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issafd3s, 獣医師
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満足したユーザー: 2097
経験:  北海道大学獣医学部卒業
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我が家の猫(9歳・オス)が長時間水を飲むようになったので、検査をしました。血液検査では「クレアチニン 2.1」「尿素

質問者の質問

我が家の猫(9歳・オス)が長時間水を飲むようになったので、検査をしました。血液検査では「クレアチニン 2.1」「尿素窒素28.7」、尿検査では「タンパク 3+」「潜血 +」「比重 1.022」で初期の腎不全とのこと。病院で、餌を高 齢者用に変える、炭素剤を服用する、との指示を受け、早速、餌は高齢者用にし、また、ロイヤルカナンの腎臓サポート(カリカリ)を何とか食べるので、高齢者用と併用しています。炭素はネフガードを餌に混ぜて与えています。
腎不全は良くはならないとのことですが、ネットで検索すると、「水素水」「チャージK」「ケイ素の恵み」等のサプリが出ており、クレアチニン等の数値が改善した、余命宣告されたが生きている、などの評判が書き込まれています。
そこで質問ですが、今までの経験で、腎不全に効果があったと思われるサプリ、または他の医師や患者から効果があったという話を聞いたサプリ等がありましたら教えて下さい。医師の立場としては、臨床結果がはっきりしないものは言いにくいかもしれませんし、私もそのサプリが我が家の猫に必ず効果があるとも思いませんが、可能性のあるものは試してみたいので、ぜひ、教えて下さい。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

こんばんは。

9歳の猫ちゃんで初期の腎臓病ということですね。

尿検査にて潜血+、蛋白3+、ですので膀胱炎の可能性もあるかと思いますがいかがでしょうか。尿比重が低いと細菌感染起こしやすいですし、薄い尿の場合顕微鏡で細菌が確認できない場合もございます。念のため細菌培養検査に尿サンプルを提出されることをお勧め致します。必要ならば抗生剤の内服もお勧め致します。

クレアチニン2.1は腎臓病としては4段階評価の2番目です。検査項目としてできれば血液検査、尿検査の他にレントゲンと腹部エコーをして内臓や腎臓の状態を確認されることをお勧め致します。その他に血圧測定できればされることをお勧めします。

治療は腎臓食、ビタミンB群内服、ACE阻害薬(糸球体高血圧の改善のため)、皮下点滴週1回、などがお勧めかと思います。

またオゾン療法(血液とオゾンを混和して戻す方法やオゾンを肛門から腸に注入する方法があります)による免疫の活性化もありかと思います。

サプリとしてはビタミンB群(ノイロビタン)、腸内細菌を整える整腸剤(マイトマックススーパーやビオフェルミン)などが考えらえると思います。

慢性腎臓病は糸球体と呼ばれる血液をろ過する装置が不可逆的に壊れていく病気なので治ることはなく、できるだけこれ以上症状が悪化しないようにすることが治療の目的になります。

そのため腎臓への負担の軽減、体内老廃物の蓄積防止、栄養素の補給、免疫力の低下防止、が治療の基本になります。

飲む水の種類で病気の進行が遅くなることは無いと思いますが、猫ちゃんがなるべく水を飲むように仕向けていくことが大事かと思います。

質問者: 返答済み 4 年 前.

詳細なご回答ありがとうございます。


やはり、ネットで「猫 腎不全」で検索して出てくるようなサプリ(水素水、ケイ素の恵み、チャージK)などは、民間療法であって、動物病院にはあまり情報が入って来ないということでしょうね。ただ、腎不全の猫の中には、これらのサプリを使用している飼い主もある程度存在しているとは思いますが。


ところで、膀胱炎の可能性は全く病院では言われませんでした。


膀胱炎の症状はどのようなものですか?


また、レントゲン、腹部エコー、血圧測定やビタミンB群、ACE阻害薬、皮下点滴の話もなく、当面、食事と炭素剤のことしか言及がなかったのですが、私から病院の先生にこれらの検査や処方の話をしなければならないのですね。先生の見立てに不服を言うようで、ちょっと気がひけるのですが。


また、オゾン療法は初めて聞くのですが、これは普通の病院でもやっている療法ですか?


