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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 刑事告訴・告発
満足したユーザー: 1349
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
62775484
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質問です。 ゲームセンターで子供と順番待ちで並んでいたところ、自分の前でプレイしていた15歳の少年が続けてお金を3

質問者の質問

質問です。
ゲームセンターで子供と順番待ちで並んでいたところ、自分の前でプレイしていた15歳の少年が続けてお金を3回投入し、交代する気がないと判断したため注意しました。ですが、まったく聞こえないふりをして続行したためゲーム画面に置いてあったその少年の財布を後方に放り投げ、席を譲らせようと したら当然顔面を殴りかかられて眼鏡が変形してしまい、さらに攻撃を続けてきたためやむを得ず押さえつけました。その際、もみ合いとなり、当方は首に引っかき傷と耳からは流血、相手は眼鏡を破損し額にアザができています。そこで店員が到着し、付近で現場を目撃していた少年から「先に手を出したのは少年側」との証言を得て事務所で事情聴取していく中で、少年が反省の意思を示したため加害者少年の保護者(母親)に連絡させて呼び出しました。以降、ゲームセンターの事務所からショッピングセンターの事務所へ移動し別室で再度事情聴取。ここにきて加害者少年が証言を一変させて「自分が先に殴られた被害者だ」と言い出したため仕方なく警察を呼びました。それから加害者少年は統合失調症のため毎日夕方薬を常用し特別養護施設に通っている、とのこと。警察からは「相手もアザができているため双方共に傷害罪になる」との話を受けて、それでは社会的(当方の会社)に対してこちらがより不利になると判断し、渋々「本件に対して・・・収めます」という内容で申立書を書かされました。
こちらから手をあげた訳ではなく正当防衛を主張しましたが、警察からは「そうはならない」と言われたものの、なんとも納得できません。加害者少年は最後には目撃者からの証言によって観念し謝罪してきたため矛を収めましたが、保護者からの謝罪も一切なく、加害者少年の責任能力も問われるところですが、「眼鏡を弁償しようにも生活保護を受けているため不可能など」言い出す始末で本当に反省しているのが疑問に思います。
①このような場合、警察が言われた「正当防衛は成立しない」というのは本当でしょうか?本当は面倒だっただけ?ではないでしょうか?
②また、今回のように申立書を署名してしまった場合は、以後暴行による何らかの症状が出た場合でも一切何もできなく、泣き寝入りするしかなくなるのでしょうか?
③例えば今回のような場合、病院で診断書を入手し弁護士に相談するべきだったのでしょうか?今後また同様のトラブルに遭遇すかも知れないので教えて下さい。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 刑事告訴・告発
専門家:  kionawaka 返答済み 4 年 前.

>自分の前でプレイしていた15歳の少年が続けてお金を3回投入し、交代する気がないと判断したため注意しました。ですが、まったく聞こえないふりをして続行したためゲーム画面に置いてあったその少年の財布を後方に放り投げ、席を譲らせようと したら当然顔面を殴りかかられて眼鏡が変形してしまい、さらに攻撃を続けてきたためやむを得ず押さえつけました。その際、もみ合いとなり、当方は首に引っかき傷と耳からは流血、相手は眼鏡を破損し額にアザができています

 

→ここが挑発防衛になるのではないか(自らが相手の攻撃を誘致しながら、その攻撃に対して反撃を加え、攻撃者を侵害する場合に、正当防衛として正当化されるか)の問題であると思います。

  

 

 

 

 

 正当防衛の本質は、「法は不法に屈する必要はない」とする法確証の超人格的原理と、「汝は汝を傷つけさせておく必要はない」とする自己保護の必要性の原理に支えられた主観的法=権利です。

 

 挑発行為は、主観的及び客観的性質より、次のように分類できます。①主観面から、イ意図的挑発、ロ 故意的挑発、ハ 過失的挑発、ニその他有責な挑発、

 

 ②客観面から、イ法的に命ぜられている挑発、ロ合法的な挑発、ハ違法な挑発、ニ社会倫理的価値に反する挑発、です。

 

 主観面では、イ・ロ、すなわち意図的あるいな故意的挑発の場合に限って権利の濫用になると解せられます。

 

