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japavet, 獣医師
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満足したユーザー: 6510
経験:  動物病院勤務歴6年
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前回FIPの疑いがあって質問したものです。 血液検査の結果が上がってきました。FCoVにつては、結局、<100で、

解決済みの質問:

前回FIPの疑いがあって質問したものです。
血液検査の結果が上がってきました。FCoVにつては、結局、<100で、陰性でした。また、トキソプラズマなどについても、問題がありませんでしたが......
血中の胆汁酸の濃度が絶食後で、89と大変高く、PSSの疑いということでした。
早速PSSについて、色々と調べてみましたが、発育の悪さ、朝には元気一杯だが、午後の食後にとても長い昼寝をする、これまで、カリシウイルス感染のような症状(特に涎)が出、しばらく食欲がなくても、かえって食べないでいると、元気を取り戻す様子があった、薬物に対しの過敏性など、今となると、思い当たる節が沢山あります。
もっと早く気がついてあげていればよかったのに、とてもかわいそうなことをした、と反省しています。
クリニックの先生は、余計な負担を体にかけたくないので、とりあえず、エコーの専門家をク リニックに招いて、来週に検査をしたい、との事でしたので、承諾をしました。
色々しらべたところ、PSSのほか、HMDというのも、可能性があるようですが、PSSについてはある程度情報が得られるのですが、HMDについては、あまり詳しいことがわかりません。
できれば、HMDににいて、ご説明いただきたいのです。
また、食事がかなり重要になってくるようですので、その点についても、お教えいただければ、と思います。
多分、l/dなどが処方されると思いますが、ただいまのところ、お肉系をやめて、無添加のお魚のBIOの猫缶をすこしと、鳥の胸肉入りのおじや、BIOのヤギ乳ヨーグルトをほんの少し、等を食べさせています。猫用ミルク、枝豆、ビール酵母がとても好きなので、こちらも、ほんの少し、おやつに与えています。
食事をこのように変えてから、今のところ、涎などもなくなり、元気を回復し、よく遊ぶようになりました。また、便も、いやなにおいがなくなりました。
だらだらと長くなってしまいましたが、よろしくお願いをいたします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  japavet 返答済み 4 年 前.
こんばんわ。

ご質問ありがとうございます。

まずFIPではなくて良かったです。

HMDとは肝臓微小血管異形成症候群と言われるもので、症状や血液検査からはPSS(門脈シャント)との見分けはつきません。
門脈シャントが大きな血管のバイパス(肝臓を通らずに全身へ出てしまう血管)があるのに対して、HMDは目には見えない毛細血管レベルで異常が起こっているものになります。
ですので、病態が一緒のため、PSSもHMDも同じ症状、検査結果になります。
造影CTをすることでPSSがあるかどうかがわかるので、それがなければHMDということになります。

大きな違いはPSSは状況によっては手術が適応(すべてではないです)になりますが、HMDは食事と薬による内科療法が中心になります。
ですので、もし手術を望まれる場合は、造影CT検査をして、どちらなのかを調べる必要があります。

質問者: 返答済み 4 年 前.


お返事をどうもありがとうございました。


肝内シャント、肝外シャント、HMDの一般的な確率はどのようなものでしょうか?


また、それぞれの予後については如何でしょうか?


よろしくお願いをいたします。

専門家:  japavet 返答済み 4 年 前.
返信ありがとうございます。

発生率の細かなデータはでていないですが、発生率は0.1%〜0.5%と言われており、猫ちゃんでは肝外の方が肝内よりも多く、肝微小血管異形成症候群はまだ最近になってわかった病気ですので発生率ははっきりしていませんが、珍しいです。

予後はシャント率(どのくらいの割合の血液がシャント血管に流れているか)によります。
食事療法に反応がいい子では予後がよく、食事療法だけで維持できることが多いです。
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質問者: 返答済み 4 年 前.


