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japavet, 獣医師
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満足したユーザー: 6510
経験:  動物病院勤務歴6年
60306695
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初めてお問い合わせいたします。 現在、推定19歳、腎不全・肥大性心筋症(心臓機能自体が衰えてむしろ心拍は低いです)

解決済みの質問:

初めてお問い合わせいたします。
現在、推定19歳、腎不全・肥大性心筋症(心臓機能自体が衰えてむしろ心拍は低いです)・甲状腺機能亢進症・歯なし・IDB疑、の猫を飼っております。
食事は、高齢猫用一般食+ネフガード、と、K/dパウチの汁だけ、という形で、このところ急激に「一回当たりの食事量」「一日あたりの食事回数」が減ってきました。
担当獣医師(所属病院自体の方針)は食事に関しては全面的に畜主委任であり、全く相談できません。

食欲廃絶がそろそろ近い状態なので、強制給餌の練習を始めていますが、拒否反応がひどく、前途 多難です。
かろうじてまだ、「自力で食べる」という意欲がある時があるのですが、
前述の「高齢猫用一般食」では十分なカロリーが摂れません。

この場合、「子猫用」のフードがとても効率よくカロリーが摂れ、形状も歯なしの猫には向いています。

ただ、こうした例をネット検索してもヒットせず、通院先の見解も得られないため、
「食欲廃絶を回避するために、老齢猫に、仔猫用食事を与えてもよいものか」「その場合のリスクはどのようなものがあるのか」が、気になっております。

何か、アドバイスを頂戴できれば幸いです。
宜しくお願いいたします。
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  japavet 返答済み 6 年 前.
十九歳の猫ちゃんでそれだけの病気を抱えているのはとても大変ですね、お答えさ せていただきます。

まず心臓病、腎臓病の子には子猫ちゃん用フードにたくさん入っているたんぱく質があまり良くないといわれております。
実際にk/dなどの腎臓病食には塩分、たんぱく質、リンといった成分が制限されており、これらの制限が腎不全の進行を遅らせる並びに高窒素血症を抑える働きがわかっています。
これは心臓病も同じです。

されにIBDは食事アレルギーが関与しているといわれているので、色々な種類の食事を与えるというのは下痢や吐き気の原因になる可能性があります。


以上より、食事の成分だけ見れば子猫用のご飯にするというのは良くはないです。



ただし、それ以上に、食欲がかなり落ちてきている場合に子猫用の食事やa/d、退院サポートのような高栄養食というのはメリットがあるのも事実です。
というのは腎不全の場合には脱水というものが非常に体にとっては悪影響を及ぼします。
脱水によって一気に高窒素血症が進み腎臓が一気に悪化するケースもあります。
食事からの水分摂取というのはバカに出来ない部分があり、食欲廃絶していると水を飲んでいても脱水してしまうことは多いです。
また腎不全、心不全の動物では脱水と栄養不良によって悪液質という体に老廃物が溜まってしまい、体液バランスが大幅に崩れることが起こりますので、これもかなり危険です。
食べないことで腸が動かず、食欲をさらに落とすということもあります。


以上、メリット、デメリットを書きました。
ぼくの意見からは、食べる量が不足している場合は子猫用あるいは疾病回復用などの高栄養で嗜好性が高く、食べやすいご飯というのもいいと思います。

あと、栄養バランスの面からはそういった嗜好性の高いご飯を、k/dなどに混ぜてあげるという方法もとります。
ぼくは文面からは、今の状態で療法食にこだわる必要はないと思います。
質問者: 返答済み 6 年 前.

先生、早速のご回答をありがとうございます。

 

さらに質問を重ねてしまって申し訳ありません。

 

実は、k/dはパウチの汁のみで、この移行に1年以上かかりました。

他の療法食はこれまですべてハンガーストライキや胸焼けを起こしてアウトでした。

 

また、k/dパウチは突然のリニューアルをしてしまい、新版では胸焼けを起こしてしまったため、この1か月で北海道から九州までの(当方は東京です)商社と動物病院をあたり、

かろうじて年末までの旧k/dを確保しました。

それと同時に他の療法食を試しましたが、疾患に適合する8種類すべてが全滅で、遂には食事自体に恐怖反応を引き起こし、これも食欲廃絶の引き金を引いてしまった部分も否めないと思って反省しております。