 なぜなら、この場合、挑発者は被挑発者の侵害を確実なものとして予測しているのが常であり、自己保護の必要性はなく、また挑発者は違法な挑発行為を行ったことで、法秩序の代弁者たる資格を失っており、法確証の原理による正当化も認められないからです。

 

 客観面では、ハ・ニすなわち違法であるか又は社会倫理的価値に反するものである場合に限って権利の濫用になると解されます。

 

 なぜなら、「法は不法に屈する必要はない」との法確証の原理からすれば、正しさをもつ者のみが不法に対して法たることを主張しうると解すべきであるし、また心

権利法に陥らないためにも意図あるいは故意の現実化と考えられるような挑発行為の客観性が必要だからです。

 

 

 このように、挑発防衛は、意図的あるいは故意的挑発であって、その客観的性質が、実質的に、違法であるか又は社会倫理的価値を有する場合にのみ権利の濫用になると解せられます。

 

 →以上は、形式的には正当防衛の要件を充たす場合でも、正当防衛の成立ないし違法性の阻却を否定する立場です(正当防衛権の濫用論)。

 

 正当防衛は、防衛行為によって個人を保全すると共に法秩序を擁護し、攻撃者に法を確証させる機能をもつが、自ら挑発によって攻撃を招いた者には、この機能が制限されるば故、正当防衛の成立も制限されるとなすものです。

 

 

 ほかに、

 

 正当防衛の成立要件である「急迫性」「防衛の意思」の存否の問題としてアプローチするものに、

 

 ⅰ急迫性否定説:相手方の攻撃を少なくとも予想しながら予想どおり相手が攻撃してきたとしても、「急迫」不正の侵害はない。

 

 ←批判:侵害が「現在」していれば、予想の有無にかかわらず、急迫性があると解すべき(客観的急迫性概念)。

 

 

 ⅱ原因において違法な行為の理論:防衛行為それ自体をみれば適法であっても、原因たる挑発行為が違法であれば、正当防衛とならない。

 

←批判:

原因行為の違法性をもって防衛行為を違法とするには、挑発行為が防衛行為と必然的な連関に立たなければならないが、そうすると挑発行為がすでに攻撃者に対する侵害行為の実行の着手とみなければならなくなる。

 

  Ⅲ対抗の用意の有無により判断する説:みずから意図的に侵害を挑発した場合は、挑発者には対抗の準備があると考えられるから、急迫性を欠如。

 

 ⅳ防衛意思否定説:挑発者は本来的に侵害者であるから、防衛の意思をもっていない。

 

 ←防衛意思必要説をとっても、それを防衛の「動機」ではなく、防衛の「認識」と解するならば、殺傷の意図と防衛の意図は併存しうる。

 

 かくみてくると、質問者様に正当防衛は成立しにくいのではないかと思われます。

 

 >②また、今回のように申立書を署名してしまった場合は、以後暴行による何らかの症状が出た場合でも一切何もできなく、泣き寝入りするしかなくなるのでしょうか?

 

→正当防衛が成立しないと解すると、この問題についても否定的に解されます。

質問者: 返答済み 4 年 前.

お忙しいところ、ご回答ありがとうございます。確認ですが、次の3点についてもご回答いただければ幸いです。

  • 「まったく聞こえないふりをして続行したためゲーム画面に置いてあったその少年の財布を後方に放り投げ、席を譲らせようと した」この行為の後でも”挑発”=”殴られても仕方がない”との認識でよろしいのでしょうか?
  • もし、先の”挑発行為”とはいかないまでも、注意した程度にもかかわらず突然攻撃を受けた場合についても”そのような行為になることは予想される”と判断されてしまうのでしょうか?そうであるなら、それが法的には正しいとしても、将来、某隣国で議論されているような「君子危うきに近寄らず」のような民度に成り下がってしまうのではないかと危惧しています。法的に「見て見ぬふりをする社会」を推奨されているようで、非常に嘆かわしい問題だと思います。
  • 例えば、口頭で注意しただけの行為によって攻撃を受け、自己防衛のためもみ合いとなり傷害を受けた場合については、病院で診断書を入手し弁護士に相談するのがベストなのでしょうか?今後また同様のトラブルに遭遇しないとも限らないので教えて下さい。
専門家:  kionawaka 返答済み 4 年 前.

