外傷に覚えがないのですが関連性はあるでしょうか。

4.脳の障害の場合、部位や状態により手術で回復することはあるのでしょうか。

5.大便は通常ですが、時折の嘔吐や食べ残しに必要な配慮はありますか。

 

以上、宜しくお願いします。

 

専門家:  japavet 返答済み 4 年 前.
1.もし副腎皮質機能低下症のような状態になった場合は、低血圧から意識障害は起こります。ただし、旋回運動は低血圧から起こるのはみたことがありませんので、正直どうなのかはわかりません。
旋回運動がおこる場合は、通常は三半規管や前庭部といわれる部位の以上であることが多いです。

2.これに関しては何とも言えません。
僕は個人的にそのような副作用も見たことがありませんし、その後の回復に関する記述も載っておりません。
ただし、性ホルモンがコルチゾールに影響する機序を考 えると、投与を中止し血中濃度が落ちれば比較的早く回復するのではないかと思います(これはあくまで推測です)。

3.おそらく関係ないものと思えます。
ホルモン剤が皮膚に影響することはありますが、通常は脱毛などが起きますし、1週間や10日の短期間では影響は少ないでしょう。

4.脳障害の場合に手術の適応になるのは脳腫瘍のときです。
脳炎等の場合は手術ではなくお薬での治療になります。
もちろん回復する可能性はありますが、ワンちゃんの開頭手術はまだ一般的ではありませんので、日本でやっている病院は数件になると思います。
もちろん適応になるかどうかはMRIなどを取らないとわかりません。

5.たまに出あれば、まずは今は気にしなくていいものと思えます。
今後嘔吐がひどくなるとか食欲不振が強くなる場合はまたそれに対する検査が必要になるかと思います。
japavet, 獣医師
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  • 命が危ないから、すぐ病院に生きなさい、とご指導頂き、直ちに夜間診療に走り、尿道結石、並びに膀胱炎で、重篤な病状が見つかり、一命を取り止めました。本当に嬉しかったです。本日退院予定です。有難うございました。先生が、すぐ病院へ、とご指導して下さらなかったら、一日延ばしていたと思います。背中を押して下さった先生に大感謝です。 岐阜県大垣市 清水
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  • 貴重なセカンドオピニオンをいただいた。 かかりつけ医師の診断結果を鵜呑みにしていたらペットは衰弱して死んでいた。このサイトでアドバイスを受けて、遠くでも良い医師の診断を受ける選択肢があることを知った。 今回のケースではギリギリ手遅れにならずに手術を受けることになった。地元に医師を軽んずる訳ではないが、別の専門医の意見を聞くことは重要と痛感した。 このサイトに出会えて良かった。かかりつけ医師の診断方法、投与薬、診断結果から技術不足を見抜いた。結局レントゲンをすれば原因はすぐわかることだったが、思い込みから実施しなかったと思われる。 いずれにせよ、このサイトの先生のアドバイスは納得のいく説明であった。 大阪府 別所
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