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japavet
japavet, 獣医師
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満足したユーザー: 6510
経験:  動物病院勤務歴6年
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はじめまして。 猫の前脚の付け根に10㎝近い腫瘍があり、生体検査をしたところアポクリン腺癌の診断を受けました。

解決済みの質問:

はじめまして。
猫の前脚の付け根に10㎝近い腫瘍があり、生体検査をしたところアポクリン腺癌の診断を受けました。
病理検査報告書というものをもらったのですが、読んでも専門的でよく理解できなくて困っているので、どういうことが書かれているのか大ざっぱで良いので教えて頂けないでしょうか。
【所見】高度の異型を示す腺上皮様腫瘍細胞が管状、乳頭上ないし島状に浸潤・増殖する。
内腔には好酸性物質、炎症細胞、赤血球を認める。
腫瘍細胞の核は大小不同、類円形ないし多角形、淡染。核小体大型明瞭。核分裂像高頻度。細胞質弱好酸性。腫瘍巣周囲は多量のコレステリン結晶からなり、高度のリンパ球、マクロファージ、類上皮細胞浸潤、中等度の好中球、軽度の多核巨細胞浸潤を認める。
【診断】コレステリン肉芽腫を伴うアポクリン腺癌
どうぞよろしくお願いします。
投稿: 12 ヶ月 前.
カテゴリ: 
専門家:  japavet 返答済み 12 ヶ月 前.

こんにちわ。

ご質問ありがとうございます。

今から解説させてもらいますが、すべて切除しただけでなく、一部の組織をとって検査に回したのでしょうか?

専門家:  japavet 返答済み 12 ヶ月 前.

まず、

【所見】

>高度の異型を示す腺上皮様腫瘍細胞が

異型性というのは正常の細胞から形が変わっているということであり、悪性度とほぼ同等の意味です。

つまり悪性度の高い分泌腺の上皮のような腫瘍細胞が

>管状、乳頭上ないし島状に浸潤・増殖する。

ここは細胞がどういった塊を作っているかを表します。

>内腔には好酸性物質、炎症細胞、赤血球を認める。

そのままであり、こういう物質がありますよということです。腫瘍の中にも炎症や出血があるという意味です。

>腫瘍細胞の核は大小不同、類円形ないし多角形、淡染。核小体大型明瞭。核分裂像高頻度。細胞質弱好酸性。

ここは腫瘍細胞の特徴ですが、大小不同、核小体明瞭、核分裂像高頻度というのはすべて悪性度が高いことを意味します。

その他は単なる細胞の特徴ですのであまり気にしないでください。

>腫瘍巣周囲は多量のコレステリン結晶からなり、高度のリンパ球、マクロファージ、類上皮細胞浸潤、中等度の好中球、軽度の多核巨細胞浸潤を認める。

ここは腫瘍の塊に腫瘍細胞以外のものがどういったものがあるかというものです。

炎症細胞が多く見つかっており、それが慢性化して、リンパ球やマクロファージが出てくる肉芽腫を形成しています。その炎症に伴ってコレステリン結晶と言われる分泌物があるということですが、この結晶があるから何かというわけではありません。

ですので、アポクリン腺癌があり、慢性の炎症があって肉芽腫も作っているという意味です。

一部を取って生検したのであれば、できる限り外科的な切除が望まれる腫瘍です。

かなり大きいようですので、切除できるかわかりませんが、できれば外科の得意な病院でやってもらった方がいい手術になると思います。

質問者: 返答済み 12 ヶ月 前.
12372;連絡ありがとうございます。
詳細が遅くなってしまいましたが、お答え頂きましてありがとうございます。
数日悶々としていたので、とてもありがたいです。腫瘍が大きかったため、猫の負担を考えるとかわいそうで摘出はしておらず、一部の組織を取って生体検査をしてもらいました。
専門家:  japavet 返答済み 12 ヶ月 前.

たしかに10㎝だとかなり大きいですよね。

今後どういう方針で行くと言われましたか?

質問者: 返答済み 12 ヶ月 前.
27597;が医師から聞いたことを聞いただけなので、はっきりとはわからないのですが、大きいので手術はあまり勧めないと言われたようです。
大きく切り取らないと行けないから、前脚はびっこ?うまく歩けなくなるかもしれないからとも言われたようです。
一度、抗ガン剤で小さくしてから手術する方がいいというような内容だと思います。しかし、いざ生体検査の為に一部の細胞を取ろうという時に、「腫瘍を全部取っちゃおうと思ってたのに」と言われたらしく、私も母も混乱しております。転移があるのかどうか等なにもわからないので、今がどれほど深刻なのかもわからず、腫瘍の大きさからもう長くないのではないか。
先が長くないなら、抗ガン剤も手術もせずにこのままの方がいいのではないかと家族と話しているところです。
専門家:  japavet 返答済み 12 ヶ月 前.

そうですか。

確かに抗がん剤がうまく聞いてくれればその方がいいですね。

ただし、アポクリン腺癌は抗がん剤がそれほど良く効く腫瘍ではないため、もしかすると抗がん剤はあまり効かない可能性もあります。

私は大学などの大きな病院でCTを撮って、転移の有無や浸潤の程度などを見たうえで、手術で完治させられるのかどうかを考えて決めらえることをお勧めします。

すでに転移があったり、切除できないところまで浸潤しているのであれば手術は意味がないですし、手術ができなければ抗がん剤を使うメリットも少なくなってしまいます。

手術で完治できる可能性があるかどうかはCTを撮ってみないとわからないことが多いです。

専門家:  japavet 返答済み 12 ヶ月 前.

他に聞きたいことはありますか?

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質問者: 返答済み 12 ヶ月 前.
25239;ガン剤はあまり効かないのですね。
今のところ、食欲もあるのでこのまま抗ガン剤は使わずにいこうと思います。
一度CTを撮ってもらおうと思います。どうもありがとうございました。

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