 


 


 

専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

ご返事ありがとうございます。

返答が遅れまして大変申し訳ございません。

尿検査についてですが、採尿の仕方によっては尿に多少血がまじることもあります。また飼い主様の猫ちゃんはエイズのキャリアですので、尿中に蛋白が多く含まれるのもそのためかもしれません。直接膀胱穿刺して採尿した場合潜血+になることもあります。

エイズのキャリアですと免疫複合体が多量に産生されますので、それが腎臓の糸球体に蓄積していき糸球体のろ過機能を低下させることがあります。その場合尿中に蛋白が沢山でることがございます。

しかし、細菌感染の可能性もゼロではないので念のため抗生剤を飲ませる前に培養検査をされることをお勧め致します。培養には1週間程度かかることがあります。

膀胱炎の症状ですが、頻尿、トイレ以外での排尿、排尿時に痛みから変な声で鳴く、食欲不振、嘔吐などです。もちろん慢性の場合はっきりとした症状が出ない場合もございます。

先生にそれとなく膀胱炎の可能性はないか確認されることをお勧め致します。

腎臓病の治療をする場合、一度にすべての治療を開始すると費用が増えますしや看護も煩雑になり飼い主様の負担が大きくなるので、治療方法はいろいろあってもそれを小出しにして飼い主様の様子を見ながらご提案する場合がよくあります。

病院のプランもあると思いますので、それほどご心配になることは無いと思います。ただ検査としてレントゲン、腹部エコーは最初の段階でされることをお勧め致します。情報量がふえるためより正確な診断に繋がりますので、最低でもエコ-検査にて腎臓や膀胱の状態を確認されることは必要かと思います。

また糸球体高血圧がある可能性がございますので、血圧測定できる病院の場合には血圧測定して(全身の血圧を測るだけで糸球体の血圧を測るわけではないです。)高血圧が無いかどうかチェックしたりして、問題ない場合でもACE阻害剤(血管拡張により特に糸球体の血圧低下と腎血流量をふやす薬で、フォルテコールやエナカルドなどいくつかの種類と値段の違いがあります。)の使用を始めてもよろしいかと思います。

皮下点滴もクレアチニンが2以上から始める病院もありますし、そのあたりは病院によって治療の優先順位があるかもしれません。

今すぐ先生にお話ししなくてもこういう治療があるということを知っておかれるだけでもよろしいかと思います。

オゾン療法はまだ一般的に行われてはいないので、ふつうの病院でやっていますが病院の数がまだ少ないと思います。やり方も血液を採取してオゾンと混和してそれをまたもとに戻す方法、オゾンを肛門から注入する注腸法などいろいろです。主にドイツで人医療で行われており保険適用(ドイツでは)もされる治療法です。必ずしもしなければならない治療ではございませんが、エイズキャリアの猫ちゃんの場合自己免疫力を高めることは大切なので、治療としてはありかと思います。ホームページで調べてみると飼い主様の周辺の病院

でもされていることろはあるかもしれません。

その他、D-フラクションなどのサプリも毎日つづけるサプリとしてはありかなと思います。

質問者: 返答済み 4 年 前.

詳細で、丁寧なご回答ありがとうございます。「役に立つ回答に満足」の評価をしたいのですが、月々の定額支払いをしているにもかかわらず、今回2100円の料金が表示されているのが腑に落ちないため、JustAnswerへ問い合わせをしているところです。解決したら、すぐに評価をいたします。


今まで数回、猫の病気の質問をしていますが、issafd3sさんの回答が一番詳しく、とても参考になりました。ありがとうございます。

専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

ご返事ありがとうございます。

返答に時間がかかりまして申し訳ございませんでした。

エイズキャリアの猫ちゃんの場合、感染していない猫よりも積極的な治療や看護をすることが長生きの秘訣です。

クレアチニン2.1であれば、まだまだ頑張れますので看護してあげてください。

お大事にして下さい。

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