せっかく早急なお返事をいただいたのに、返信が送れて申し訳ありません。


もう少し質問させてください。


1)PSSで手術適応、食事療法への反応が良い、という場合( うちの子は今回食事療法に良く反応していると思います=好奇心旺盛の子なのに、体力がついていかない感じでしたが、涎なども全くなくなり、反応がとてもよくなり、良く遊び、寝ている時間が格段に減りました)手術をするほうが良いのでしょうか?


手術には、常にある程度の危険が伴うので、術後死、後遺症の可能性、その後のQOLを考えた場合に手術をするか、それとも消極的な内科治療でいくか、の判断が難しいと思われます。


最終的な判断基準についてのお考えをいただきたいと思います。(もちろんご意見を参考にして、最終的には、私が自分で決断しなくてはならない問題だ、ということは、よく理解しています。)


2)手術ができない、または、しない、と判断した場合、病気の重症度にもよると思いますが、抗生物質などの投薬は必至ですか?食事療法のみ、では、コントロールは無理でしょうか?または、漢方などの使用はどうでしょうか?もともと解毒の力が足りない体によけいなものをなるべく入れたくない、という思いがあります。また、肝臓の疲弊に伴って、次第次第に症状が悪化するのでしょうから、切れるカードは、少しずつにしたい、という思いもあります。


以上、よろしくお願いいたします。( 緊急ではありませんので、至急を要する質問をされた方を優先して、手のあいた時にお返事いただければと思います。 )


 

専門家:  japavet 返答済み 4 年 前.
かしこまりました。

少しお待ちください。(返信の必要はありません)
専門家:  japavet 返答済み 4 年 前.
回答いたします。

確かに手術のデメリットはかなりあります。
・麻酔自体のリスク:肝機能が落ちているので、普通の子よりも麻酔のリスクは高いです。
・手術成功率:肝外性で9割、肝内性で7割の成功率と言われており、他の手術よりも低いです。術後に門脈高血圧で亡くなってしまうこともあります。
・手術が複数回になる可能性がある:一気に閉めてしまうと門脈高血圧になるリスクがある場合は、複数回に分けて血管をけっさつする必要があります。
・手術適応にならない例もある(肝不全が進んでいる、シャントが一本ではないなど)

手術のメリットに関しては
・完治が期待できる

ということになります。
ですので、実際にやってみないとわかりませんが、1歳未満の若いうちに見つかった子では、飼い主さんがそのあたりのリスクを理解したうえで、高額な費用を払うことができ(おそらく20万~50万くらいかかると思います)、できるだけ他の子と同じくらい長生きさせたいという考えであれば、手術をされる方がいいでしょう。
ただし、リスクがあるのであればできるだけ内科療法で維持をしたいという場合にはやはり内科療法をされることをお勧めします。


内科療法に関しては、重症度によって変わりますが、食事療法やラクツロース(腸内のアンモニア発生を抑える)などで治まる場合は抗生剤は必要ないことも多いです。
内科療法の場合は、とにかく体内で発生する毒素を減らして肝臓の機能が落ちていても大丈夫なようにすることが目的になりますので。
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質問者: 返答済み 4 年 前.


色々と詳しい解説をどうもありがとうございました。


検査などの結果を踏まえて今後の方針を決めるつもりですが、また、質問をさせていただくことになるかもしれません。


その際はまた、よろしくお願いをいたします。


手術の可能性を踏まえて、食事療法での体調コントロールに最善を尽くして少しでも良い体調になるようにして努力します。


どうもありがとうございました。

質問者: 返答済み 4 年 前.


たびたびすみません。


肝臓アミロイドーシスについても疑ったほうがよろしいのでしょうか?


よろしくお願いいたします。

専門家:  japavet 返答済み 4 年 前.
発生率、年齢、猫種を考えると、アミロイドーシスである可能性はかなり低いです。
万一アミロイドーシスで会った場合も内科的治療は基本的には同じになります。
PSSだった場合に手術を考える場合は、門脈造影をする際に肝臓の組織一部をとって来て検査することでPSS,HMD,アミロイドーシス等の鑑別ができます。
japavetをはじめその他名の猫カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 4 年 前.


何回もありがとうございました。


また、経過報告をいたします。

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