 

とはいえ、担当医からは今年の頭から「好きなものを」と言われていましたが、どうも承服できず、k/dを与え続け、余命宣告も「6月」「夏」とどんどん伸びていき、今は「年末」と言われていますが、早期にk/dパウチをあきらめずによかったと思っています。

 

その反面、k/dを中心とした食事で脱水を防げた夏以降、

おそらくk/dが原因であろうIBDの症状が出始め(毎日、緑の潜血軟便または下痢便からk/dの臭いがするようになり、このような診断がつきました)、

今は、メトロニタゾールと、マイトマックス、JIN(高濃度の乳酸菌)を用いて(後者2つは私の判断でネット購入しました)、

緑および潜血反応⧻の状態をしのいでおります(3か月、試験紙反応は続いていますが、チニックと止血剤を併用し、ヘマトは減少しておりません)。

 

療法食の大切さはとても実感しておりますが、実は

 

・IBD疑の元となっている可能性の高いk/dしか療法食を受け付けない

・k/dに他のものを混ぜると(乳酸菌だけでも)受け付けなくなり、再開までに数日を要するほどの神経質な部分がある

・かろうじてサプリメントなどで症状を抑えているものの旧k/d自体の在庫がない

・心臓の状態から、現在は隔日60ccの皮下注射が限界であり、これ以上の皮下注射や、血管を用いた栄養補給は一切できないと言われている

 

という状況です。

 

先生のご回答を拝読し、現段階では

・k/d単体での食事は、在庫がある限り継続する

・他の高カロリー療法食は強制給餌の時に用いる

・とにかく「経口で栄養を摂取する」ということに今は重点を置き、年齢制限を無視した一般食も与える

 

という方向でいきたいと思っておりますが、

 

仮に、食欲廃絶を回避し、食欲がある程度戻ってきた時期に(そこまで命がもったとして)、

「食べられる療法食k/dが底を尽きた」となってしまった場合(現実問題として年内に手持ちの在庫はなくなります)、

「食べる」という行為を大事にしたいと思っているため、

強制給餌(キドナなどの)と併用して、「一般食の、高カロリーで、好きなもの(年齢制限無視で)」ということも選択肢として有り得ますでしょうか…。

 

ここからは少し余談ですが、

現在の病院でも、似たような症例はあったようですが、どんどんと亡くなっていき、

拙宅の猫については、「ここまで色々病気を持っていて、発症から3年近く維持できている患畜はいない、イコール、前例がないので対症療法しかできない」という見解で、最近の診察項目や発言などから推測するに、かなり距離を置き始めています。

食事療法についても、先に述べましたが、「おまかせします」と明言されているため、相談することができません。

 

これが正しい!というものを求めているのではなく、

わたくしが自己流で考えた方法のどこかに、いたづらに命を短くしてしまうような、落とし穴や見落としがないか、再度、お問い合わせいたしました。

 

厄介な質問だと思います…。申し訳ありません。

ご教示を賜れれば幸いです。

なお、大変身勝手ではありますが、今夜はいったんこれでPCを閉じたいと思いますので、承諾確認などは、明日になることをお赦しください。

 

 

 

 

 

 

 

専門家:  japavet 返答済み 6 年 前.
もう三年にもなるのですか。
19歳の子で それほどの病気を患いながらも3年生きているということは確かに非常に珍しいです。

現段階で確かに何が正解ということは難しいですが、すこなくとも今までの食事はかなりうまくコントロールできた結果、ここまで長生きしているというのは間違いないと思います。

ですのでぼくも基本的には上に書かれたようなやり方でいいと思います。
ただし、こうやっていこうと思っていても実際にやってみるとなかなかうまくいかず食べてくれなかったり吐いてしまったりしてしまうので、基本的には反応を見ながらいい方法を探していくということに落ち着くのではないかと思います。

k/dというのはかなりの薄味になっておりますので、その汁でずっと生活してきた場合、高カロリーの食事はかなり強い可能性があります。
ですので最初はお湯などで薄めた状態からやるのがいいのではないでしょうか。

あとは、やはりk/dの旧バージョンが切れるなどしてしまった場合は、食べてくれるものであれば、上げてもらった方がいいです。
もちろん、k/dに準じた療法食であれば一番ですが、今まで無理だったということもありますし、食べてくれなければたとえ子供用のでもいいです。

話の印象からは、あまり濃い味のものをいきなり食べさせると胸やけを起こし、拒否反応を起こしやすいと思いますので、上にも書きましたが、最初は薄めてはじめてもらうのがいいのではないでしょうか。

できるだけ悪いイメージをそのフードにつけないというのも大事だと思います。


承諾に関しては大丈夫です。
他に質問があれば先にしていただいてもかまいません。


質問者: 返答済み 6 年 前.

