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issafd3s, 獣医師
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満足したユーザー: 2097
経験:  北海道大学獣医学部卒業
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11歳マンチカン雄(去勢済み)を飼っております。7月に慢性腎不全の診断を受けて余命わずかの宣告までされました。その後

解決済みの質問:

11歳マンチカン雄(去勢済み)を飼っております。7月に慢性腎不全の診断を受けて余命わずかの宣告までされました。その後2週間 の入院で静脈点滴を行い、退院後は私が輸液の皮下注射を行い、腎臓食を食べさせておりました。その後徐々に食欲が戻り、健康は改善、クレアチニン等の腎臓に関わる数値はすべて正常範囲に戻って安定して1か月以上となります。皮下注射(1日120mlを3日、2日休むのローテーション)と腎臓食は医師の指示により継続しておりますが、見た目は元気ですし、食欲旺盛、数値も正常になった今もまだ皮下注射を続ける必要があるのか。注射をやめたら悪化する可能性があるのか。つまり完治したわけではないのか。医療費も高額ですのでやめ時をどう考えればいいのか悩んでおります。ご回答をいただければ幸いです。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

こんにちは。宜しくお願い致します。

エクトルちゃんは慢性の腎不全と診断させたのですね。厳密に言えば腎不全とは病態であり、病名ではありません。

従って、腎臓がどんなふうに悪くなってその結果腎不全になってしまったか、によって治療法が多少かわることがございます。

でも、急性ではなく、慢性の腎不全と診断されたのであれば、残念ですが腎臓が完治することはございません。

腎臓は血液をろ過して老廃物を尿として捨てる臓器です。その中にはろ過装置が沢山あるのですが、歳をとるとそのろ過装置が少しづつ壊れていき、その結果腎臓の機能が徐々に低下していきます。一度失われたろ過装置は2度と取り戻すことはできません。

従って、慢性腎不全という病気は治す病気ではなく、これ以上悪化するこの防ぐようにコントロールしていく病気なのです。

ヒトであれば人工透析を週に一回通うとか、腎臓移植をするなどの選択肢がありますが、猫ちゃんでは残念ながらそのような治療はいまだ一般的にはさせていません。

ですので、そのかわりに、定期的に現在飼い主様がなされている皮下点滴をしてなるべく水分を補給してあげて猫ちゃん自身の腎臓を使って血液のろ過量を増やすことで体に老廃物が蓄積するのを抑えていくことになります。

ただし、慢性腎不全の猫ちゃんにどの位の頻度で皮下点滴をするのかは、その猫ちゃんの状態(食欲や吐き気、体重などが指標になります。)や血液検査でクレアチニンという数値をみながら、決めていきます。

一般的には状態の悪い時は静脈点滴、やや回復すれば皮下点滴を週3回とか、さらに状態が落ち着いて来れば週に一回の皮下点滴で維持できるようになります。

また、腎臓病を上手にコントロールしていくのに大変重要なのが食事です。腎臓病用の食事を食べることで、相当に状態が安定してきます。食事の種類はロイヤルカナンであれば、腎臓サポートスペシャルや腎臓サポート、ヒルズであればk/dがあります。

ぜひ、これらのお食事を引き続き食べさせてあげるようお勧めいたします。

 

まとめますと、皮下点滴をすると悪化する可能性はありますので、できれば定期的に血液検査をしつつ、なるべく皮下点滴の回数を徐々に減らすことは可能です。週一回位の皮下点滴であれば飼い主様も受け入れやすいのではないかと思います。

あとは食事を腎臓食で続けていただくことが重要です。

専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

すいません。最後の文章ですが、皮下点滴をやめると悪化する可能性があります、です。

訂正させてください。

issafd3sをはじめその他名の猫カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 4 年 前.

入れ違いで、訂正が届きました。


ありがとうございました!

質問者: 返答済み 4 年 前.

さきほど御礼を投稿したのですがここへ表示されないため改めてご連絡いたします。


丁寧なご回答をありがとうございました。


腎臓食はまさにご指示いただいたものをあげておりまして、改善したのは食事の効果もあったのかと安心しております。


皮下注射は週1回にもっていけるようにがんばりたいと思います。


現在受けている医師の治療が過剰なものではないとわかり安心いたしました。心より御礼申し上げます。

専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.


ご返事ありがとうございます。

さらに、飼い主様に余力がおありでしたら、ビタミンb群の補給をお勧めいたします。

ビタミンbは水溶性ビタミンなので点滴などして、尿量が増えれば、それだけ尿となってでてしまい、ビタミンb群が不足すると言われております。腎臓病の患者さんはビタミンが不足しがちになります。

そこで、慢性腎不全の猫ちゃんにはよくビタミンb群を飲み薬やばあいによっては点滴に混ぜて入れてあげることをお勧めさせていただいております。

具体的にはノイロビタンという飲み薬があります。

 

その他、整腸剤などで腸の調子を整えることで、腸管内にアンモニアなどの有毒物質が発生するのをなるべく抑えていき、そのような物質が血液に吸収される量が減れば、結果的に腎臓でろ過される老廃物の量自体を減りますので、より腎臓に対する負担が減るという考え方が現在主流になっております。

 

腎臓病は上手にコントロールできれば、この先何年も猫ちゃんと一緒に過すことができます。治療は大変ですが、頑張ってください。

 

 

質問者: 返答済み 4 年 前.


これまで10年間、苦楽?をともにした猫なので、大切にします。


ありがとうございました。

専門家:  issafd3s 返答済み 4 年 前.

ご返事ありがとうございます。

お大事にしてください。

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