>「まったく聞こえないふりをして続行したためゲーム画面に置いてあったその少年の財布を後方に放り投げ、席を譲らせようと した」この行為の後でも"挑発"="殴られても仕方がない"との認識でよろしいのでしょうか?

 

>順番待ちで並んでいたところ、自分の前でプレイしていた15歳の少年が続けてお金を3回投入し、交代する気がないと判断したため注意しました。

 

→この注意した行為までは全く問題がありません。しかしその後の財布放り投げ行為が挑発行為と評価される可能性があるということですね。今回はあえてケイサツの見解をトレースすれば、ということです。

 

 

  • もし、先の"挑発行為"とはいかないまでも、注意した程度にもかかわらず突然攻撃を受けた場合についても"そのような行為になることは予想される"と判断されてしまうのでしょうか?そうであるなら、それが法的には正しいとしても、将来、某隣国で議論されているような「君子危うきに近寄らず」のような民度に成り下がってしまうのではないかと危惧しています。法的に「見て見ぬふりをする社会」を推奨されているようで、非常に嘆かわしい問題だと思います。
  •  

    →挑発防衛が正当防衛(刑36条「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。」)に当たらないとされるのは、侵害が予期されるからではありません。

     

    >>ⅰ急迫性否定説:相手方の攻撃を少なくとも予想しながら予想どおり相手が攻撃してきたとしても、「急迫」不正の侵害はない。

     

     この説では、確かに急迫性が否定されるからですが、

     

    >>ⅱ原因において違法な行為の理論:防衛行為それ自体をみれば適法であっても、原因たる挑発行為が違法であれば、正当防衛とならない。

     

    >> Ⅲ対抗の用意の有無により判断する説:みずから意図的に侵害を挑発した場合は、挑発者には対抗の準備があると考えられるから、急迫性を欠く。

     

     これらの説では必ずしもそうではありません。

     

     

    >例えば、口頭で注意しただけの行為によって攻撃を受け、自己防衛のためもみ合いとなり傷害を受けた場合については、病院で診断書を入手し弁護士に相談するのがベストなのでしょうか?

     

    →この場合は挑発防衛ではないので、正当防衛が成立すると思います。

     

     

      本件は典型的な挑発防衛とはやや趣を異にします。例えば、Aは正当防衛状況を利用してXを殺害しようと意図した。Aは、Xが携帯しているナイフで攻撃させようとしてXを罵倒した。案の定、Xは憤激して、ナイフでつきかかってきた。そこで、Aは、これに対して防衛するため、手にもっていたバットでXの頭を一撃し、Xを死亡せしめた。Aの罪責。というようなのが典型例です。

     

     

    >②また、今回のように申立書を署名してしまった場合は、以後暴行による何らかの症状が出た場合でも一切何もできなく、泣き寝入りするしかなくなるのでしょうか?

     

    →後遺症と示談書の署名とは関係ありません。署名は後遺症の損害賠償請求権の放棄まで意味しません(別損害説)。

     

    余談:

     

     

     正当防衛に関しては、ほかにも、偶然防衛(防衛の意思を欠いた場合の効果:甲が第三者を殺害しようとしていた際に、それを知らないAが甲を殺害した場合 防衛意思必要説→既遂説、未遂説、防衛意思不要説→未遂説、不可罰説)、

     

     対物防衛(他人の物(犬など)jから急迫な侵害が生じた場合、自己又は第三者の権利を守るために正当防衛が許されるか、あるいは緊急避難しか許されないか 対物防衛肯定説、緊急避難説、正当防衛準用説)

     

     防衛の意思の要否(正当防衛における防衛行為は、防衛の意思に基づくものであることを要するか 判例は防衛の認識で足り、それが認められる以上、たとえ憤激・興奮・逆上して反撃に出たとしても防衛の意思を欠くものではない、防衛の意思と攻撃の意思が併存していても正当防衛が成立するとしました(最判昭50.11.28)。

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