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kikurage, 獣医師
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経験:  小動物臨床歴16年です。
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解決済みの質問:

もうすぐ10歳になるラブラドルレトリバーの女の子がいます

左後ろ足の内側、股関節辺りを触ると痛がります
先週はお散歩の終盤、足元が急にフラつきました

普段はとても活発な子です
今のところ食欲も行動も普段通りの様にみえます
投稿: 6 年 前.
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専門家:  kikurage 返答済み 6 年 前.

こんにちは。

文章からお察しするに、関節や骨、神経の痛みが関係している可能性が高いと思います。

年齢と犬種から考えるに、最も発生頻度の高いものは関節炎です。(特に股関節炎が疑われます。)

X線検査や血液検査で異常が出なくても、関節炎を起こしている可能性は十分あります。膝を叩いた時の反応があまりなかったようですが、(これは脊髄反射をチェックしています。)もし、麻痺があればかなりひどい後ろ足の引きずりや麻痺がみられると思いますので、現在走ったり、歩いたりしているのであれば、それほど心配しなくてもいいと思います。その時のワンちゃんの緊張度や、意識的に足に力を入れていた、叩く場所がちょっとズレていた、などの理由で反応しないように見えたのかもしれません。

関節炎は進行すると1日中ビッコを引いたり、走るときのうさぎ跳び、お座りや立ち上がるときに戸惑うなどのしぐさがあります。初期であれば、寝起きや運動のはじめに一番ビッコが目立つことが多く、しばらく歩いているうちにビッコが目立たなくなっていくことが多いです。お座りの号令によって、ゆっくり腰を下ろすようなしぐさもよく見られます。また、左が特に気になるようでしたら、左側を下にして座る、「おんな座り」のような座り方をするようになります。

触診にて、股関節の周りの痛みがあったり、大腿部周囲の筋肉の痙攣が時折見られるようでしたら関節のサプリメント、鎮痛剤(血液検査で腎機能に異常が無いことを確かめてから 使用)、関節保護の注射(皮下注射で週に1回、4回セットの治療があります)、レーザー療法、針・お灸などが治療法としてあります。診断的治療として治療を始めてもらい、症状の緩和がみられる場合は、初期の関節炎の仮診断ができますので、定期的なX線検査や、身体検査、お薬の継続が必要な場合は血液検査で腎・肝チェックをしていただくと安心だと思います。関節炎の場合は、痛みの表している場所だけではなく、全身のいろいろな関節も同時に痛みを起こしていることが多いので、全身に対するチェックとケアが必要です。(股関節、肩関節、肘、膝、腰など)

他の疾患として、大型犬で時折見られます「馬尾症候群」というものがあります。腰椎と仙椎の間あたりの骨の変形により、周囲の神経が圧迫されます。これにより痛みや麻痺が出ます。シッポを持ち上げにくくなったり、お座り、立ち上がりを嫌うようになったり、尾の付け根のあたりから腰に掛けて触ると痛がったりします。両方の後ろ足を引きずるようになることが多いのですが、最初は片側だけの後ろ脚に症状が出ることもあります。症状が進むと排尿障害がでることもあります。

基本的には神経検査や、身体検査、X線検査によって仮診断が付きますが、初期の症状の場合ははっきりしないこともあります。

また、上2つに比べると発生頻度は非常に少ないですが、脊髄神経、坐骨神経等にできる腫瘍、骨や関節包にできる腫瘍などもあります。これらの場合はやはり初期であればX線検査上で異常が確認できないこともありますので、関節炎の治療に反応しない、痛みや麻痺、ビッコの程度が進行する場合は何度かx線検査等を繰り返す必要があります。腫瘍の可能性が疑われる所見が出た場合は、骨の生検や、CT検査などの精査によって、その後の治療法を決定していくのが一般的です。

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