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issafd3s
issafd3s, 獣医師
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3日前くらいから食欲が無く便も出ないため受診。血液検査の結果白血病との診断でRBC122・HGB1.8・HCT5.7

解決済みの質問:

3日前くらいから食欲が無く便も出ないため受診。血液検査の結果白血病との診断でRBC122・HGB1.8・HCT5.7でした。治療法は輸血か毎日の点滴(5日ほど)しかなく、それでも改善は難しいので良く考えてくださいと言われました。その場では何も聞けず帰ってきたしまったのですが・・・検査結果の数字で末期(?)の判断という事だったのでしょうか?
投稿: 4 年 前.
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専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

こんにちは。

8か月ほどの猫ちゃんが白血病?と診断されたということですね。

HCT5.7というのは血液中に赤血球が5.7%しかないですということです。猫の正常値は24-45%ですので、かなり低いです。20%以下で軽度15%以下で中等度10%以下で重度の貧血になります。10%未満では輸血が必要なレベルです。赤血球が少ないと貧血ですので、ちょっと動いただけでも酸素欠乏になりますし、非常にけだるいです。

原因については、今回記入していただいた検査結果だけからでは分かりかねます。病院では恐らくこれ以外にも検査をされておられると思いますが、それらの結果をみて先生がご判断されたということでしょうか。

可能性としては出血の可能性が除外できれば、若齢であることを考えますと猫白血病ウイルスに陽性で発症した、ヘモプラズマ(赤血球へ寄生する細菌)、FIP(猫伝染性腹膜炎)などが考えられます。この中で輸血して、治療すれば助かるのはヘモプラズマだけだと思います。

輸血をすれば一時的に元気になりますが、その効果はごく短い期間しか続きません。その効果の間に病気の原因を取り除いて回復させることができなければ、また貧血になります。従って、輸血は病気を治すのではなく、病気を治すまでの時間稼ぎの意味合いが強いです。しかし、FIPや猫白血病陽性の場合には有効な治療法がございませんので輸血したら治せるということは言えません。

あくまで原因がなんで貧血しているかにも依りますので、一概に病状が末期とは言えませんが、貧血の程度としては重度でありただちに輸血が必要なレベルにあることは間違いございません。

病気が先生に言われたように白血病(血液の癌)であれば、残念ですが輸血しても助からないと思います。それほど具合が悪い状態です。

白血病との診断の根拠を知りたいところではあります。恐らく先生から飼い主様にはお伝えされておられると思いますがいかがでしょうか。一般的には骨髄穿刺して骨髄の状態を調べないと白血病とは診断できないと思います。HCT5.7で骨髄穿刺せれたとは思えませんので、診断過程に疑問があります。

もし、貧血の原因を調べるのであれば、まず赤血球の再生像の有無の確認、再生像がない場合には輸血して状態をよくしてから骨髄穿刺されることをお勧めします。そこまでの費用が出せないという場合には最低限点滴以外にドキシサイクリンの抗生剤とステロイドの投与をされることをお勧めします。

質問者: 返答済み 4 年 前.

Attachment: 2013-02-17_073338_img006.pdf

回答ありがとうございます。追記しますのでぜひ見解をおねがいします。生後3~4か月くらいと思われる頃に引き取り先を探している猫を引き取りました。引き取る際には一通り健康診断を受け異常なしで、その後この病院に予防接種などでお世話になっています。先生も原因はわからないと。

今日は白血病とエイズが同時に診断できるというキット(?)での診断と血液検査でした。「本来なら輸血や点滴をして体力が回復できれば抗がん剤という事になるけれど」ともおっしゃっていましたが最終的には前記のように言われてしまいました。治療の余地が有るならできる限りしてあげたいです。でももしも治療しても無理な状態なら費用はもとより、病院での怯えようを考えるとストレスやつらいことを避け少しでも一緒に過ごすほうが良いのか考えています。

専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

ご返事ありがとうございます。

白血病とエイズの検査も同時にされたということですが結果は陰性ということでしょうか。

骨髄では白血球WBCと赤血球HCTと血小板PLTの3種類の血液細胞を作ります。この検査結果をみるとWBC6000でPLTは66となっており正常値です。異常なのは赤血球のみということです。この先生は血液トマツ検査をしておられないのでしょうか。貧血の場合には骨髄で赤血球を作っている場合に観られる再生像があるかどうかが問題解決の1つになりますので、再生像のチェックは貧血の場合重要です。

この検査結果からだけですとこれで白血病とは言えません。

そとに出る猫の場合にはヘモプラズマへの感染の可能性がありますし、タンパク質やアルブミンの測定がされておりませんので、なんとも言えませんがFIPの可能性もまだあるかと思います。総蛋白が高い(9位)の場合にはFIPの可能性があります。

