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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 刑事告訴・告発
満足したユーザー: 1375
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
62775484
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お酒を地元の後輩の店に三人で飲みに行きました。楽しく飲んでました。すると外から怒声が聞こえたので見てみるとその後輩が

質問者の質問

お酒を地元の後輩の店に三人で飲みに行きました。楽しく飲んでました。すると外から怒声が聞こえたので見てみるとその後輩が自分の店のボーイ(知り合い)に殺すぞと暴れていました。顔面も殴りました。何とか店の中まで連れてきて話しをしていたら、机を投げつけられまた殺すといいながら外にいこうとしたので、ほっ ておくと、ボーイも危ないし本人も捕まると思い心配してみんなで押さえて、僕は後ろから首をしめる形になりました。その後痛かった殺すぞと向かってきました。それは回避して話しは終わったんですけど、後日首が痛いから傷害で被害届を出すと言われて警察から被疑者として取り調べを受けています。僕はかなり泥酔で暴れていた本人の為、ボーイが実際殴られて殺すとかゆわれてるので、止めるのに必死でした行為です。お金を30万くらい払えば許すともゆわれました。もうすぐ子供も産まれるので、逮捕は避けたいです。どうしたらいいですか?宜しくお願いします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 刑事告訴・告発
専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

>ほっ ておくと、ボーイも危ないし本人も捕まると思い心配してみんなで押さえて、僕は後ろから首をしめる形になりました。その後痛かった殺すぞと向かってきました。

 

 

→「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を妨害するため、やむを得ずにした行為は、罰しない」(刑36条)により正当防衛が成立し、傷害罪(刑204条)の構成要件(条文に該当しますが、違法性が阻却されます。

 

 なお緊急避難と違い、防衛行為の結果発生した事態に対する民事的賠償義務を問題にする余地もありません。

質問者: 返答済み 5 年 前.
罰せられないという事ですか?
専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

罰せられるのは、構成要件該当、違法性、有責(責任能力)が全部そろうことが必要です。

 

緊急避難の場合、第二段階の違法性が阻却されます。

 

→ごめんなさい!、他人の生命、身体に対する現在の危難を避けるため、なので緊急避難です(刑37条「自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった限り、罰しない。」)

 

 ただ違法性が阻却されるのは正当防衛と同じです。

 

 また過剰避難(やりすぎ)は、避難行為がその程度を超えた場合です。質問者様は場合によってはこれに問疑される可能性がありますが、違法性は阻却されなくても、第三段階の責任が阻却され、「情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。」ということなので、よほど運が悪くても、不可罰でしょう。

 

 ここでやむを得ずにした行為とは、その危難を避けるために唯一の方法であって、他にとるべき途がなかったことです(通説、大判昭8.9.27 補充の原則)。

 

 また避難行為から生じた害が、避けようとした害の程度を超えないこと(法益権衡の原則)。

 

 価値の大きい法益を救うために、価値の小さい法益を犠牲にし、また同価値の法益の一方を救うための、他方を犠牲にすることは許されるが、大きな価値の法益を犠牲にして、小さな価値の法益を救うことが許されない趣旨です。

 

 判例は、九町余の水田の稲が湛水によって枯死する虞があった際に、これを救うため、当時の価格で40円相当の他人の板堤を損壊した場合(大判昭8.11.30)、価格600円相当の猟犬が、価格150円相当の番犬に襲われた際、猟犬をまもるために猟銃で番犬を傷つけた行為(大判昭12.11.6)に緊急避難を認めています。

 

 逆に、緊急避難を認めなかった例としては、老朽化のために吊橋が危険な状態にあったとしても、その危険を防止するためには、通行制限の強化その他の適当な手段、方法がありえた以上、ダイナマイトを使用してこれを爆破する行為には緊急避難を認める余地はなく、したがって過剰避難も成立しない(最判昭35.2.4)とされたものがあります。

 

>お金を30万くらい払えば許すともゆわれました。

→言ったのが「被害者」とすれば、民事賠償をしろということでしょうが、正当防衛ならこれも成り立たない話です。しかし緊急避難の場合は賠償義務は生じます。

 

 

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