先生、本当にしつこくてすみません。

 

2信目を拝読し、今日もまたさきほど、k/dを半?強制給餌してきました。

 

これで最後の質問にしたいと思っているのですが・・・

(先生の返信をいただき、これまでずっと孤軍奮闘に近い心細さを感じていましたが、なんだかふんばれそうな気がしてきました。本当にありがとうございます!)

 

いま、担当獣医師から言われていることは、

「体重減少(100g単位)を食い止めるように」ということです。

その理由は、担当医いわく、

心臓の薬の調整が大変になり、

体重減少により薬が効きすぎて心臓が止まってしまう、ということでした。

(聴診については私が自宅で毎日2回、5分ずつ行っています←このあたりは抵抗しない不思議猫です。S2の雑音を聴取してから3か月以上が経過し、3か月前のエコーでは、確かに心臓自体の動きが微弱になっておりました。厚さは8月時点で9mm弱です。し急変したとして、発見が速い場合、自宅から病院までは走って5分の距離です)

 

ここで、仔猫用の食事との兼ね合いが私の中でまた問題となってきました。

 

・食欲廃絶を避けるために仔猫用のフードを与えた場合の心臓リスク

・仔猫用フードのリスクを回避するために、従来の食事に近いものを与え続け、低カロリーゆえに体重減少してしまい、薬が効きすぎて心臓にダメージがくる

 

の二者が、シーソーのようになっております。

 

これもまた、どちらが正しい、ということはないのでしょうが、

なんとなく、前者を選択したほうが賢明なのかもしれない…という予感もしております。

 

「食事はお任せします」

「体重は落とさないようにしてください(減少は1か月で100gまでの制限)」

という二言だけの指導(二か月粘りましたが、結局これしか得られませんでした)の中で先生の貴重なアドバイスを頂戴し、

ついつい、縋るように、依存してしまっておりますが、

 

前述の後者、「体重減少により薬が効きすぎて心臓が止まる」といものは一気にくるものなのか、全く想像がつきません。

 

よって、じわじわ?と緩徐な進行を想像させる、前者を、選択したほうがよいのかと

シーソーが片側に傾きつつあります。

 

先生の症例などで、もし、「体重減少猫に薬の過剰投与で急変した」ケースがあるようでしたら、是々非々、教えていただきたく・・・・

 

できるだけ、「急激な苦しさ」を与えるのではなく、

「なんとなくゆっくりと眠るように」という終末を(誰しもそうだとは思いますが)望んでおります。

 

毎回、長文で申し訳ありません。

よろしければ、アドバイスを宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

専門家:  japavet 返答済み 6 年 前.
まずどんな薬にも適正量があり、それを超えれば何らかの副作用が出るリスクが増えてきます。
適正量を与えても副作用のリスクはありますのであくまでもリスクが増えるということです。

そして、心臓のお薬に関しては現在どんな薬を使われているのかわかりませんが、とくにジゴキシンやβ作動薬のような強心薬を使っていると、効きすぎると確かに危険です。
僕自身は状態があまり良くない子に強心薬を使ったことがない(使う必要性に迫られたことがない)ので、経験上はそういうことは ないのですが、可能性として考えられます。


確かに飼い主さんの言うとおり、どちらのリスクを取るかというところですが、やはり僕も圧倒的に前者を取るでしょう。
痩せてきた場合にはその薬の効きすぎというリスク以外にも最初にいった悪液質に進行する場合が多くそうなるとかなり厳しくなります。
特に腎不全がある場合に低カリウム症を起こしやすく、それが出てくると腸の全道も落ちますし、神経伝達にも関与していますので、心臓の動きも悪くなります。
やはり、痩せさせないというのは非常に大きいと思います。

頑張ってみてください。
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