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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 刑事告訴・告発
満足したユーザー: 1384
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
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マンションの隣人に生活音がうるさいとのことでどなりこまれました。その際の叫び声で110番通報され、警察仲介での話し合

解決済みの質問:

マンションの隣人に生活音がうるさいとのことでどなりこまれました。その際の叫び声で110番通報され、警察仲介での話し合いになりました。その複数の警察の方がいる前で「殺すぞ」といわれました。この発言は脅迫罪に該当すると思い、その場で警察の方に訴えましたが、それだけでは処罰は難しいとのことでした。この行為は脅迫罪に該当すると思うのですが、これだけでは立件は難しいのでしょうか?
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 刑事告訴・告発
専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

 一 基礎知識 「生命、身体、自由名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者」(刑222条)が構成要件です。

 

 本罪における「脅迫」とは、狭義の脅迫であって、通知される害悪の種類が特定され、あるいは恐怖心を起こした相手方が、一定の作為・不作為を強制されることなどが要件です。

 

 告知される害悪は、人を恐怖させるに足りる程度のものでなければなりません。人を恐怖させるに足りる害悪の告知といえるかどうかは、告知の内容を四囲の状況に照らして判断されるべきです(最判昭35.3.18)。

 

 告知された害悪は、それが実現されることによって犯罪となるものである必要はありません(大判大11.4.25)。告知者自身が、現実に加害する旨を告知することは必要ではなく、第三者をして害を加えさせる旨を告げる場合も脅迫となりえます(間接脅迫 大亜判昭10.6.24)。

 

 害悪は直接または間接に行為者によって左右されるものとして告知されることを要し、この点において、脅迫は、行為者の支配外にある害悪を告知することである警告と区別されます。

 

 本罪が既遂に達するためには、害悪が相手方に知らされたことが必要です。しかし、それによって相手方が現実に恐怖したことを要しません(大判明43.11.15 危険犯)。

 

 二 判例の動向(加害の告知)

 

 1 脅迫罪成立を肯定

 

  (一)「君の警察活動を止めよ、止めないと必ず不幸が起こる」「君も妻子があるから、よく考えたらどうか、皆君の敵ばかりだ」等と申し向けることは、害悪の告知に当たる(大阪高判昭29.6.11)。

 

 (二)害悪の告知が明白にして現在の危険を内包しなくても脅迫罪は成立しうるから、県警本部警察隊長に対し「国民の敵となり身を滅ぼすより、辞職せよ」等記載したビラをもって右了知させたときは、脅迫罪が成立する(最判昭34.7.24)。

 

 (三)政治問題にちいて村内の二派の抗争が熾烈になっている時期に、一方の派の中心人物宅に、現実の出火もないのに「出火御見舞い申し上げます、火の元にご用心」という趣旨の文面の葉書を差出し配達させることは、脅迫罪に当たる(最判昭35.3.18)。

 

 2 脅迫罪の成立を否定

 

 (一)本罪の脅迫たるには、告知される害悪の内容が客観的かつ具体的で、一般的にみて畏怖させるに値するものであることを要するから、駐在所勤務の巡査に対し、「この事を本署に連絡すると、もっと重い責任を持ってくるぞ」と申し向けることはこれに当たらない(静岡地判昭33・5・20)。

 

 (二)畑地交換の交渉中、前に警察職員であり柔道初段の力をもつ被害者に対し、「俺は監獄の飯を食ってきた」等申し向けたが、まもなく話し合いで解決しようということになった場合、右言辞は脅迫罪を構成しない(東京高判昭33.6.28)。

 

 (三)死刑を含む有罪判決を言い渡した裁判官に対し「人殺し、売国奴、貴様に厳烈な審判が下されるであろう」等記載した葉書を投函、配達させた行為は、文面が婉曲であり何人の手によって害悪が加えられるか全く不明確であり、脅迫罪は成立しない(名古屋高判昭45.10.28)。

 

 三 被害届だけでは不十分なので、正式に告訴状を出すべきでしょう。専門家に依頼して書面を作成してもらいましょう。

 

 

質問者: 返答済み 5 年 前.

回答ありがとうございます。回答にしたがって告訴状を用意したうえで警察官を話し合いをしたのですけど、今度は証拠がないため立証は難しいといわれました。加害者は事件当時は酔っ払っていて(酔っ払っていた ことは間違いないと思います)都合の悪い部分に関しては全て覚えていないと証言しているようです。監視カメラも設置されてはいませんし、当方も録音はしていませんでした。ただ過去の判例を見ると加害者が容疑を否認していて、決め手になる証拠も不十分なのに有罪判決がでていることもあるようです。なんとかして告訴状を受理してもらって本格的な捜査をしてもらう方法はありませんでしょうか?

専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

>今度は証拠がないため立証は難しいといわれました。

 

→あまり勧められないのですが、もう一回音を立てて、相手を怒らせて、「

 

殺すぞ!」と言わしめて、証拠を収集する方法があります。

 

 相手をはめることになるのであまりお勧めしませんが、立証が弱いのなら、証拠を作るしかありません。

 

 事前にあまり動きすぎると相手も警戒しますので、間髪入れずに動くことは好ましく

ありません。少し時間を置いて証拠を固めることです。

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