この検査結果だけですと血液の癌と確定することはできません。この場合まずトマツ検査して赤血球の再生像のチェックと同時にヘモプラズマの感染のチェックも一緒にす ること。再生像が無い場合には輸血して状態をよくしてから骨髄穿刺にて骨髄の状態をチェックすること(病理検査にだして病理の専門家にみてもらってください。)赤芽球勞など自己免疫疾患の場合にはステロイドの投与で症状が改善することがあります。貧血が重度ですので、輸血する必要がありますが、その前にしっかり血液トマツ標本を作製して、その獣医さんがトマツを評価できない場合には病理の先生に外注検査にて診断してもらうことをお勧めします。

費用についてはかかりつけの先生との相談になると思いますが、もし費用が高くて出せない場合にはヘモプラズマの除外をしっかりしてからステロイドの治療をお勧めします。ステロイド治療は高くないですので、できると思います。輸血は費用によっては急場をしのぐために1回位はしてあげてもよろしいのではないでしょうかと思います。無理ならばステロイド療法にかけてみるしかないと思います。

赤血球はまず骨髄で作られて、末梢の血液として流れていき、時間がたてば肝臓などで消費されて分解されます。

今回重度の貧血ということですが、可能性としては、骨髄で作られていない、出血などで消費されている、感染症や自己免疫疾患などが原因で作られる異常に壊されている、が考えられます。出血の有無は調べれば比較的すぐにわかると思います。

赤血球が壊される場合にはヘモプラズマによる感染、自己免疫疾患により自分で自分の赤血球を壊すなどが考えられます。ヘモプラズマへの感染は血液トマツでも分かりますし、採取した血液を検査機関に提出してDNA検査することでも分かります。

また血液が壊される場合にはそれに反応して骨髄で一生けんめい赤血球を作ろうとしますので、赤血球の再生像(若い赤血球が末梢血に出て来ている像)が見られます。

その像が見られない場合には、骨髄での血液の産生に異常がある可能性がございますので、骨髄穿刺をして骨髄の様子を調べます。その際に麻酔の必要がありますし、HCT5.7では麻酔のリスクが高いので輸血して状態をよくしてから処置をするわけです。

その結果診断が付く可能性が高いです。

治る病気かどうかはこのような一連の検査の過程で診断できることです。

治る病気であれば多少の治療費をかけても、という飼い主様のお気持ちはよく分かりますが、地道に考えられる可能性を1つ1つ消していく作業が必要なので、すぐにこれは治るとかこれは治らないと判断してあげられません。上手に系統立てて検査すれば難しくない作業ですので、上記の方法に従って検査されるようにお願い致します。

それ以外に輸血するかどうかも重要ですので早めに獣医さんとご相談して判断されるようにお願いします。輸血する前に血液サンプルの採取やトマツ標本の作製をしておいてください。

issafd3s, 獣医師
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経験: 北海道大学獣医学部卒業
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質問者: 返答済み 4 年 前.

ありがとうございました。


とても詳しく回答頂けて少し気持ちが落ち着きました。


今日は帰宅してから色々気になりだしてしまい、病院も午前のみ診療で問い合わせも出来ずにアタフタしていたので少し反省です。


家族にも もう一度相談し、明日にでも受診・相談してみます。


「難しい」と言われたからといっても諦めるのはまだ早い!ですよね!


評価はさせていただいたのですが どうしてもお礼が言いたくてもう一度投稿しました。


本当にありがとうございました。

専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

ご返事ありがとうございます。

ご返答が遅れまして申し訳ございませんでした。

たしかにまだ若い猫ちゃんですので、しっかり検査するなどして、治療できるものは治療していただければと思います。

貧血などは原因が一見しては分かりずらいのでどうしたらいいのか迷うところもございますが、原因が分かれば治療の可能性が出てくると思います。

費用の点などよく先生とご相談していただき、納得のゆく治療をしてあげてください。

ご大事にしてください。

(特に情報が必要ではございません。)

ユーザーの声:

 
 
 
  • 命が危ないから、すぐ病院に生きなさい、とご指導頂き、直ちに夜間診療に走り、尿道結石、並びに膀胱炎で、重篤な病状が見つかり、一命を取り止めました。本当に嬉しかったです。本日退院予定です。有難うございました。先生が、すぐ病院へ、とご指導して下さらなかったら、一日延ばしていたと思います。背中を押して下さった先生に大感謝です。 岐阜県大垣市 清水
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  • 緊急性があるな!!って思ったら仕事休んでも、夜の救急病院にでも行くと思いますが、あれ…!!何か様子がちょっと変か も…の状態が続き、仕事も忙しく、とにかく病院に 連れて行くのが大変!!!どうしようか迷いながら心配で仕事していても落ち着かない、もう一匹が病院に かかり2日間で五万、六万とお金がかかったばか り。そんな時ネットで調べていて、こ ちらにお世話になりました。救急では無く今の状態が飼い主の私自身が納得したかった。明け方でも夜中でも親切に対応して頂きそしていろんな症状も想定され納得しました。安心して仕事に出掛けれました。ありがとうございました。何かの時はまた利用させて頂きます。 東京都 藤田
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