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issafd3s, 獣医師
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満足したユーザー: 2097
経験:  北海道大学獣医学部卒業
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猫(チンチラ)9歳メスについて、 ビタミンB1欠乏により現在リコールとなっているキャットフードを与えてしまい、

質問者の質問

猫(チンチラ)9歳メスについて、
ビタミンB1欠乏により現在リコールとなっているキャットフードを与えてしまい、
チアミン欠乏症にかかってしまいました。
はじめはただの食欲不振だとおもっていたのですが、
嘔吐やけいれんがみられ様子がおかしかったため獣医さんのところへ連れて行ったところ、
すでに重症との診断を受け、
現在入院してビタミンの投与を続け治療中なのですが、
一向に食欲が回復せず、後足はずっと麻痺した状態です。
お医者さんからは最悪の場合も考えなくてはならないと告げられてしまいました。
じつは今台湾に住んでおり、
台湾のお医者さんにかかっているのですが、
あまり経験がないように見受けられ、
とても不安にしているところです。
以上のようにかなり進行してしまったチアミン欠乏症にたいして
なにかできることはないでしょうか。
お手数かけますが
お答えいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

こんにちは。

9歳の猫ちゃんがチアミン欠乏で治療中ということですね。

もう何日位治療されておられるのでしょうか。

一般的にビタミンb1を補充することが治療の第一になります。単にチアミン欠乏が原因の場合だけですと、24時間でかなり症状の改善が認められるはずです。それでも元気がなく、後肢の麻痺を起している場合には、チアミン欠乏から生じた2次的疾患の可能性やチアミン欠乏以外の病気の可能性を考えることが必要かと思います。

例えば、チアミン欠乏が原因で脳内に異常が生じて痙攣がおきたり、後肢の麻痺が生じた場合には、チアミンの補充プラス神経の保護作用のために一時的にステロイド(副腎皮質ホルモン)の投与が有効な場合があります。

また、それ以外の可能性として後肢麻痺の原因として血栓症の可能性も考えておく必要があります。猫における血栓症とは心臓病などが原因で心臓内で血液の滞留がおき血栓が作られ、その血栓が心臓から動脈にでて行ったときに腸骨動脈(場所的には後大動脈が下腹部で左右に分岐する辺り )などで詰まることで血流障害がおきで後肢麻痺がおきます。その場合後肢の血流がある程度途絶えますので後肢を触った時に冷たく感じたり、あるいは後肢の爪の血管を切っても血がでないなどの症状がでます。また血栓症の場合には痛みをもとないますので猫の食欲は当然なくなりますし、痛みで呼吸が浅くて速い呼吸をしたりすることがあります。この病気の場合には残念ですが一般的には予後が悪いことが多いです。

他には食欲低下の原因として、例えばチアミン欠乏から2次的に肝障害や膵炎が起きているなどの可能性も考える必要があるかと思います。しかしこれらの可能性は一般的に血液検査やエコー検査にてある程度すぐに診断できることが多いです。台湾で猫膵特異的リパーゼが測定できる場合には膵炎が疑われるばあいには測定されることをお勧めします。自分では食べないが食べさせてあげれば吐かずに食べれる場合には誤嚥しないように少しずつ食事を与えることでまた食べだす可能性も十分あります。

ステロイドを投与する場合にはこれらの可能性を疑い検査を一通りされた上で、他の病気の可能性を除外してから投与されることをお勧め致します。

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