JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
kikurageに今すぐ質問する
kikurage
kikurage, 獣医師
カテゴリ:
満足したユーザー: 111
経験:  小動物臨床歴16年です。
60723395
ここに 犬 に関する質問を入力してください。
kikurageがオンラインで質問受付中

10 5

解決済みの質問:

10歳になるミニチュアシュナウザーの、肝臓の病気について教えてください。

5月に胆泥がたまり、危険な状態だったため胆のうを摘出しました。
その後、抗生物質など数種類の薬を飲んでいます。しかし、数値 は改善されず、少しづつ悪くなっています。
手術の際、病理検査をしたところ、先天性の門脈シャントと診断されました。

今回は、今後の治療について悩んでいます。
昨日、先生から、このままだと、肝硬変になるので、食い止めるためにステロイドを使うようすすめられました。
私たちの希望は、生きている間元気で楽しく過ごせることです。
細く長く生きてもらうことではありません。
ステロイドの副作用でなど考えると、中々踏み切れません。
通常、この様な状態の場合はステロイドがベストな選択なのでしょうか?

よろしくお願いいたします。


関本
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  kikurage 返答済み 6 年 前.

こんにちは。

現在の治療、検査はやってあげるべきことをすべて行っている状態だと思います。

病理検査をした上でのステロイドの使用開始はとても妥当なご判断かと思います。

一般的にステロイドは長期服用や、高用量の使用によって副作用が怖いイメージがあります。

確かに、やみくもに使用する場合は肝障害や糖尿病、医原性クッシング、易感染性などの副作用が出る場合もあります。

しかし、現在の場合は症状の改善、症状の悪化を防ぐために役立つと考えられます。

肝臓は障害が進んでくると、繊維化といって、硬く、コチコチの状態になります。また、炎症を併発します。ステロイドはこの線維化と炎症を抑える有能な働きをします。不思議なことに、健康なコにステロイドを投与すると肝酵素が上昇することが多いのですが、肝障害によって、肝硬変に移行しそうなコに投与するとかえって肝機能の数字がよくなったり、臨床症状がよくなったりします。

また、肝臓を守ってあげるためには、分岐鎖アミノ酸の量を増やせるサプリメント(ベジタブルサポート)や、SAMe,ウルソ、ビタミンE,亜鉛などの抗酸化剤があり、これらの投与によって症状の進行を長期肝にわたって遅らせることが可能です。

ワンちゃんは具合の悪さを人ほどには見せませんので、つい、元気かな、と思ってしまいますが、肝臓が悪いと体がだるく感じていたり、食欲にムラが出たりということがあるはずです。

定期的な検査の継続と適切な内服薬やサプリメント、食事療法でQOL(生活の質)を高めてあげることが可能な疾患です。ステロイドはその中の一つと考えてあげてはいかがでしょうか。

kikurageをはじめその他名の犬カテゴリの専門家が質問受付中

犬 についての関連する質問