JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
arinkoに今すぐ質問する
arinko
arinko, 獣医師
カテゴリ:
満足したユーザー: 186
経験:  コンパニオンアニマルの臨床医療を16年しています。
61199096
ここに 猫 に関する質問を入力してください。
arinkoがオンラインで質問受付中

こんにちは! 17歳の雄猫が 難治性口内炎という診断を受けて 困っております。 (経過) 春頃から口臭

質問者の質問

こんにちは!

17歳の雄猫が 難治性口内炎という診断を受けて 困っております。

(経過)
春頃から口臭がひどくなり 食事もほとんどとれず 水も飲めなくなり 動物病院受診。歯肉炎ということで、4月中旬全身麻酔で 歯石除去と悪い歯の抜歯をする。その後 一ヶ月くらいは 調子がよかったが、だんだん食べれなくなった。臼歯は 下のみ 前後左右合わせて 4本残っているので、特に 下右奥が痛む感じ。よだれ等は ありません。

難治性口内炎と診断される。5月末から ステロイド治療はじまる。最初は ブレドニゾロン一日に 体重1kgに対して、0,5m(通常の4分の1の量だと 説明を受けた)を 2日に1回服用。7月9日まで続ける。 調子が良いので 3日に1回となった。時々 ひどく痛がるようになった。8月7日から4日に1回に減らしていくことになった。しかし、少しずつ 痛みが増し てくる様子。フードは a/d缶とk/d缶を3対7で混ぜたものを 裏ごしして 水を足して柔らかくして、1日3回に分けて 指に塗って それを舐めさせるというやり方で あげている。1日 トータル210キロカロリーを とれるよう与えている。

お盆の頃 食べなくなり 病院につれていったら 抗生剤コンベニアを 脱水防止のための点滴と混注。その後は 痛みで食べれないので もとにもどして 2日に1回 ステロイドをあげている。けれど、やっぱり 痛いようだ。

(質問)
現在通院している病院では 効かなくなってきたら ステロイドの量を増やす。それでも ダメな時は 1日置きに インターフェロンをやる。インターフェロンは 1日おきに 継続しないと 効果がない。(ステロイドと併用)
痛がるので、痛み止めを お願いしたいというと 基本 猫に痛み止めは使えないと言われた。痛み止めは あるにはあるが、胃に穴があいたりする場合がある。まして、今 ステロイドを使ってるので 併用すると なおさら 危険。ステロイドの量を 増やすと 痛みはましになる。と言うことだった。

他の病院にも 電話でたずねてみた。すると、まず 痛み止めで 数日間 痛みをとめて フードが食べれるようにして そして フードの中に 抗生剤 消炎剤を入れて食べさせて 痛みをコントロールする。ステロイドは 使わない。

もう一件は 一ヶ月効果あるステロイドを注射して フードに抗生剤を入れて 痛みをコントロールする。


ステロイドは 免疫抑制?抗生物質は免疫力アップ?

どのような 治療がよいのかよくわかりません。

そして、今 通ってる病院でよいのかも?

痛み止めは ないのか? 使えないのか?

考えられる すべての治療方法が 知りたい!

どうか よろしくお願いいたします。
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: 
専門家:  arinko 返答済み 6 年 前.
こんにちは。

 ネコの口内炎は難治性の事が多く、世界中の獣医師が悩んでいる病気です。最新の情報でも、確実な治療法は確立されてないのが現状です。

 口内炎になってしまうネコの多くが免疫能力に異常が出ていることが多く、猫免疫不全ウイルスや猫白血病ウイルス、猫伝染性腹膜炎ウイルスなど感染、加齢に伴う免疫能力の低下などがあります。また、歯石などを引き金に難治性になりやすくなることがあります。
 他に腎臓や肝臓に障害がある場合でも口内炎が出来ることがあります。

 はっきり言うとステロイドと抗生剤は免疫力アップしません。
 口内炎にステロイドを使用する理由は、消炎効果と鎮痛効果を期待するためです。免疫に対しては抑制に働きます。
 抗生剤は、細菌に対して抑制または殺菌するので、免疫には関係ありません。

