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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 刑事告訴・告発
満足したユーザー: 1355
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
62775484
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印刷会社へ勤めています。顧客が金額の厳しい仕事を依頼してきた時に、自社施設では無理と判断し知り合いの会社を紹介したの

質問者の質問

印刷会社へ勤めています。顧客が金額の厳しい仕事を依頼してきた時に、自社施設では無理と判断し知り合いの会社を紹介したのですが、その事が納品時に上司に伝わって「社内でできる仕事を他にやらせ た・・・」と会社へ対する背信行為で訴えると言い出しています。その仕事の金額は70万円ほどで、知り合いの会社とお客さんで金額のやり取りは完結しており、自分がキックバックをもらうということもありません。

裁判沙汰になった場合に、裁判費用はどれくらいか?と裁判で負けた場合に請求される罪の内容はどれほどのものでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 刑事告訴・告発
専門家:  kionawaka 返答済み 4 年 前.

 刑事的には背任罪(刑247条)の可能性がありますが、主観的要件(故意)として、自己若しくは第三者の利益を図る目的(利得の目的)又は本人に損害を与える目的(加害の目的)で行為したことを要し、その立証責任は検察官にあります。この証明はそう容易ではありません。よって刑事告訴が受理される可能性は低いでしょう。

 

 次に民事的に損害賠償請求の可能性はどうでしょうか。

 

 まず、労働過程上通常求められる注意義務を労働者が尽くしている場合、損害賠償義務は生じません。なぜなら、損害賠償の基礎となる「過失」がないからです。

 

 次に、些細な不注意(軽過失)により損害が発生したとしても、そのような損害の発生が日常的に一定確率で発生するような性質のものである場合、損害の発生は労働過程に内在するものとして損害賠償義務は発生しないと解されます。

 

 なぜなら、このような損害は、使用者としても当然予見できるものであり、労働者を使って利益を上げている以上、そのリスクは使用者が甘受すべきものだからです。

 

 しかし、労働者に重大な過失や故意がある場合は、損害賠償義務を負います(この故意・過失の立証責任が使用者がわにあることは当然です)。

 

 ここで、労働者が損害賠償義務を負う場合でも、労働者が全額の賠償義務を負うわけではありません。民715条3項及び判例は信義則により使用者から労働者への求償権行使を制限しています。

 

 ここで労働者の刑事責任が問題になるのですが、本件ではまず告訴は難しいでしょう。

 

  その結果、民事責任の追及もほとんど不可能と思われます。

 

  質問者様が多少懲戒処分(減給、訓告)を受けることがあると思いますが、それ以上の責任追及は法的には無理です。非常に無理しないと提訴まで持ち込めないし、原告勝訴の見込みもありませんから、質問者様がそれほど心配されなくてよいと思います。

質問者: 返答済み 4 年 前.

会社の弁護士から告訴状のようなものが届いたらどのように対処すればよいのでしょうか?


裁判へ至る過程を教えていただきたいです。


 


また今回の回答は大変嬉しい回答でしたが、その発覚時に上司から詰問を受け「私は会社へ損害を与えました」という様な念書を書かされました。


その分も踏まえて状況が変わるようでしたら再度御回答願います。

専門家:  kionawaka 返答済み 4 年 前.

>会社の弁護士から告訴状のようなものが届いたらどのように対処すればよいのでしょうか?


裁判へ至る過程を教えていただきたいです。

→刑事告訴の場合は、告訴人または代理人弁護士が警察に提出します。警察から連絡があります。しかし告訴は難しい(できない)と思います。

 

 民事賠償の場合、弁護士名で「訴状」が届き、これに対してほおっておくと欠席判決で原告の主張が勝手に認められてしまいますので、反論の「答弁書」を出します。

 

 裁判所で期日が指定され、2~3ヶ月に1回、「口頭弁論」が開かれ、原告から「第1回準備書面」が出されます。これに対して被告は次回期日の1w前までに「第1回準備書面」を出します。こうして原告・被告双方が相手方の主張をつぶしあい、その後証拠調べを経て、口頭弁論終結→結審→判決。これで第1審終了します。

 

 また今回の回答は大変嬉しい回答でしたが、その発覚時に上司から詰問を受け「私は会社へ損害を与えました」という様な念書を書かされました。

 

→懲戒処分=始末書の処分無効確認の訴えというものが可能です。なお、会社には「当該始末書はそちらの強迫により書いたので、自由かつ真意に出たものでないから撤回する」旨の書面を内容証明で出したほうがよいでしょう。

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