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japavet, 獣医師
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満足したユーザー: 6510
経験:  動物病院勤務歴6年
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7歳になるオスのメインクーンの唇が全体的に腫れ、食事が食べにくくなり、水を飲むと水滴がぼたぼた落ちるので顔から足まで

解決済みの質問:

7歳になるオスのメインクーンの唇が全体的に腫れ、食事が食べにくくなり、水を飲むと水滴がぼたぼた落ちるので顔から足までベタベタになってしまいまし た、食事をほぼ食べれない状況となり、数件の病院に連れて行ったところ、ある病院で上皮増生と診断され、口の中の異物を切除する手術を行い、2週間入院しました。その後毎日薬を飲ませていましたが、3週間ほど経った今また同じ症状になってしまいました。現在も唇が腫れ、水を飲むとベタベタの状況です、まだご飯は食べられています。病院では薬を強くするなど調整してもらいましたが、症状が改善されません。上皮増生とは一体どういった病気でどのような対応をしてあげるのが良いのでしょうか?私は台湾在住のため、日本の先生にお話が聞きたいと思い、メールしました。よろしくお願いします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  japavet 返答済み 5 年 前.
こんばんわ。

ご質問ありがとうございます。

まず上皮増生というのは病気の名前というより症状に近いものです。
何かの病気があって上皮が増生していると思った方がいいでしょう。

口の中の異物を取ったということですが、その異物は病理検査をしましたか?
またお薬は今現在、どのようなお薬をどの程度の量でお使いになられていますか?

分かる範囲で結構ですので教えてください。
質問者: 返答済み 5 年 前.


こんばんは!早速ご回答いただきありがとうございました。


なるほど、そうですよね、いくらネットで検索してもそれらしい病名に行き当たらなかったわけですね。了解しました。


異物の病理検査はしているはずです、ただ病院が日曜日でお休みの為聞くことが出来ませんでした。明日確認してまたご連絡いたします。


また薬に関してもどのような内容のものか明日確認したいと思います。


薬はカプセルを一錠、朝晩2回服用させています。

専門家:  japavet 返答済み 5 年 前.
そうですね。
また確認できたら返信ください。
お待ちしています。
質問者: 返答済み 5 年 前.

了解いたしました。明日ご連絡いたします!

専門家:  japavet 返答済み 5 年 前.
はい、おまちしています。
質問者: 返答済み 5 年 前.

こんにちは!病院より病理検査の報告書が送られてきました。下記をご確認くださいませ。また現在服用しているお薬はK.B.T,Prednisolone,Lysozymeだそうです。よろしくお願いいたします。






























Size of Lesion(s)



2



´



1



´



1



cm



Color



pink



Tentative Clinical Diagnosis



Granuloma



Histopathological Findings:


Microscopically, the mass is located in the dermis non-circumscribed, non-encapsulated, and is arising from the epidermis. The tumor cells arrange in plaque-like lesions comprising islands and trabeculae surrounded by abundant fibrous stroma. The lesions are composed of orderly progression from polyhedral, nonkeratinized basal cells at the periphery to large, polygonal, keratinized cells at the centre. The cells are polygonal, containing abundant eosinophilic cytoplasm, and are of distinct cell borders with prominent desmosomal regions. The nuclei are round and centrally located with one to two prominent nucleoli. Besides, the bizarre, multilobular nuclei with smudgy chromatin can occasionally be found. Mitotic figures are sometimes observed, approximately 1-3/hpf. Lymphovascular invasion is noted. Occasionally, central accumulations of compact laminated keratin can be observed. Dermal and stromal invasion can also be found. The surgical margins are ill-defined.



Pathological Diagnosis:


Squamous cell carcinoma, with lymphovascular invasion, sublingual mass.



Comments:


Squamous cell carcinoma is the most common malignant neoplasm of the skin in cats. Cats with white facial or pinnal fur have the highest incidence of SCC. It is a locally destructive disease with late metastases to regional lymph nodes and to the lung in about 5% of cases. Early surgical excision is almost always curative. There is a high risk of local recurrence and regional invasion by tumors that are not promptly excised. In the present case, the surgical margin is ill-defined, and tumor cells can be found within the lumen of lymphatic vessel, of which metastasis is highly suspected. Thus, a poor prognosis should be anticipated.



References:



  1. Julie A Yager and Brian P Wilcock. Color atlas and text of surgical pathology of the dog and cat: dermatopathology and skin tumors, volume 1. Wolfe publishing.

  2. Thelma Lee GXXXXX, XXXXX J Ihrke, Emily J Walder and Verena K Affolter. Skin diseases of the dog and cat: clinical and histopathologica diagnosis, second edition. Blackwell publishing.

質問者: 返答済み 5 年 前.

医師に確認した所、どうやらチャイの異物は舌の根元あたりに出来ており、前回の手術ですべてを除去する事が出来なかったようです。この状態の場合、何か他に有効な手立てがないかお聞かせください。よろしくお願いいたします。

専門家:  japavet 返答済み 5 年 前.
少しお待ちください。
質問者: 返答済み 5 年 前.