 ステロイドと非ステロイド鎮痛消炎剤は一長一短です。
 ステロイドは効果の発現が比較的早く、多幸感作用もあるため比較的早く楽になります。副作用で一番気になるのが免疫抑制ですが、プレドニゾロンとして0.5mg/kgを隔日投与ならほとんど影響は無いと思います。この量は生理的に体内で分泌されるステロイドとほぼ同じになるからです。また、ステロイドによる消化管障害は非ステロイド薬ほどではありません。
 非ステロイド鎮痛消炎剤は免疫に影響を与えないのが利点ですが、多幸感作用はありません。ネコは比較的非ステロイド鎮痛消炎剤の副作用が生じやすく、最近はかなり安全なものが出来始めましたが、まだ消化管障害がステロイドより発症しやすいようで、また、長期投与をすると腎障害が発症しやすくなります。
 ステロイドと非ステロイド鎮痛消炎剤の併用は胃や腸の粘膜をいため潰瘍が起こり最悪穿孔し腹膜炎になります。
 病院によって違うのは、それぞれの先生でその治療法を熟知しているからだと思われます。
 小生の場合は年齢や口内炎の進行度などで変えます。
 この子のように高齢ですと腎臓に負担をかけたくないのでステロイドを使用することがあります。尿検査・血液検査で内蔵に問題が無ければ非ステロイド鎮痛消炎剤を選択します。

 インターフェロンは免疫を整え感染症に抵抗力を高める効果があります。即効性はありませんが併用する価値はあります。最近ではインターフェロンを経口投与しても効果があるという報告があります。

 かなり積極的な治療法で、歯を全て抜いてしまう方法があります。歯に雑菌や食べカスが付着しやすいので、それをすることによって口内炎が緩和する事がよくあります。

 その子の今の口の中の状況が良くわからないのではっきりしたことは言えませんが。「よく、ステロイドの0.5mg/kgを隔日投与でコントロールできているなぁ」という感じです。なかなかステロイドをこの量ではコントロールできることは少ないです。また、ステロイドから非ステロイド鎮痛消炎剤に切り替えるとき副症状が出やすくなるので、しばらく休薬する必要があります。
 
 ネコの口内炎の治療はほとんどが対症療法に過ぎません。健康診断も兼ねて尿検査や血液検査をお薦めします。もしかしたら原因がわかるかもしれませんし、この子にとって安全な治療の選択のキッカケを教えてくれるかもしれません。
arinkoをはじめその他名の猫カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 6 年 前.

こんにちは!

 

17歳雄猫 難治性口内炎の件に対して ご相談にのっていただき ありがとうございます。

 

もうひとつ 教えていただきたいのですが・・・

 

一般的に 難治性口内炎治療において ステロイドって 体重1kgあたり どのくらいの量を どのようなかたち(隔日とか3日に1回とか・・・)で服用するのですか? 

 

また、最高 使える量って どのくらいなんですか?

 

先々 ステロイドがきかなくなったら その後は どうなるんでしょうか?

 

今 痛みがあるので ステロイドの量を もう少し 増やしてもらおうか 思案中です。

 

よろしくお願いします。

専門家:  arinko 返答済み 6 年 前.
こんにちは。

 ステロイドの厳密な上限使用量は決まっていません。
 ホルモン剤なので、あまり増やしたくないのですが、一般的に消炎目的でしたら0.5~1.0mg/kgを一日一回位です。免疫抑制目的では1.0~2.0mg/kg一日一回から二回の投与です。
安全な量は0.5mg/kg一日おき以下の投与でほとんど副作用は出ないと言われています。
 
 量を増やしてから、症状が落ち着いて減量するときは徐々に減らしてください。急に減らすと副腎皮質機能低下症のような症状を起こすことがあります。

 増量する前にかかりつけに必ず相談してください。
質問者: 返答済み 6 年 前.

 ほんとに ありがとうございました。

 

 色々な心配事が ゼロにはなりませんが、

 かなり 減りました。

 

 わかりやすく説明していただき ありがとうございました。

 

 

専門家:  arinko 返答済み 6 年 前.
この子にとって、苦痛のない生活が長く続く事を祈っております。

猫 についての関連する質問