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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 皮膚科
満足したユーザー: 14384
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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1歳の息子に湯気で手の甲のところに、やけどを負わせてしまいました。知識不足で冷やしが足りないまま、とにかく皮膚科へと

解決済みの質問:

1歳の息子に湯気で手の甲のところに、やけどを負わせてしまいました。知識不足で冷やしが足りないまま、とにかく皮膚科へと思いい、近くの皮膚科に行きました。最初はなんともなく見えたもののだんだん赤くなり、受診の順番には水泡ができていしまいました。今ではもっと冷やしてから受診すればこれほどまでになってなかったと思い、後悔してます。
デルモベートという薬を塗ってもらい、翌日ゲンタシン軟膏というものを塗り、ガーゼをあて、包帯を巻いてます。
今日で3日目ですが、モイストヒーリングという療法などをせず、このままケロイドのようになり跡が残らないか、心配です。お医者さんにモイストヒーリングの話をしたら、そこまでの心配は要らないでしょうと言われたのですが、状況が悪化している気がしてなりません。
今は手首の赤かった部分がうっすら黒くなり、少しシワが寄ってきている感じと、水泡だった部分は破け、皮がめくれてそこに薬が塗られている状態です。全体にゲンタシンを塗って、ガーゼで覆い、包帯を巻いているのですが、本当にこれでいいのでしょうか?
自分の処置の甘さと、息子の手の痛々しさで気がおかしくなりそうです。
このままこの皮膚科でいいのか、違う医者に変えたほうがいいのか。。。。
跡を残さず、治るのにどのくらいかかるのでしょうか?
東京江戸川区に住んでいます。

どなたか的確なお話をお願い致します。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 皮膚科
専門家:  猫山司 返答済み 5 年 前.

こんにちは。猫山と申します。

 

文章の隅々から相談者様の後悔の念と罪悪感、焦りが感じ取れますし、同じ子を持つ親としてお気持ちは理解しますが、少し深呼吸をして、まずは相談者様が冷静になられることが大切です。

 

恐らくは、いてもたってもいられず、ネットでやけどに関する情報に片っ端からあたり、ご自分の初期の対処が適切では無かったことを知り、また、抗生剤や包帯を使った現在の治療が時代遅れのものなのではないかという疑念も持たれての今回のご相談なのだと推察します。

 

それを前提に慎重に回答しますが、現在行われている処置は若干クラシカルなものであるという印象はたしかにございます。

ご子息のやけどの重症度はご記載から推測するにやや深めのⅡ度かと思われます(治癒までには3~4週間を要するでしょう)。

日本熱傷学会作成の「熱傷診療ガイドライン」では、Ⅱ度熱傷に対する湿潤目的のワセリン、必要時の抗生剤とステロイドの使い分けと、bFGF製剤の有用性について言及しています。

 

【熱傷診療ガイドライン】

http://www.jsbi-burn.org/guideline.pdf

 

現在の治療がこの標準治療から大きく外れたものだとは思えませんが、小児の場合は変色や瘢痕化の懸念は確かにございますから、他院でセカンドオピニオンを求められてみるのも1つの選択かと思われます。

その場合、日本熱傷学会のWebサイトで紹介されている認定医・専門医がいる医療機関を選ばれると間違いがないでしょう。

 

【日本熱傷学会認定熱傷専門医・認定医一覧】

http://www.jsbi-burn.org/jsbi06-1.html

 

最後に、モイストヒーリング(湿潤療法)ですが……。この治療法は、「ためしてガッテン」で紹介されて一躍有名になりましたが、医療現場でも肯定派と否定派に分かれ、またこれを実施する場合の手技についても議論があるところです。
この治療法の「信者」が増えつつあるのも確かですが、火傷の標準治療としての確立した位置を占めるに至っているとはいえません。
また本来は免疫力の弱い乳幼児は湿潤療法の適用外とされていますから、ご子息にこの治療を行うことが適切なのかどうかは何とも申し上げられません。

 

湿潤療法でやけどの治療を行っている医師がいる医療機関の検索サイトを以下にお示ししておきますが、受診に関しては自己責任でご判断ください。

 

【熱傷を湿潤療法で治療している医師】

http://www.wound-treatment.jp/burn.htm

 

 

以上、ご参考になれば幸いです。

くれぐれもあまり思い詰められませんように。

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