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issafd3s
issafd3s, 獣医師
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満足したユーザー: 2097
経験:  北海道大学獣医学部卒業
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老猫の口内炎がひどく、痛いようでご飯もあまり食べません。口から出血がある様で、口周りに血が付いて汚れています。 二

質問者の質問

老猫の口内炎がひどく、痛いようでご飯もあまり食べません。口から出血がある様で、口周りに血が付いて汚れています。
二週間効果の持続するという口内炎に効く注射も定期的にしてもらってますが、今は数日でまた痛がり始めます。
年が年だけにしょうがないと思いますが、まだ食欲はあるのに食べれないのが
見ていてとてもかわいそうです。
病院に連れて行くのもストレスになるし…

1.6キロまで体重が減り、口から強制給餌や
動物病院からもらった高栄養パウダーを水に溶かしてスポイトで飲ませていまが、とても嫌がります。
けれど、この行為も猫にとってはストレスになるし、
口が痛い行為ですよね…?

無理にでも食べさせるべきか、そっとしておくべきか…

私がこの子のためにしてあげれることはないでしょうが?
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  issafd3s 返答済み 3 年 前.
こんにちは。

22歳の猫ちゃんが口の中から出血して痛くて食事も食べれないということですね。

2週間位効くという注射がステロイドだと思いますが、これも効かないということですね。

口内炎の治療は、内科的な治療としては、炎症を抑える効果のあるステロイド(飲み薬、注射)、抗生剤(注射や飲み薬)、塩化リゾチウムなどの消炎剤、で歯茎の炎症や感染症による痛みを取る方法になります。
外科的に処置をするとなると、麻酔をかけて歯をなるべく全部抜くと歯茎の炎症が治まることがあり痛みが無くなります。食事も歯がなくても食べることはできます。しかし猫ちゃんは痩せていて麻酔をかけての処置はその後の腎不全や体調不良などの原因になるリスクがあります。
もしぐらぐらしている歯があってそれを抜けは症状が治まるということであれば、麻酔ではなく鎮静剤を使用して、そのぐらついている歯だけ短時間で抜くという方法もあると思います。

他に口を使わないで食事を給仕する方法としては、鼻に細い管を通して(経鼻カテーテルといいます。)そこから流動食やお水を入れてあげる方法が考えられます。この方法は麻酔をかけなくてもチューブが設置できますし、一回設置すると1週間くらいはそこからお水や水にといた流動食を流して入れてあげることが出来ます。問題点としては、鼻炎を起こすので一週間ごとに片方の鼻に入れ替える必要があることや細い管しか入らないので、流動食は粘性のあるものは与えることができないので水で薄めて与えて、なるべく1日3-4回くらいは給餌する必要があるということです。しかしその間はほとんど口を使わないので口内炎がそのうちに良くなる可能性もあると思います。
また麻酔をかけて食道チューブ(首あたりからチューブを入れる方法)をいれてあげて、そこから食事を給餌する方法もあります。利点はチューブが太いため一度にまとまった量の食事を入れることができることと、一度設置すると数か月はそのチューブを使用することができます。問題点はやはり設置には短時間ではありますが麻酔をかける必要があることです。
人でもご老人などで食事がいろいろな理由で摂れなくなったときにチューブを設置するかどうかで悩みますが、動物でも飼い主様によってはチューブを設置するのはかわいそうと言われる方もおられますので、いつもできるわけではないです。

例えば方法の1つとしてはじめは経鼻カテーテルを設置していただき(比較的簡単に設置できるし、取り外しもすぐできます。)流動食を給餌して猫ちゃんには我慢してがんばっていただき、体力がついたところで、歯科処置を主治医の先生とご相談して麻酔か鎮静をかけて短時間で猫ちゃんが負担が少ないようにしてしてあげるということもできると思います。
今後ずっとチューブで食事をさせるとなると気が重いですが、将来的にチューブなしてまた口から食事をするための一時的な措置と考えていただければまだ我慢できるのではないでしょうか?
一度主治医の先生とご相談していただき、経鼻カテーテルや歯科処置の可能性について、ご検討いただければと思います。
issafd3s, 獣医師
カテゴリ:
満足したユーザー: 2097
経験: 北海道大学獣医学部卒業
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質問者: 返答済み 3 年 前.
回答ありがとうございました!

もうひとつ質問なのですが、経鼻カテーテルというのは、どこの動物病院でも行えるものでしょうか?
22才の老猫でも体に負担にはなりませんか?
専門家:  issafd3s 返答済み 3 年 前.

ご返事ありがとうございます。

経鼻カテーテルは細いチューブで特別なものではないため、どこの病院でも設置できると思いますが、先生が常日頃からやり慣れているかどうか、も問題になります。

特別なテクニックなどはいらないですが、好みの問題として、その先生がやるかどうかといこともあるかと思います。

また経鼻カテーテル(鼻から細い管を通して胃の入り口まで入れる)は鼻の脇とおでこに接着剤などでくっ付けますので、それを猫ちゃんが自分で取れないようにエリカラーをつけておく必要があります。ほとんどの猫ちゃんはエリカラーは最初は嫌がりますがすぐに慣れてくれます。

チューブを設置したら多少のストレスにはなると思いますが、22歳の猫ちゃんでも許容してくれるのではないかと思います。それよりも安定した給餌ができるメリットの方が大きいのではないかと思います。

給餌の目的はあくまでも体力をつけるための一時的な処置ですので、体力がついたらお口の処置をすることを念頭において考えてみてください。

一度主治医の先生にお話しをされてみられることをお勧めいたします。

ユーザーの声:

 
 
 
  • 命が危ないから、すぐ病院に生きなさい、とご指導頂き、直ちに夜間診療に走り、尿道結石、並びに膀胱炎で、重篤な病状が見つかり、一命を取り止めました。本当に嬉しかったです。本日退院予定です。有難うございました。先生が、すぐ病院へ、とご指導して下さらなかったら、一日延ばしていたと思います。背中を押して下さった先生に大感謝です。 岐阜県大垣市 清水
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  • 専門知識のある経験豊富な方に出会う機会のない人でも、このサイトで実現出来ることは素晴らしいことだと思いました。 専門家が辛抱強く回答をしてくださる姿勢にも感謝いたしました。 茨城県日立市 池田
 
 
 

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