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kikurage, 獣医師
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経験:  小動物臨床歴16年です。
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はじめは目のまわりが黒くなり、目やにがでることから始まりました。はじめは片目だったのですが、そのうち両目になり、さらに体

解決済みの質問:

はじめは目のまわりが黒くなり、目やにがでることから始まりました。はじめは片目だったのですが、そのうち両目になり、さらに体の一部(脇腹、腹)が皮膚がゾウのようにしわしわに黒くなり脱毛がはじまりました。近所の獣医さんからは、目がおか しくなったときから、ステロイドを処方されていて、徐々に悪化していきました。今は、目を見てくれることはなく、(とても心配なのに)シャンプーをくれるくらいです。犬のいまは、目やにのせいか目が見えないようです、病院を変えた方がいいのでしょうか?適切なアドバイスをお願いいたします。

*年齢11歳

*柴犬

投稿: 6 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  kikurage 返答済み 6 年 前.

こんにちは。

柴犬ですので、文面からお察しするにアレルギー性皮膚炎の悪化している可能性が高いですね。(これ以外にも、感染症や寄生虫、内科疾患からくるものがありますので基本的にはキチンと皮膚の検査を受けてからの診断が必要ですが。)

眼の周りが黒くなるのも、アレルギー性結膜炎、またはアレルギーにより目の周りが腫れて、まつ毛が逆さまつ毛になって眼を刺激している可能性があります。涙が多く出たり、目やにが出たり、角膜に傷をつけることもあります。涙や目の周りをこすることで周りの毛が抜けて、刺激された皮膚が黒く変色します。また、目やにが多いのは涙腺がアレルギーなどで腫れて、涙が出なくなる(乾性角結膜炎など)が併発しているかもしれません。眼が見えない状況でしたら、眼の奥の病気(ブドウ膜炎、緑内障、網膜疾患、白内障などなど)もあり得ます。

一度しっかりと眼の診断を受けられる方がいいと思います。(眼科を専門でやっていたり、大きい病院では眼底検査などルーチンでやってもらえます)

体の皮膚が黒くなるのは、いわゆる「象皮症」という状態で、アレルギーが進行している柴犬ではよく見られる状態です。

若いころから数年かけてこのような状態になっているのであれば、アレルギーの治療選択になります。

また、この1-2年で急に症状がひどくなったのであれば、ホルモン疾患(甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症など)がバックに潜んでいるかもしれませんので、皮膚検査の他に血液検査等が必要です。

アレルギーの治療ですが、様々なものがありますが、劇的に完治するものは残念ながらありません。多くの場合治療は一生継続が必要です。一般的には低アレルギー食への食事の変更、皮膚のかゆみがひどい時はステロイドや抗ヒスタミン剤、シクロスポリンなどのお薬の使用、脂肪酸や免疫調整剤などのサプリメントの使用、減感作ワクチン、最近の治療としてはインターフェロン療法(注射です)などがあります。また、皮膚の2次的な感染症については抗生剤の内服や薬用シャンプーやセラミドのスポットの使用などがあります。

また、アレルギーに起因した眼の病態でしたら、ステロイド点眼薬、抗生物質点眼薬、非ステロイド性点眼薬の使用などと、逆さまつ毛がある場合、(柴犬のアレルギーのコには結構これが原因のことがあります。)定期的なまつ毛抜き、または永久脱毛(全身麻酔下)を行います。

付き合っていくのは大変ですが、年々ひどくなりますので、象皮症まで出始めていたら、できる治療をしてあげていただきたいです。

質問者: 返答済み 6 年 前.
すみません、ご回答いただいた先生もすばらしいとは思うのですが、半年間ステロイドを飲み続けたら、悪化したのですが、ステロイド等を使用と書かれており、説明がほしいのです。
専門家:  kikurage 返答済み 6 年 前.

説明が不足しており申し訳ありません。

明らかにステロイドを使用し始めてから悪化したと感じるのであれば、二つの事が考えられます。

●2次的に感染症を伴う場合(細菌感染や真菌感染、毛包虫感染);ステロイドにより感染しやすい状態になって、細菌や真菌などが増えてしまうことがあります。こうなると、この感染によってアレルギーとは別のかゆみが出ることがあります。また、アレルギーではなく、最初から皮膚の感染症だけが問題の事もあり得ます。これらは皮膚検査によって診断します。

治療には抗生物質や抗真菌剤、薬用シャンプーなどをステロイドと併用、または感染がひどければ一時的にステロイドをストップさせて感染をコントロールしてからのステロイドの使用をします。

●アレルギーの状態が進むことによって症状が悪化しているようにみえる場合;最初はステロイド低用量だけで痒みが治まるなどの効果がみられたが、その後同じ治療法では効果が無くなってくる、といった具合です。ですので、ステロイドの容量を増やしたり、他のお薬を併用するという処置が必要になってくるのです。

また、ホルモンなどの疾患が関係しているとそちらの治療も並行して行わないとステロイドだけで効果が得られないことも考えられます。(またはステロイドが悪さをすることもあり得ます)

アレルギー性皮膚炎においてステロイドは使い方によっては効果的になるお薬です。しかし、その前に皮膚の状態を的確に判断し、他の問題があればそちらを治療してから使用しないと効果が得られなかったり、かえって悪くなることがあり得ます。

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