了解いたしました。何卒よろしくお願いいたします。

専門家:  japavet 返答済み 5 年 前.
まず、診断名は残念ながら扁平上皮がんといわれる悪性腫瘍です。

2段目のPathological Diagnosisに診断名が書かれています。

「扁平上皮癌、リンパ管への浸潤あり、舌下の腫瘍」

です。そして1段目のHistopathological Findingsに少し詳しいことが書いてありますが、まとめると
「腫瘤を調べたところ、扁平上皮由来の腫瘍細胞が増殖しており、リンパ管への浸潤もあります。切り取った縁の部分(医学用語ではマージンといいます)ははっきりとしておらず、切り取りきれていない可能性があります。また表皮や間質への浸潤も見られます。」
ということです。

それからCommentsの部分に一般的な話とチャイちゃんの今後について書かれています。
「扁平上皮がんは猫ちゃんの一番一般的な腫瘍で、5%の子ではリンパ節や肺への転移が見られます。また、この腫瘍では局所再発や局所浸潤が多く、チャイちゃんの場合も、完全切除ができていない可能性が高いですし、リンパ管浸潤もあるため、転移や再発の可能性が高いです。それゆえ予後はよくないです」

以上が病理診断書の要約です。

状況としてはかなり厳しい状況です。
正直外科手術で再度というのは難しい(意味がない)ので、そうなると考えられる方法としては、どの程度台湾で出来るのかわかりませんが、
1.放射線治療
 完治はできませんが、扁平上皮がんで外科切除できない場合に一番有効だと言われています。ただ し、費用が高いのと毎回全身麻酔がいるというデメリットがあります。
日本でもやっているところは数えるほどしかないので、台湾で出来るかどうかわかりません。

2.免疫療法
 これは比較的新しい治療法ですし、それほど負担が強くなく、効果もある程度期待できます。血液を取ってその中のリンパ球を増やして再度体に戻すというものです。
これにより腫瘍を攻撃する細胞を増やして腫瘍を抑えます。
これも台湾で出来るかどうかはわかりませんので、かかりつけの先生に聞かれたほうがいいでしょう。

3.お薬
 抗がん剤は扁平上皮がんには効果があまり強くなく、副作用の方が出てしまうことが多いため、あまりお勧めできません。
 ピロキシカムといわれる抗炎症薬がある程度腫瘍の増殖を抑制すると言われているので、縮小効果というよりもそれ以上進めないようにするという意味でやってみる価値はあるかと思います。
 それから漢方に関してはどこまで信頼できるかわかりませんが、副作用も特別ないので、Dフラクションのようなものを与えてもいいと思います。


以上が考えられる治療法です。
正直治療はかなり難しくなる可能性が高いですが、もし1や2ができるのであればある程度効果は期待できますので、一度相談されたほうがいいと思います。

質問者: 返答済み 5 年 前.

お返事を頂きありがとうございました。非常に良く理解することが出来ました、本当にありがとうございます。チャイは癌にかかってしまっているのですね・・・・。


質問ですが、現在チャイの舌の部分に新しく腫瘍が出来てしまっている状況です、台湾のお医者様からはこれを切除することは難しく、もし切除することになると、顎部分をすべて切り取る必要があるので、今後食べることもできなくなるし生きながらえさせる為にそこまでする事がいいのかと聞かれています。私自身もそこまでの事をしたくないと思っているのですが、先生はこの判断をお聞きになりどうお考えになられますか?


先生が教えて下さった2番目の方法、免疫療法は現在かかっているお医者様では出来ないとの返事でしたので、明日台湾で一番大きな動物病院に行って可能性を聞いてみたいと思います。


また、3の方法で「Dフラクション」と書かれていますが、これはどういうものでしょうか?針治療ですか?お返事をいただけると助かります。よろしくお願いいたします。

専門家:  japavet 返答済み 5 年 前.
まず、顎の切除に関してですが、もしリンパ節に転移をしてしまっている場合(リンパ管浸 潤がある場合はかなりの確率でリンパ節に転移します)、それをしても今後リンパ節がはれてきて、調子を崩す可能性が高いです。
おそらく今の状況での顎の切除は痛みや感染のコントロール以外には特別大きな意味を持たない可能性が高いかと思います。

免疫療法については副作用が少ないということと、効果がある程度あるということからももやってみるかとは高いと思います。

Dフラクションというのはマイタケエキスからとられたβグルカンと言われる成分で、免疫増強によるこうしよう作用があると言われています。
アガリクスなどと同じようなサプリメントと思ってください。
どのサプリがいいとは言えませんし、腫瘍を縮めるほどの効果はありませんが、こちらも副作用はほとんどないですし、費用も高くないのでやって見てもいいと思います。

まずは台湾でできる治療法が何があるのか、そしてその治療について説明してもらい、とても難しい判断だとは思いますが、どの治療方法をするか飼い主さんが考えて決められるのがいいと思います。
正直なところ、完治を望める状態ではなさそうですので、できるだけ使用が大きくなるのを抑えて、いい状態を保つというのが目的になると思います。
そう言った意味でもあまり負担の強い治療法はかえって体力を奪って良くないこともあるので、僕もあまりオススメはできません。
質問者: 返答済み 5 年 前.

大変親身なお返事を頂き、本当にありがとうございます。そうですね、水曜日に病院に行き、2番目の方法が可能なのか相談してきたいと思います。Dフラクションの説明をして頂き、ありがとうございました。早速日本で購入しました。台湾で出来る限りの治療をしてあげたいと思います。ありがとうございました。

専門家:  japavet 返答済み 5 年 前.
はい、お大事にしてください。

また何かあればご相談ください。
専門家:  japavet 返答済み 5 年 前.
回答に満足いただけまいしたら評価の方をお願いします。
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質問者: 返答済み 5 年 前.

分かりやすい説明をありがとうございました!

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